皇海山

2025年07月19日(土) [日帰り]

• GPS: 13:09
• 距離: 26.2km
• 登り: 2,102m
• 下り: 2,101m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:46
• 休憩: 1:22
• 合計: 13:08

距離 26.2km 登り 2,102m 下り 2,101m

4:04 銀山平
4:41 笹美木橋
4:56 一の鳥居
5:01 5:02 庚申七滝
5:50 猿田彦神社跡
5:58 6:10 庚申山荘
6:35 6:40 大胎内(分岐)
7:08 7:13 庚申山
7:16 7:17 庚申山展望台
7:25 御岳山
7:46 駒掛山
7:52 渓雲岳
8:12 8:24 薬師岳
8:29 8:30 白山
9:11 9:16 鋸山
9:45 9:51 不動沢のコル
10:31 10:44 皇海山
11:14 11:15 不動沢のコル
11:45 11:55 鋸山
12:34 女山
12:41 12:50 六林班峠
14:58 天下の見晴分岐
15:19 庚申山荘
15:26 猿田彦神社跡
16:17 16:18 庚申七滝
16:35 笹美木橋
17:12 銀山平
17:12 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

銀山平登山者駐車場を使用（駐車台数25台程度）。
一段上の広場も駐車場として利用可能という情報もあったが、駐車数ゼロ。

コース状況／危険箇所等

全行程約26km
�［啼司卞嗣�3.5km(往復7km)
　緩やかな勾配あるが歩きやすい
　舗装区間は全体の1割程度で残りは砂利道
��一の鳥居から庚辛山荘片道約2.5km(往復約5km)
　一の鳥居からしばらくは沢沿い
　鏡岩からは歩きやすいハイキングコース
�９�辛山荘〜鋸山〜皇海山約5km
　岩場、トラバース、鎖・ロープ・梯子多数あり
　庚辛山まではルートに迷う箇所数ヶ所あり
　全般的によく整備されているが危険箇所もあり
　鋸山から皇海山は200m下って300m上がる
�す蝶せ魁禅�山〜六林班峠から庚辛山荘約9km
　鋸山から女山まで笹に覆われた登山道
　　笹が背丈程あり獣道も交差していてルートロス注意
　　ちょうど刈払い直後だったが笹の茎が滑る
　六林班峠から庚辛山荘までずっと斜面のトラバース
　　とにかく単調で距離が長い
　　沢の渡渉が10箇所程度あり癒される

