雨の焼岳。。。
コースタイム
5:20上高地バス着
6:10登山開始
6:25田代橋
8:05焼岳小屋
団体のおばさんから引き返してきた話を聞く
8:10焼岳小屋発
9:15焼岳山頂(北峰)
写真とって早々に退散
9:26山頂発
10:08焼岳小屋
震えながらカップラーメン&コーヒー
10:57焼岳小屋発
12:25上高地温泉ホテル
温泉、生ビール、カレー
14:30上高地
15:00上高地バス発
21:40バスタ新宿
天候 | 雨のち曇り晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
帰り:日曜15時発のさわやか信州号でバスタ新宿まで(渋滞で21時ごろ着) 往復共にグリーンカー(多少高くてもかなり快適) |
コース状況/ 危険箇所等 |
登り前半の樹林帯は山道に水が流れて沢登り状態 焼岳小屋からの登りは、強風に耐えつつ、スリップに注意しながら登る |
その他周辺情報 | 上高地温泉ホテル@800円で温泉 風呂上がりに生ビール&カレーライス |
写真
感想
予報は晴れだったのに。。。
日曜の早朝、寝ぼけ眼でバスのカーテンを開けると、そこには激しい流れの梓川と窓には水滴。おいおい〜、雨かよー。レインの下を出る直前にザックに滑り込ませておいてよかった、とホッとしてる場合じゃない。雨具はあるけど、キツいなー、やだなー。バスは無情にもすぐに上高地に到着する。
早朝の上高地、バスを降りた屋根のあるところで準備開始、ストレッチしておにぎり食べて靴ひもを結ぶ。右足の紐から結ぶ、靴ひもを引っ張るとブチンッという音とともに紐が切れた。どうしよう、靴ひも代わりになるような細引き持ってきてない。。。取り敢えず、残った紐をグリグリと靴の金具引っ掛けて紐を締めた。なんとか行けそうだ。心の片隅で準備してる間に弱まってくれないかなーと思っていた雨も、全然そんなきざしはなく、諦めて出発することに。
雨のなか、登山計画書を提出して上高地から明神と反対方向に歩きだす。傘をさして散歩している観光客とすれ違う。そして田代橋を通り過ぎる。依然として雨は降り続いている。登山道に入り、川のように水が流れている山道を歩き続ける。全然楽しくない。いつ引き返そうか、7:30まで頑張ろうか、と迷いながら歩き続けると前方から登山者が下りてきた。すれ違い様に「上まで行ってきたんですか」と聞くと、「いえ、小屋まで行って引き返してきました。また来ようと思ってます。小屋までは、すぐですよ。」とのこと。よし、まずは小屋までで行こう。
※あとで振り返るとコースタイム2:50のところを2時間弱で到着している。2時間で到着できたから、その後も動けたんだろうなぁ。。。
長いはしごを抜け、岩に「小屋まで121歩」の文字が。数えながら歩くとなるほど、122歩だった。水たまりをまわりこんだから、それがなければ、ぴったりだったかも。団体のおばちゃんに話し掛ける「上まで行ってきたんですか」「途中までいったんだけど、稜線に出たら風が強くて引き返してきたの。ガイドさんによるとこの辺りだけ天候が回復してないんだって。」なるほど、どうしよう?と考えると気が萎えてしまいそうだったので、すぐ出発することに。あと1時間。それならいける。テン場からのピストンと思えばいいのさ。
山頂に向かう。稜線に出るまでは、そこそこだった風が、稜線に出るとかなりの強風で、何回か身体が持っていかれそうになりながらも、山頂を目指す。硫黄の臭いが鼻を刺激してくる。新中の湯ルートからの合流点に到着。よし、あと少しだ。雨は弱まってきている。プシューという音とともに蒸気が吹き上がっている横を通り過ぎ山頂に到着。先着していた3人組パーティの写真をとり、ザックをおろす。ふぅ、ようやく着いた。ガスガスで眺望はゼロ。ただし今回は、靴ひもが切れても、雨の中でも山頂にたどり着いた。達成感が大きい。「登ってやったぜ!」という気分。
早々に山頂から下山。寒いから小屋で何か暖かいものでもとろう。小屋に着くとちょうど4人組のパーティが焼岳山頂に向けて出発するところだった。小屋内でガスを使用することはできないとのことで、小屋前のベンチでお湯を沸かし、カップラーメンとコーヒー、そして一服。寒くてダウンを着たが、それでも寒かった。濡れ+風はホントに危険だ。
さて、あったかい温泉とそのあとのビールを目指して下山だ。帰りは少し余裕が出てきて花の写真をとったりして下山した。
上高地温泉ホテルが見えてきた。今日の山行も終わりをむかえる。
上高地温泉ホテルの温泉は、内湯、露天ともに広々としてて気持いい。風呂上がりにラウンジで生ビールとカレーライスをいただきながら、今日の山行を振り返る。よく登ったなー。
カレーを食べ終わったら河童橋経由で上高地に。あいにくの天気だったが、観光客はそこそこ多かった。バスの時間まで地ビール飲みながらのんびり。
上高地からさわやか信州号に乗車する。最後部席だ。後に気兼ねすること無く椅子を倒せる。スマホに入れてきていたAmazonVideoのマークスの山を見ながら東京に向かう。山梨に入ってからの渋滞にも負けず、マークスの山を見続ける。
ようやくバスタ新宿に着いた。長い一日が終わった。
家に帰ったら、夕食はカレーだった。
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