鐘ヶ嶽

- GPS
- 04:37
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 545m
- 下り
- 611m
コースタイム
- 山行
- 5:09
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 5:45
| 天候 | くもり |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
| その他周辺情報 | 七沢荘で猪鍋定食(2000円) |
写真
感想
午後から天気が崩れる可能性があったので、近場の東丹沢、鐘ヶ嶽へ。
愛甲石田駅から7時55分発の七沢病院行きのバスにのる。客はガラガラ。
七沢病院下で降り、山ノ神分岐までは舗装された道を歩く。手前の山神トンネルを通れば大山へと至るルートのようだ。こっちから登れば混雑とは無縁かもしれない。
山ノ神分岐からはいきなり補助ロープがある急登で両手両足で岩を掴みながらがしがし登り、急登をぬけるとなだらかに高度をあげていく山道だった。
石仏や祠、印象的な木が多い。ほとんどすれ違う人もおらず、とても静かな山だ。
山頂近くでようやくポツポツと人とすれ違った。下山までに5組くらい。
山頂手前で東の景色がよく見える眺望ポイントがいくつかあったが、
山頂は眺望はなく、2体の石仏が静かに鎮座しているのみ。
山名の由来や中世の七沢城の話の看板を読んでから下山へ。すぐ下に神社があり、一定距離ごとに石仏が安置されていて巡礼の道にようになっており、おそらく反対側から登り、神社を経由して山頂へ向かいのが本来のルートなのだろう。
それにしても神社だけど仏なのかと思いながらも、石仏はどれも肩肘張らない感じの魅力的な造形で好みだった。そういえば山頂の石仏の足元と、途中にルート外に見えた祠には、令和6年の正月に訪れた修験者が残したと思われる御札が供えられていた。
短いルートのためあっという間に下山。七沢荘に寄って猪鍋を食べた。肉の量的には先週の一休食堂の方が多い印象。味は赤味噌ベースでふつうにうまい。
天気は崩れるどころかむしろ晴れていたので、顔面把手が出土している下北原遺跡まで足を伸ばす。遺跡は水道施設になっていて入ることはできないが、大山をはじめ東丹沢の山々の稜線がきれいにみえるいい場所だった。
途中に、神奈川県自然環境保全センターという施設があって、展示室があるようなので寄ってみた。丹沢の歴史や植生、その保護についてのパネルや標本など興味深い話が多くてためになる。800m以上にあるブナの森はいろんな問題でなくなりつつあるよう。こないだ蛭ヶ岳に登った際、立ち枯れしてる木が多かったのを思い出した。
蛭ヶ岳山頂も昔は鬱蒼とした森だったと何かで読んだ。
丹沢のツキノワグマは2025年現在80頭ほどが生息しているらしいが、餌を求めて奥多摩のクマが城山あたりまで降りてくることもあるとのこと。
山行中に口笛みたいな鳴き声だなと思っていた鳥は、鳴き声展示で照らし合わせたところ、どうやらジョウビタキという鳥だったようだ。
いろいろ知ることができて良かった。
時間がゆるせばじっくり見たかったが、バスの時間が迫っていたので最後はかけあしで。
丹沢のことがもっと知りたくなった一日だった。
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ヤス









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