その他周辺情報

【前泊】
パークイン桐生
　素泊り4,950円
【日帰り入浴施設】
駅の天然温泉 水沼の湯
　休日1,400円　平日1,200円
　別途入湯税150円

写真

7/19 4:56

一の鳥居まで林道を約1時間。
ここからいよいよ登山道。

7/19 5:16

沢沿いは半袖では寒いくらい。

7/19 5:16

大木の中、ふかふかの登山道。

7/19 5:24

鏡岩には封建的な言い伝えが。
shiba-kさん、登山中ずっと気になってました。

7/19 5:33

夫婦蛙岩。
写真はありませんが、後ろから見ると分かります。

7/19 5:41

ここを過ぎると神域なのかな。

7/19 5:58

庚申山荘。
テラスが朽ちているため利用不可。
手前右側にバイオトイレ、水場(沢水)あり。

7/19 6:20

いよいよ庚申山への上り。
大きな岩の下を何回も潜ります。

7/19 6:21

頭の上からポタポタと湧水が。

7/19 6:22

トラバース箇所は慎重に。

7/19 6:54

尾根まで上がると遠くに富士山。

7/19 7:09

そして庚申山到着。

7/19 7:14

今日の目的地、皇海山の姿が。

7/19 7:14

その右手には日光白根山。

7/19 7:15

皇海山の最後の上りがキツそうです。

7/19 8:13

薬師岳到着。
庚申山から鋸山まで11のピークを越すのだとか。
すべて信仰に繋がるピーク名が付いていました。

7/19 8:30

白山からの皇海山。

7/19 8:30

その前に立ちはだかる鋸山。

7/19 8:37

こうした鎖場をいくつか下ったり上ったり。

7/19 8:38

鋸山の手前にはこのような岩場も。

7/19 8:38

でも適度に楽しい鎖場に、ecoさん嬉しそう。

7/19 8:41

クライミング魂が呼び戻されているshiba-kさん。

7/19 8:47

鋸山手前のトラバース。

7/19 8:52

コース整備は行き届いていますが、可能な限りトラロープ、鎖は頼らず上ります。

7/19 9:05

こんな感じ。

7/19 9:11

そんなお楽しみゾーンを経て鋸山到着。

7/19 9:11

辿ってきた尾根を俯瞰。
真ん中の少し尖ったピークが庚申山。

7/19 9:17

ラスボス皇海山へ意気揚々Let's go!
でも200m下って300m上るのですが。

7/19 10:04

皇海山山頂付近の森はシラビソかな？

7/19 10:26

そんなことを思いつつ、とうとう皇海山到着！

7/19 10:27

ご満悦のecoさん。
上り6時間半は予定通り。

7/19 11:53

皇海山から鋸山に戻って、ここから六林班峠へ。

7/19 11:55

笹原の中を進みます。
これが結構キツイとはこの時は知らず。

7/19 12:38

幸いに笹の刈払い作業に入ってくださっていた方々のおかげで、大方きれいになっていましたが、笹は人の背丈ほどの高さです。

7/19 13:12

六林班峠からはずっと斜面のトラバースが約6km。
途中いくつもの小さい沢を渡渉して癒されましたが、それにしても・・・。

7/19 16:29

単調な下山道で写真を撮る余裕も無くなりましたが、林道まで辿り着き、往路は写真を撮らなかった動物の死骸。

7/19 17:09

長い一日となりましたが、満足感いっぱいの皇海山でした。
お疲れ様でした。

撮影機器：

iPhone 12 mini Apple

iPhone 16 Apple

装備

備考

水2.0L、スポーツドリンク0.5L×2、麦茶0.5L×2持参
うち水分2.0L、スポーツドリンク･麦茶各0.5L使用

感想

shiba-k

いやぁ長かったです！前半の、庚申山荘から鋸山のアップダウンを繰り返す鎖場の連続、鋸山から100m急降下ののちの300m急登で、随分可愛がられましたが、真の試練は六林班峠ルートの下山道でした。もうかなり進んだかと思ってルート図を確認したらまだ1/3程度しか来ていなかったことを確認したときの絶望感ににた気持ち。行っても行ってもなかなかゴールが近くならず感じた、謎の焦り。長めの休憩をとってモチベーションを立て直しましたが、心を追い込むながーい道のりでした。ecoさんのおかげでこの難ルートを制することができました！ありがとうございました！

eco

先々週黒戸尾根をある程度の時間で日帰りできたので、百名山のうち最難関と言われる皇海山を計画。
三連休ということもあって、会の皆さんもそれぞれ計画していたのでソロで行こうと思っていましたが、会の中でも脚力があるshiba-kさんと一緒に行くことに。ロングをソロは辛いと思っていたのでラッキーでした。

皇海山が百名山最難関である理由は、途中に山小屋が無く、日帰りしかできないためですが、山頂まで6.5時間の上りは、時間の割には疲れも無く、むしろ楽しさのほうが勝る良いコースでした。感覚としてには「結構楽じゃん」という感じでした。
一方鋸山から六林班峠を経ての庚辛山荘までの下山道は、単調過ぎる登山道であることに加え、下りのコースも上りコースと同じくらいの距離だと思っていたため（実際は4km程長く、上りの約2倍近くあった）、「まだ着かないの」という感覚が強く、精神的に疲れました。そんなことから、脚は問題無かったものの、集中力が切れてしまい、下山時に2回も転んでしまう大失態を侵してしまいました。1回は木の根に足を乗せて滑ったもの、もう1回は休憩直後の平坦な道のものでした。

そんな感じで色々ありましたが、百名山を目指す身としては最難関の一つをクリアでき、とても満足な山行でした。ご同行して頂いたshiba-kさん、ありがとうございました。