【デブ登山58】竜ヶ岳～世界遺産のアイツを見に～

2025年12月13日(土) [日帰り]

• GPS: 05:53
• 距離: 10.3km
• 登り: 629m
• 下り: 638m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:13
• 休憩: 0:44
• 合計: 5:57

距離 10.3km 登り 629m 下り 638m

8:03 本栖湖観光案内所バス停
8:06 8:07 本栖湖バス停
8:16 本栖湖キャンプ場駐車場
8:21 本栖湖キャンプ場
8:34 8:43 石仏コース登山口
9:52 9:58 石仏・見晴らし台
10:42 湖畔登山口・石仏分岐点
10:54 11:12 竜ヶ岳
11:26 湖畔登山口・石仏分岐点
12:10 12:15 石仏・見晴らし台
13:21 13:25 石仏コース登山口
13:37 本栖湖キャンプ場
13:41 本栖湖キャンプ場駐車場
13:55 13:56 本栖湖バス停
14:00 ゴール地点

天候

下界は晴れ
天上はくもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

公共交通機関で行くと、登山開始はどうあがいても10時
日没が早いこの季節は危ないということで久々に車使用
そもそも毎月仕事で1000キロ運転する人だから運転は慣れているが、登山で疲労したあとの運転は純粋に辛かった。

コース状況／危険箇所等

県営本栖湖駐車場～登山口：舗装路。ちなみに駐車場からは基本的に下っていく道。つまり帰りは疲れた足で舗装路を登り返すということである。キャンプ場の登山者用駐車場は閉鎖されているが、道中に2つほど駐車場があるのと、登山口を過ぎたところにも小さな駐車場がある。間違えても一番遠い観光案内所向かいの駐車場に駐めないように（私は駐めて苦労しました。）。

登山口～ベンチ：最初から九十九折で急登を登る。長くてきつい。階段もあるが、ところどころ壊れたり段差が大きくなったりする。

ベンチ～石仏：一旦大きく下ってから（ここ重要）、笹の中をほぼ直登で登る。斜度もしんどいが、この季節は霜が溶けてぐちゃぐちゃになるので歩き難いことこの上ない。

石仏～頂上：九十九折で頂上を目指す。標高を距離歩いて稼ぐタイプなので、斜度はそれほどではないが長い。とにかく長い。足元は前述の霜のせいであまり良くない。
湖畔ルートと合流すれば、一応なだらかな直登になる。

その他周辺情報

🚻
各駐車場そばに一つずつある。
一回50円の協力金方式。
水洗できれい。

♨
登山で疲労している状態でお風呂に入ったら確実に眠くなります。だから、車の今日はなし。

🍡
https://www.qurulu.website/
谷村PAで売っていたクルルというロールケーキのお店。
富士の湧き水を使って作ったというロールケーキは少し甘めだけど。スポンジもクリームも美味しい。
グーグル口コミは脅威の4.4。

🍚
https://www.kosaku.co.jp/tenpo-kawagutikoten.html
いつも電車で行けなくて悔しい思いをしていたほうとうの名店小作河口湖店。
大盛りはないが、通常が特盛りだよ。具沢山過ぎて、登山後の空腹でもちょっと多いよ。
一番高い豚肉ほうとう1800円を。なお、一番主張しているのはかぼちゃである。
かぼちゃほうとうだともうかぼちゃほうとうになるくらい、かぼちゃしています。

写真

12/13 6:20

公共交通機関だと登山開始が遅くなりすぎるので、今日は車です。

12/13 7:40

駐車場は広いです。

12/13 7:40

トイレは外観も中身も綺麗です。

12/13 7:38

駐車場のトイレです。
なお私が身支度をしている間に10人くらいトイレに来ましたが、協力金を入れていたのは私だけでした（因みに行く前と帰った後で2回使ったので2回律儀に入れています．）。
みなさん山装備でした。
山屋の倫理観が良くわかりますね。

