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Yamareco

記録ID: 9041406
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

岩殿山

2025年12月07日(日) [日帰り]
 - 拍手
whale2 その他24人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:05
距離
8.6km
登り
610m
下り
622m
歩くペース
標準
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:58
休憩
1:06
合計
6:04
距離 8.6km 登り 610m 下り 622m
8:58
19
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13
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3
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ゴール地点
大月駅のすぐ後ろにドーンと構える岩殿山。見るからに岩の塊のような山ですが、この山がかつては難攻不落の山城であり、悲しい伝説も残されている山でもあるということを意識しながら歩いてみましたが、なかなか感銘深い山でありました。
スタートした大月駅の標高が360m。岩殿山の標高が634mということで標高差はたかだか270m程度。舐めていました。難攻不落の山城と言われる所以を思い知らされました。気楽なハイキング感覚で上り始めた途端、タイトかつ急こう配な登山道と両サイドが切れ落ちた痩せ尾根。
そして距離は無いが垂直に近い岩場の鎖。などなど変化にとんだ山行となりました。またこの時期は、狭い急な登山道に堆積した落ち葉と、その下にある小砂利がやたら滑りまくる。お陰様で2回も大転倒。あわや急斜面を転がり落ちる寸前。仲間内に支えられて事無きを得ましたが、トレッキングパンツは膝のかぎ裂き。脛は盛大に擦過傷。注意して歩いて居る心算でしたが、枯葉の下に隠されたトラップにしてやられました。
それでも、変化に富んだ山行となりました。今回の教訓は、「たかが低山。されど低山。ゆめゆめ侮ることなかれ。」
まだ登られたことのない方は、ぜひ一度訪れてみるのもよろしいかも。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
京王線新宿駅3番ホーム7:00集合 7:09発特急高尾山口行きに乗車。
高尾駅にてJR中央本線甲府行きに乗り換え大月駅にて下車。
コース状況/
危険箇所等
全般的に登山道が細めなためすれ違い等に注意が必要。秋から冬にかけては、ザレた登山道の上に大量の落ち葉が堆積し、小砂利と枯葉の相乗効果で大変滑りやすい。ことに岩殿山山頂を越えて稚児落とし経由で大月駅方面を目指すと下りが急こう配のためさらに滑りやすくなっており、自分を含めて転倒者が数人出た。
その他周辺情報 大月駅近くの吉田うどんが食べられる「吉田屋」がおすすめ。
大月駅前朝8:53分。日が当たってきましたがまだまだ寒い。
2025年12月07日 08:53撮影
12/7 8:53
大月駅前朝8:53分。日が当たってきましたがまだまだ寒い。
防寒着を脱ごうかどうしようか思案中。各自体をほぐしていよいよスタート。
2025年12月07日 08:53撮影
12/7 8:53
防寒着を脱ごうかどうしようか思案中。各自体をほぐしていよいよスタート。
大月駅前のタクシーを利用して登山口まで行かれる方も結構見かけました。
2025年12月07日 08:54撮影
12/7 8:54
大月駅前のタクシーを利用して登山口まで行かれる方も結構見かけました。
私たちは数キロ先の畑倉登山口を目指して朝の陽射しを浴びながら歩きます。まだまだ体が温まってきません。
2025年12月07日 09:00撮影
12/7 9:00
私たちは数キロ先の畑倉登山口を目指して朝の陽射しを浴びながら歩きます。まだまだ体が温まってきません。
坂を上り始めて振り返ると、民家の屋根の向こうに雪をかぶった富士の頂が目に飛び込んできます。
2025年12月07日 09:09撮影
12/7 9:09
坂を上り始めて振り返ると、民家の屋根の向こうに雪をかぶった富士の頂が目に飛び込んできます。
畑倉登山口。いよいよ上り始めます。
2025年12月07日 09:40撮影
12/7 9:40
畑倉登山口。いよいよ上り始めます。
鬼の岩屋の道標が・・・・
2025年12月07日 09:41撮影
12/7 9:41
鬼の岩屋の道標が・・・・
25人の隊列が一路岩殿山山頂を目指します。
2025年12月07日 09:42撮影
12/7 9:42
25人の隊列が一路岩殿山山頂を目指します。
上り始めてものの数分で「鬼の岩屋」に到着です。
2025年12月07日 09:44撮影
12/7 9:44
