雨飾山へ 大網登山口より周回


- GPS
- 07:40
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,339m
- 下り
- 1,338m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に問題ない 山頂への最後除き、西尾根まで草刈りがされていた |
その他周辺情報 | 小谷温泉 姫川温泉 小谷道の駅にも日帰り温泉あり |
写真
感想
2016(平成28年)9月25日(日)
雨飾山へ 大網登山口より周回コース
「大網より ぐるっと一周 雨飾」
35年前、小谷に住む知人の方に案内されて
大網登山口より雨飾山を登っている。
私が山登りを始めて
燕・飯縄・岩菅山 4番目に登った山になる。
そして今回で山スキーも含めて7度目の雨飾山となる。
大網登山口からの山行は35年前それ以来となる。
記憶にあるのは山頂付近のお花畑の美しかったことだ。
今回は花は期待できないが、
雨飾キャンプ場へ下山して
大網登山口まで林道を歩き周回するという目的を持った。
湯峠から大網登山口までは、長いダートの林道を6km程車で下った。
車でも長いこと長いこと
あまりにも長かったので登りに時間がかかった場合には
周回を諦めようとも考えた。
大網登山口は、標識もしかりしていてすぐに分かった。
駐車場も草刈りがされていて10台近くは止められる。
雨飾山登山口とあるが、焼山への登山口ともなっているようで
注意事項が書かれていた。
焼山へ行くとなるとかなりの距離、時間だろうと思いながら
雨飾山目指して登り始めた。
雨が続いているためかかなりじっとりとして道もぬかるんでいた。
沢の水を警戒していったが
入山直後と前沢の徒渉は全く問題なく渡ることができた。
前沢を渡った直後の長い垂直の梯子にはびっくり!
ここを起点に西尾根へのジグザグの急登が始まった。
足元の草、笹などはきれいに伐採されていて登りやすかった。
急登の途中には小広場もあり展望が効くところもあり
ホッと一息つくことができた。
西尾根に出ると日が差し込み
雨飾の山頂を太陽に向かい見ることができ、
鬼ヶ面山と日本海
雲がかかる北アルプス方面の山々が見渡せた。
目の前には大渚山も見下ろすことができた。
最後の急登は岩場になり
草木も生い茂り登り難さがあった。
両脇が切れ、足元が良く見えない
さらに下りのことを考えちょっとスピードが速かったのか
足に乳酸がたまり動きが鈍くなってしまった。
何とかそれでも最後注意深く登り山頂へと着くことができた。
山頂は人の波!
大網コースは全く誰もいない静かな登りだったが、
にぎやかな団体、ツアーの人達でごった返していた。
昔は静かな山だったのにと思いつつ、
人気の出る山であることには違いないと思う。
名前がまず良い!「あまかざり」響きがいい。
登り易い。キャンプ場から登れば全く問題ない。
360度の展望!
北アルプス・日本海 山と海の展望!これは良い。
笹原の美しさ。笹平
沢の美しさ。荒菅沢の布団菱
ブナの癒し。ブナ平辺りは幹の太いブナがたくさん見られる。
魅力いっぱいの雨飾山だ。
人が波のように押し寄せるのも当たり前だと山頂で考えてみた。
下山は雨飾キャンプ場登山口へ向かった。
笹平へ下るのに渋滞!
登る人下る人が多い時間帯だったのもあり
殊に山頂から笹平までの急下降では
歩いているよりも待つ時間が長かった。
山では待つこと、人に合わせるということも大事なことだ。
危険を回避する、安全という面からすると、
急ぐこと、焦ること、人より先にと考えることは、
禁物と考えている。
人気のある山、狭いルートでのすれ違いでは譲ることを
最優先に考えている。
安全で楽しい山には欠かせない自分の中のルールとしている。
まあ、当たり前のことだが。
最近この点を無視して山に入る人がいるようで危険を感じている。
いつもならばキャンプ場の駐車場に着けば
後は車に乗り帰るだけだが、
今日はここからが長かった。
特に湯峠までのコンクリートの緩やかな登りには
へとへとになった。
足にも負担がかかっているのが分かった。
痙攣しないように、膝など痛くならないように注意をした。
湯峠から先は未舗装の下りだけだ。
こちらの方が距離的・時間的には長かったが、
比較的スムーズに下ることができた。
大網の登山口が見えた時にホッとするものがあった。
目的にした大網登山口からの周回が達成できた。
途中でピストンも考えたのだが、
最初の計画を実行できたこと、
つまらないことだが達成感を味わうことができた。
帰りの林道は湯峠に戻らずに平岩へと抜けた。
春先だと鍵のかかっているゲートも開いていて
平岩の集落が見えた時には別世界から帰ったような気にもなった。
今シーズン長野県の天気予報では(全国的だが)
雨マークが続き、唐松岳以来10日ぶりの山となった。
計画している山に登れず残念だが、
山は逃げて行かない天気を待つしかない。
ふるちゃん
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