冬の蔵王ことはじめ

2025年12月19日(金) [日帰り]

• GPS: 10:35
• 距離: 13.0km
• 登り: 493m
• 下り: 492m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:19
• 休憩: 1:17
• 合計: 10:36

距離 13.0km 登り 493m 下り 492m

0:47 スタート地点
1:55 1:59 賽の磧
2:41 後見坂
3:24 駒草平
4:06 大黒天登山口
5:54 7:02 刈田峠路側帯駐車場
8:45 刈田峠登山口
8:55 8:57 刈田峠路側帯駐車場
9:45 大黒天登山口
10:04 10:06 駒草平
10:32 後見坂
10:52 10:53 賽の磧
11:23 ゴール地点

天候

深夜〜明け方
風が強く雪や氷の粒が飛んでくる。
ゴーグル装着。
星が見えない時間帯もあったが、
3時ごろからは満点の星。

明け方〜御来光
風は弱い場所にいたがとにかく寒い。
-10℃よりは確実に寒かった。
しかし雲の心配はなく美しい。

御来光〜
気温がぐんぐん上昇。
8時ごろにはすでに霧氷がぽろぽろと落ち始める。
凍りついていたガードレールも雪が剥がれだした。
日差し強く、下山する頃にはグローブも不要。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

歩き出し〜賽ノ磧
うっすらトレースはあるような無いような...
結局ほぼルーファイして歩く。
スノーシューでくるぶし程度と、
あまり沈まない。

賽ノ磧〜大黒天
ルーファイが必要なこと、雪がまだ少ないこと、
そしてエコーライン上も雪が多すぎないので、
エコーラインを巡ることにした。

大黒天〜
キャットの跡を歩くだけ。

その他周辺情報

蔵王のらーめん屋
https://maps.app.goo.gl/BkoAQQmmcizuS9ng7?g_st=ic

写真

エコーラインをめぐり風の弱い場所で撮影開始

南蔵王方面を眺めながらこの時間を味わう

みるみる空が白んできた

太平洋の方は明るくなってきた

とにかく寒くて、大きなダウンを着込む

しかし下半身が寒くキツイ。

耐えきれずツエルトを引っ張り出して体に巻く。これがなかなか効果的

ついに待ちに待った瞬間

まだ暖かさは伝わらないが、
テンションの方は上がってきた。

晴れ予報でも朝になると雲が流れてくる冬の蔵王。

こんなにスッキリな朝はいつ以来だろう。

これが有給休暇の正しい使い方だな。

真っ赤に染まる、細身の樹氷

まるでごぼうの天ぷらみたいな景色

大きなモンスターももちろん良いが、
これもまた好きだ。

寒さと引き換えの、真っ白な森

少し早いこの時期も悪くない。

今日はどこまでも見える。
奥には安達太良山や吾妻連峰

少し暖かくなってきた。

荷物をまとめて移動しながら撮る

刈田岳の山頂方面へは上がらず、

山形側が見えるところまで、エコーラインを進んでみる。

雪も空も美しくて嬉しい

見下ろす山々も霧氷で真っ白

お菓子の小枝にも見えてきた

近くで見ると、
白かりんとう

少し入ったがまだまだ踏み抜きが多そう。

なんだか背中も痛いし、
今日は外から眺めるだけにする

明日から気温高め予報。
また復活してくれるだろうか

シュカブラは強風の証

白く輝く飯豊連峰

お？なんだかこっち側の斜面は
モンスターっぽく育ってきている！

そしてさらに白い朝日連峰

この頃にはすっかり暖かくなり、
色々着込んだものを調整

軽く食べてゆっくり休憩

気温が上がり、ヤスリのようになっていたガードレール、ポロポロと雪が剥がれ落ちる

霧氷もポロポロと落ち始め、
これは...明日には...

とはいえ今んところは真っ白な世界

よくBCの人たちが滑っている斜面のいま。
あとはちょいちょいショートカットしながら、トボトボと戻る。

いつものらーめん屋で英気を養って帰宅。

感想

TAKSPEED

気温が高くなる前の、
いちばん美しい景色を、堪能できた。
身に染みる極寒を味わい、意識も厳冬期モードへ。
ありがたき有給休暇。