上り始めてものの数分で「鬼の岩屋」に到着です。
岩盤に穿たれた洞窟。なかなか豪快です。
2025年12月07日 09:46撮影
12/7 9:46
岩盤に穿たれた洞窟。なかなか豪快です。
自然の力を感じます。
2025年12月07日 09:47撮影
12/7 9:47
自然の力を感じます。
隊列を組んで尾根を登ります。朝日を浴びてなんとなく絵になります。
2025年12月07日 09:47撮影
12/7 9:47
隊列を組んで尾根を登ります。朝日を浴びてなんとなく絵になります。
登山道は、秋色を通り越して冬の装いに変わりつつあります。
2025年12月07日 09:49撮影
12/7 9:49
登山道は、秋色を通り越して冬の装いに変わりつつあります。
ひと汗かいて岩殿山山頂に到着。初冬の富士山が出迎えてくれます。いつもは中央高速道を走る車や中央本線の列車の車窓から眺めていた岩殿山の山頂に立ち、下界を走る列車や車を眺めます。
2025年12月07日 10:26撮影
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12/7 10:26
ひと汗かいて岩殿山山頂に到着。初冬の富士山が出迎えてくれます。いつもは中央高速道を走る車や中央本線の列車の車窓から眺めていた岩殿山の山頂に立ち、下界を走る列車や車を眺めます。
さすが秀麗富嶽十二景岩殿山。富士山の眺めは絶品です。
2025年12月07日 10:28撮影
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12/7 10:28
さすが秀麗富嶽十二景岩殿山。富士山の眺めは絶品です。
634m。スカイツリーと肩を並べます。
2025年12月07日 10:29撮影
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12/7 10:29
634m。スカイツリーと肩を並べます。
さて、一服した後、稚児落としを目指して出発です。
2025年12月07日 10:40撮影
12/7 10:40
さて、一服した後、稚児落としを目指して出発です。
進む前方に富士山を望みながら。風もなく麗らかな山行日和です。
2025年12月07日 10:40撮影
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12/7 10:40
進む前方に富士山を望みながら。風もなく麗らかな山行日和です。
この山全体が城跡と言っても良いのでしょう。よくもこのような急峻な山に城を築いたものだと感心します。
2025年12月07日 10:43撮影
12/7 10:43
この山全体が城跡と言っても良いのでしょう。よくもこのような急峻な山に城を築いたものだと感心します。
馬場跡。こんな山のテッペンで馬の練習や兵隊の訓練をしていたとは恐れ入ります。
2025年12月07日 10:44撮影
12/7 10:44
馬場跡。こんな山のテッペンで馬の練習や兵隊の訓練をしていたとは恐れ入ります。
2025年12月07日 10:45撮影
12/7 10:45
ここに城を構えて城下を見下ろし、先に目をやれば富士の雄姿が飛び込んでくる。戦国の世が忍ばれます。
2025年12月07日 10:46撮影
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12/7 10:46
ここに城を構えて城下を見下ろし、先に目をやれば富士の雄姿が飛び込んでくる。戦国の世が忍ばれます。
この標識。「この先⇒」 笑える!
2025年12月07日 10:46撮影
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この標識。「この先⇒」 笑える!
この大岩がこの山の一部。要は、山全体が岩の塊ということでしょうか。よくもこんな所に城を築いたものです。
2025年12月07日 10:49撮影
12/7 10:49
この大岩がこの山の一部。要は、山全体が岩の塊ということでしょうか。よくもこんな所に城を築いたものです。
城跡を示す標識があちこちに設置されている。この標識がなければ、単なる山道。どう見ても城跡とは思えない。
2025年12月07日 10:49撮影
12/7 10:49
城跡を示す標識があちこちに設置されている。この標識がなければ、単なる山道。どう見ても城跡とは思えない。
自然の石垣に守られた山城。
2025年12月07日 10:53撮影
12/7 10:53
自然の石垣に守られた山城。
さてさて落ち葉と、その下に隠された小砂利の道を下ります。ズル、ズルと滑ります。一歩誤れば急な斜面を転がり落ちます。
2025年12月07日 10:56撮影
12/7 10:56
さてさて落ち葉と、その下に隠された小砂利の道を下ります。ズル、ズルと滑ります。一歩誤れば急な斜面を転がり落ちます。
慎重に小股で進む。それでも勢いがついてしまい、ブレーキをかけるのが一苦労。
2025年12月07日 10:57撮影
12/7 10:57