12/13 8:03

まずは湖畔に向けて舗装路を下っていきます。

12/13 8:18

まさかあれが竜ヶ岳ですか？
ちょっと高すぎませんか？
富士山を気軽に見れるお気楽ハイキングと聞いていたのですが。

12/13 8:29

実は私は本来の登山口を行き過ぎているのでなんですが、この標識に従っていけば自動的に登山口に着きます。

12/13 8:35

少しダート道を歩いて、ここが登山口です。

12/13 8:36

いきなりこれかよ！！

12/13 8:38

そしてこうなります。

12/13 8:43

一瞬こうなって騙されますが。

12/13 8:45

すぐにこうなります。

12/13 9:04

そして階段も崩壊し

12/13 9:16

いつしか階段もなくなります。

12/13 9:19

第一休憩所です。
このあとも急登は続くので、しっかり休みましょう。

12/13 9:19

ちょっと雲がかかっていますが、富士山はバッチリです。
これは頂上は期待できるで。
Vやねん！！

12/13 9:21

今日のトレイルミックスです。
良く考えたらトレランでも縦走でもない私のスタイルだといちいち補充する必要はないよな。乾物は腐らないということを信じて、使い切るまで今後補充しません。
ちなみにひき肉その他は入っていません。

12/13 9:24

なんかすごく高い山が見えますが、まさかあれが竜ヶ岳じゃないでしょうね。

12/13 9:25

なんで下るんですか（正論）

12/13 9:34

そしてそのツケを払います。

12/13 9:41

分かりづらいですが、斜度はなかなかです。
あと笹が結構邪魔です。

12/13 9:44

途中視界がひらけるところがあります。
これは完全にVやねん！！
頂上で最高の富士山を拝めるで！！

12/13 9:53

石仏休憩所より。
まぁこの程度の雲は頂上絶景のスパイスみたいなもんですよ。

12/13 9:55

目を別の方向に向けると御坂山地も見えます。
多分十二ヶ岳です。

12/13 9:57

なんであんだけ登ってあんだけ歩いてまだこんだけ標高差あるんですか？

12/13 9:57

富士山に33−4されてこの山に逃げてきたという竜を祀った石仏様、
中日ドラゴンズといい最近の竜は弱いですね。

12/13 10:21

こっから先は非常に長い九十九折です。
日向は乾いていてこう。

12/13 10:22

日影は霜が張って溶けてこう。
因みに下りでは地獄です。

12/13 10:24

霜が溶けて道が割れてます。

12/13 10:42

しばらく登ると湖畔ルートと合流します。

12/13 10:42

こっから先はVやねん

12/13 10:55

／^o^＼リュウガターケ

・・・・・・・ん？

12/13 10:55

／^o^＼フッジッサーン
・・・・・・・・・・(´・ω・｀)フッジッサーン

眺望のない湖畔ルートから登ったお姉様が落胆されていましたよ。
どう責任をとってくれるんですか。

12/13 10:55

これは天子山地や山梨深南部の山々ですかね？
ちょっと私では同定できません。

12/13 11:02

道中買ったロールケーキ。美味しかったです。
しかし頂上は強風でクソ寒い。
おかげでせっかく作った味噌ラーメンを撮り忘れました、

12/13 11:52

そして下山中にこれです。
なんですか、ツンデレですか、ベジータか海原雄山かなにかですか。

12/13 12:45

そしてまさかの南アルプスのご褒美です！！
一番高いのが北岳なので、あとは白峰三山とかの方々でしょうか。
もう富士山から北岳に乗り換えます。

12/13 13:48

湖畔の駐車場より本栖湖北の山々。
多分城山と烏帽子岳。何気に破線ルートです。

12/13 13:59

そしてゴール目前に振り返ったら。

おまえふざけんな！！

12/13 14:38

結局近くの道の駅から写したこの富士山が一番キレイでした。
流石に登山家の端くれとして、これを代表写真にするのはやめておきました。

12/13 15:40

別の道の駅より、御坂山地の山々。
まずは黒岳。

12/13 15:40

そして毛無山と十二ヶ岳。

12/13 16:15

〆はほうとうで。
これで1人前です。
大盛りはないので、大盛りではありません。
そして豚肉ほうとうなのにかぼちゃの主張がうるさいのです。

撮影機器：

SH-53C SHARP

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ 携帯トイレ ラジオ

備考

※手ぬぐいは一枚。首に巻いたり頭に巻いたりザックに引っ掛けたりしていました。昔富士山に仕事で行ったときに買ったお土産クオリティの富士山手ぬぐいです。今でもそこら辺のお土産屋で売ってます。
※水は１L＋お湯は0.5L。お湯はほぼ全量を料理で消費。水は0.3L消費。
お湯を増やしてもいいかな・・・・
※グローブはトレッキンググローブで。防寒は今回なんとかなりましたが、今後は防寒用の手袋も検討。そういえばメリノウールの手袋がどっかにあったな。
※カイロは今後必須です。

