【親孝行登山】雨竜沼湿原

2016年09月11日(日) [日帰り]

• GPS: 06:06
• 距離: 6.9km
• 登り: 319m
• 下り: 313m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:53
• 休憩: 1:13
• 合計: 6:06

6:42 スタート地点
7:26 7:30 白竜の滝
9:14 10:19 湿原（入口）展望台
12:07 12:11 白竜の滝
12:48 ゴール地点

天候

晴れ→ガス&小雨→晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ゲートパークまでの道は、舗装とダートを繰り返す相変わらずツンデレな路面状況です。台風の影響で片側交互通行になっている場所がありました。
行きも帰りも鹿が出てきました。追突注意。

コース状況／危険箇所等

危険箇所は特にありませんが、それなりの数のヒグマが居ます。湿原内に居た2頭のうち、1頭は今年出てきていないようです。もしかしたら死んじゃったのかもしれないと管理人さんが話していました。

その他周辺情報

管理棟で町内の「いきいき館」の300円で入れる割引券がもらえます。
今回は入浴券を持っていたので妹背牛温泉「ペペル」に行きました。70歳以上は300円で入れます。

写真

9/11 6:44

（6:40）入山
「雨竜沼なら若いときに歩いたことがある」と口走った母と山に登りたくて仕方がない義父を連れて、恒例（でもないけど）の親孝行登山です。協力金は1人500円です。

9/11 6:54

「ミヤマトウバナ」だったかな。

9/11 6:55

「イヌタデ」かな？

9/11 6:58

これは「キツリフネ」に似てる気がする。

9/11 6:59

林道を少し歩いて、最初の吊橋。ここまでは問題なし。

9/11 7:00

去年、姿見散策がやっとだった母は、湿原入口までの2.2km歩けるかな。不安要素アリアリ。

9/11 7:11

薄紫だけど「エゾゴマナ」かな。

9/11 7:16

野鳥の会の長靴をゲットしたので、今日が試し履き。登山道は全く問題なかったけど、木道歩きは足裏が痛くなりそうだった。インソール入れたらいいのかな？

9/11 7:32

白竜の滝のベンチで休憩。母はここまで大汗をかいて、何度も座り込んでとても辛そうだった。正直、ここでダメかなと思った。

9/11 7:32

上から見た滝。帰りには下まで下りてみたよ。

9/11 7:37

休憩すると少し落ち着いたようで、まだ先に進めそうかなと判断し、前進することに。少し歩いて第二吊橋。

9/11 7:37

最初は天気が良かったけど、この辺りからガスがかかってきた。肌寒くなってきたなぁ〜と思ってたけど、母は滝汗を流しながら歩いてる。(^^ゞ

9/11 8:52

靴洗い場まではずっとガスの中で、この辺りから本降りに変わってきたので、雨具を着ることにした。

9/11 9:11

（9:10）湿原テラス
途中でダメかなと何度も思いながらも、2時間半かかって湿原テラスに到着。

9/11 9:17

体が冷えてきたので、カップラーメンにしよう。ミニサイズがちょうどいい。

9/11 9:26

股関節が痛いと言い出した母は休ませたいし、先に行きたくて仕方がない義父には歩いてもらいたいので、湿原一周してらっしゃ〜いと見送った。(^ー^)ノ~~
それにしても、なんじゃその杖は〜。(笑)

9/11 9:46

テラス待機組も、天気が良くなってきたので、少しだけ木道をお散歩することに。

9/11 9:46

あの高い所が南暑寒岳かな。展望台から1時間半ぐらいだけど、あそこまで行く途中にはヒグマの形跡が沢山ある。今年もすごいって管理人さんが言ってた。

9/11 9:47

ガスがだんだん取れて、青空が見えてきた〜。

9/11 9:49

「エゾリンドウ」

9/11 9:55

湿原内は一方通行なので、あまり先に進むと戻れなくなっちゃうので、分岐付近でチョロチョロしてる。

9/11 9:59

この池塘は三日月なんだね。

9/11 10:07

池塘に雲が反射してとてもいい感じだった。

9/11 10:25

きっかり1時間で帰ってきた。湿原内は1周4kmほどあるので、なかなかいいペース。しかも展望台まで行ったって。
御年84歳、毎日10km以上ウォーキングしてるだけのことはある。

9/11 11:03

朝は全然見えなかったけど、沢はとてもキレイだった。

9/11 11:05

「ノウゴウイチゴ」かな？と思ったけど、葉の枚数が足りないみたい。う〜ん、何かな？

9/11 11:09

おっ、syunpaさ〜ん!!　山で会うのは初めて。
このタオルターバンスタイルは秋の流行になるかも〜。

9/11 11:26

朝はガスガスだったけど、いいお天気になってきた。この時間に登ってくる人も沢山いた。

9/11 11:27

「エゾアジサイ」
ピンクが強い。弱アルカリ性の土壌かな。

9/11 11:29

これは「オオカメノキ」の実かな。

9/11 11:31

薄い水色。中性〜酸性に近いのかな。

9/11 11:43

やっと吊橋に戻ってきた。ここまでの下りはかなり緊張した。

9/11 11:43

吊橋からの眺め。ここまできたら、白竜の滝まであと少し。

9/11 12:07

久々に白竜の滝に下りてみることにします。ベンチのすぐ下から下りる道はなかなかの急勾配です。

9/11 12:05

水しぶきが迫力満点で、これは暑い日には気持ちいいわ。

9/11 12:50

立派なキノコが・・・これ食べちゃダメなやつだな。

9/11 12:52

（12:50）下山完了
下山時に入山届の控えをポストに投函。
精神的にグッタリだった。こんなに疲れたの久々だな。
(;´ρ`)