慎重に小股で進む。それでも勢いがついてしまい、ブレーキをかけるのが一苦労。
2025年12月07日 11:08撮影
12/7 11:08
この道の両サイドは急斜面。どちらに転がっても大事です。
2025年12月07日 11:21撮影
12/7 11:21
この道の両サイドは急斜面。どちらに転がっても大事です。
このコース最大の渋滞ポイント。急な岩場の鎖場。2段続きます。
2025年12月07日 11:34撮影
12/7 11:34
このコース最大の渋滞ポイント。急な岩場の鎖場。2段続きます。
一人ずつ上っては下に「どーそ!」と声を掛けます。
2025年12月07日 11:35撮影
12/7 11:35
一人ずつ上っては下に「どーそ!」と声を掛けます。
この鎖場は、垂直に近い岩の割れ目を攀じ登ります。なかなかスリリングです。
2025年12月07日 11:39撮影
12/7 11:39
この鎖場は、垂直に近い岩の割れ目を攀じ登ります。なかなかスリリングです。
2025年12月07日 11:39撮影
12/7 11:39
大月の町が眼前に。町のすぐ裏にこんなに険しい山があるなんて、なんとなく不思議です。
2025年12月07日 11:46撮影
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大月の町が眼前に。町のすぐ裏にこんなに険しい山があるなんて、なんとなく不思議です。
この辺りからの富士山の眺めが見納めでしょうか。
2025年12月07日 11:47撮影
12/7 11:47
この辺りからの富士山の眺めが見納めでしょうか。
天神山の手前の鎖場ですが、崩落のため通行止め。迂回路がありますが、この迂回路が結構キツイ。この鎖場が早く復旧してくれることを願います。
2025年12月07日 11:49撮影
12/7 11:49
天神山の手前の鎖場ですが、崩落のため通行止め。迂回路がありますが、この迂回路が結構キツイ。この鎖場が早く復旧してくれることを願います。
この下りも写真ではあまり分かりませんが、かなりキツイ下りです。
2025年12月07日 12:04撮影
12/7 12:04
この下りも写真ではあまり分かりませんが、かなりキツイ下りです。
さて、天神山山頂ももう僅か。結構おなかが空いてきました。
2025年12月07日 12:13撮影
12/7 12:13
さて、天神山山頂ももう僅か。結構おなかが空いてきました。
葉が落ちた尾根の景色がまた格別です。
2025年12月07日 12:15撮影
12/7 12:15
葉が落ちた尾根の景色がまた格別です。
天神山山頂。トラロープで括りつけられている標識がちょっとチープで、哀愁を覚えます。
2025年12月07日 12:23撮影
12/7 12:23
天神山山頂。トラロープで括りつけられている標識がちょっとチープで、哀愁を覚えます。
稚児落とし。なかなかのものです。ここから落とされた稚児が生きていて、先々立派に成人したという逸話があるそうで。チョイト信じ難いですが。
2025年12月07日 13:10撮影
12/7 13:10
稚児落とし。なかなかのものです。ここから落とされた稚児が生きていて、先々立派に成人したという逸話があるそうで。チョイト信じ難いですが。
こんな場所が町のすぐ裏にあるというのが驚きです。
2025年12月07日 13:10撮影
12/7 13:10
こんな場所が町のすぐ裏にあるというのが驚きです。
2025年12月07日 13:10撮影
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さていよいよ下山です。この下記の道が結構曲者。
2025年12月07日 13:17撮影
12/7 13:17
さていよいよ下山です。この下記の道が結構曲者。
先に登ってきた岩殿山がそそり立っています。
2025年12月07日 13:20撮影
12/7 13:20
先に登ってきた岩殿山がそそり立っています。
岸壁の上を稚児落としに向かって歩く登山者が。目を凝らしてみないと分からないくらいです。この岸壁のスケールが分かるというものです。
2025年12月07日 13:20撮影
12/7 13:20
岸壁の上を稚児落としに向かって歩く登山者が。目を凝らしてみないと分からないくらいです。この岸壁のスケールが分かるというものです。
大月駅に戻ってきました。歩いて来た山が駅の後ろにデンと鎮座ましましております。予想以上にハラハラする場面も何か所かあり、とても楽しい山行でした。
2025年12月07日 14:41撮影
12/7 14:41
大月駅に戻ってきました。歩いて来た山が駅の後ろにデンと鎮座ましましております。予想以上にハラハラする場面も何か所かあり、とても楽しい山行でした。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ ココヘリ発信機 クマ鈴 クマ撃退スプレー
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