感想

とんぶり

さぁ冬といえば／^o^＼フッジッサーンがきれいに見える季節。高尾山や秀麗富嶽十二景の山々や丹沢でもいいのだが、ここはせっかくなので間近で富士山を見ようということで富士山近くの山をピックアップ。なにやら本栖湖畔に富士山を目の前に見据える絶景の山があるらしい。日本最大の山情報サイトヤマハッ◯も初心者向けと言ってるし、天気も昼までは晴れ予報だし、これはVやねん！！

なぁにがやりたいんだコラ！！急登続きでコラ！！
ええ、地元のやまなしハイキングコース100選ははっきりと「中級者向け」って書いてましたね。もうヤ◯ハックはギア紹介だけしといてくれ。

なぁにがやりたいんだコラ！！富士山見えなくてコラ！！
禁断のタココラ問答二度打ちするくらい酷い頂上での富士山雲隠れ。下界からは雲一つない富士山がずっと見れたこともあり、すごく釈然としない気持ちでいっぱいです。

ちなみに南アルプスや御坂山地、本栖湖や青木ヶ原樹海などが一望できる山です。石仏ルートなら開けてる部分が多いので、「晴れていれば」絶景の山ですよ。

ちなみにこの山のCTはヤマレコと山と高原地図でだいぶ違います。比較ついでに私のCTも合わせて置いときますね（登山口から頂上まで）。
上り：ヤマレコ138分　山と高原地図125分　私125分
下り：ヤマレコ83分　山と高原地図95分　私124分
上りをヤマレコのCTより速く、山と高原地図と同レベルで歩いた私を褒めて！！
下り？都合の悪いことは忘れよ。

今日は冬山レイヤリングを試し、大成功でした。冬の強風＋氷点下（まじでずっと氷点下だったのよ。）の中低山でのデブのレイヤリングとして山行にしてください。

★ドライ
おたふく手袋デュアルメッシュ。
ヤマハッ◯で紹介されていて購入し、ずっと一張羅で愛用しているドライインナー。今日は少々過酷な状況でしたが、汗を素早く肌から離し、汗冷えは0でした。
★ベース
MONTURA FRESH LIGHT MAGLIA（長袖）。
40％引きで6930円。ワークマン何枚買えるんだ。
Tシャツでこのお値段だけあって性能は本物です。下山時服を脱いで見れば、全く濡れていなかった。ベースレイヤーのお手本のようなシャツである。
これで定価11550円ですよ、奥さん。高いな！！モンチュラは性能は抜群だけど、本当に高い。
★ミドル1
噂のワークマンメリノテックアクティブインサレーション（フーディ）。何故か実地での使用テストの記事がほとんどなく、使えないという悪評もあるこの商品。
結論から言えば、大当たりでっせ。この過酷な環境下、汗冷え0蒸れ0保温性マックスでした。通気性速乾性保温性ともに格安とは思えない代物。これで2900円ですよ、奥さん。もう1着買い足したくなるくらいの逸品。
★ミドル2
トレファクスポーツで5000円で売ってたのを保護したモンベルライトシェルアウタージャケット。買ったときは他にソフトシェルがある上にデブに保温性のあるソフトシェルはいるかな？とちょっと後悔していたけどとんでもない。保温して防風もしてくれるこのソフトシェルは厳冬期限定でデブに最適の服である、透湿性も十分で濡れることはなかった。これで定価9680円ですよ、奥さん。・・・・・・・ちょっと高いな。
★アウター
セカストで40％引きになっていたので、思わず購入したパタゴニアトレントシェル。モンベルストクルを持っていて、色も被り。完全に無駄遣いであるが、商品としては流石に優秀。強風にもかかわらず、一切風を感じさせず、しかもこれだけ着込んでいたのに山中では一切ムレを感じませんでした。これで定価27500円ですよ、奥さん。たけーよ！！

コース定数：18
まさかの過去最高。
だれだよ！！これで初心者向きとか言ってるのは！！