9/11 13:04

朝は5台ぐらいだったけど、この時間になるといっぱいになってた。花のピークが過ぎてもこんなに来てるんだね。

TOP画

撮影機器：

NIKON Df NIKON CORPORATION

感想

dominon

毎年恒例（でもないけど）、歩くのが嫌いな母（67歳）と山菜採りが大好きで毎日10km以上ウォーキングをしている健脚な義父（84歳）を連れて、雨竜沼に行って来ました。

去年、旭岳の姿見散策に連れて行った時も母は1周するだけでもかなり辛そうだったので、雨竜沼はちょっと厳しいかなと思いましたが、やっぱり大変そうでした。特に体が慣れるまでの最初の30分がキツそうで、ベンチがある白竜の滝に着くまでに何度も座って休んでいました。

歩きたくて仕方ない義父はどんどん先に行くし、もう無理だと文句を言って何度も休憩する母・・・2人のバランスを取るのがとても難しかったです。待っている間に自分の体は冷えてくるので、大した距離ではないのに下山した時にはいつにない疲労感に襲われました。ガイドさんって大変な仕事だな。
(；・∀・)

下山する時にはスライドする人も多く、沢山の人に「あとどれぐらいですか？」と聞かれました。人によって歩くペースは違うので、いつも「あとは気持ちで行けますよ」と答えるようにしています。

初心者にもベテランにも山はいつも平等です。
あの時間には天気も良くなったと思うので、いい景色が見れたと思います。

下山後、万歩計を見た母は「20,000歩」を超えていることにとても喜んでいました。2ヶ月ほど前に軽い脳梗塞になり、少し入院していましたが、幸い後遺症はなく、普通に生活できるようになりました。適度に運動して、バランスのいい食事を摂って、好きなことを見つけて、これからの人生を楽しく過ごしてもらいたいです。

コメント

syunpa

お母さん 良かったね！
女性（お母さん）と会釈してすれ違い
目の前にオサレな帽子の方がー！！　
えぇーーー！ビックリしすぎて2度見しちゃったよ
「山で会えたら良いね〜」とか言ってたけれど
何かが手伝ってくれないと絶対ムリムリ
やってくれたなー と思う雨竜沼の日でしたよ^^
今日の私は、こっそり登山っだっんだ (笑)
でもdomiさんと少しだけ山で話が出来て嬉しかったよ〜

お母さん、良かったですね。
病をこえて「好きな事をしたいな〜」って思ってるでしょうね。
年を深めると遠慮がちになってしまう親だけど
本当はして欲しいことがイッパイ、、見えないふりして支えていこうね。
親孝行登山！素敵です☆

dominon

Re: お母さん 良かったね！
こんにちは、syunpaさん。
これだけ広い北海道では、なかなかお山で会うことはないんですが、とうとう会っちゃいましたね〜。普段はスライドする人の顔まで見ないんですが、母がどこに足を置くか、スライドする人の迷惑にならないかと、ありとあらゆる所に注意していたので、すぐに分かりましたよ。o(*^▽^*)o~♪

母は子育てが落ち着いた頃には父の介護に追われていて、自分のやりたいことをしないまま歳を取ってしまったように思います。やっと時間のできた今になっても趣味といえるものもないので、何か見つけて欲しいと思います。私とは正反対のネガティブ思考なので、文句タラタラで歩いているし、毎回「もう山には行かない」と強く言っていますが、どさんこワイドに影響を受けやすいので、今度は「紅葉が見たい」と言い出すかもしれません。(笑)

3120m

親孝行登山
dominonさん、こんばんは

色々とバランス取り、まるで親心のような子心でしたね。
お疲れ様でした。
自分の実家の両親も、衰えたようで意外と元気だったり、
（あるいはその逆だったり）
黙ってるようで、色々と要望をもっていたり、
つかみどころがなくて、よく勉強になります。

秋は動物が道路にも飛び出してくる時期ですね。
私も3年前に、山に向かう途中で鹿にぶつかられ、断念したことがあります。

運転お気をつけて！

dominon

Re: 親孝行登山
3120mさん、こんにちは。

こんなに疲れたのは久しぶりでしたね。もう(;´ρ`) グッタリでしたよ。
私がいつも山に行くので「お母さんもどこかに連れて行って欲しい」とよく口走るんですが、実際に連れて行くと文句タラタラで、ご機嫌取りながら歩かせるのは大変です。
義父は毎日出歩きたくてウズウズしているんですが、運転免許を返して自由に出歩けなくなったので、こうやって連れていくととても喜びます。嫁らしいことは何もしていませんが。(笑)

やんちゃな男の子と甘えん坊の女の子がいる家はこんな感じなのかもしれませんね。
歩くペースが違いすぎて、私一人では見守りきれません。

田舎暮らしなので、鹿とは通勤途中でも頻繁に遭遇します。間一髪という場面が何度もあったので、安全運転を心がけています。ジムニーでぶつかったら飛ばされそう。(^^ゞ