H29北海道遠征 利尻山
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- GPS
- 07:17
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,570m
- 下り
- 1,736m
コースタイム
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
船 飛行機
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道に低木のダケカンバが頭に当たる高さにある木が数本有り手入れが必要。 また伸びた枝が見えない所に有り太腿を怪我するので手入れが必要。 |
その他周辺情報 | 宿泊したひなげし館は4時半の登山口への送迎もあり、帰りの迎えも充実している。 夕食は郷土の雲丹御膳であったが美味しかった。ただ一人はわかってはいるが寂しいものだ。 |
写真
梅雨前線南下で強風。
飛行機は条件付出発であったが稚内空港に着陸できた。(旭川で無くて良かった)
稚内フェリーターミナルからはシケとの事。天気予報では明日は晴れであるがどうなることやら?
装備
個人装備 |
バックパック モンベル30L
救急用品
緊急用品
雨具
水タンク
PETタンク
ストック
手袋
帽子
サングラス、コンタクト
地図
トータル重量6kg
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感想
先週に引き続き2週連続の山行となった。
今回は利尻山でメモリアルの百名山80座目となる。
第1日目
稚内空港まで飛行機であるが梅雨前線が南下し強風の為、条件付出発となったが宿がなかなか予約出来なくキャンセル料も掛かるので多少の無理でも行くことにした。予報では明日は晴れ。稚内に近づくにつれ揺れたが稚内空港に無事着陸できた。旭川でなくて良かった。飛行機に合わせて運行する宗谷バスでフェリーターミナルに向かう。フェリーはしけで揺れたが指示に従い揺れの小さな後方で過す。ひなげし館のワンボックスで鴛泊港からは自動車だ。ひなげし館は綺麗で過ごし易かった。雲丹御膳が美味しかった。
第2日目
ひなげし館のワンボックスに乗り4時半発で登山口迄向かう。雲ひとつ無い快晴だ。他に若者3人程相乗りした。昨日8合目迄登り、強風で撤退したとの事。私が晴れ男かと笑った。また熊の話しになり島には熊と蛇はいないそうだ。朝食の代わりに弁当を頂き登山口で半分朝食として食べた。登山口の休憩施設は綺麗で国内の他の施設に比べてもトップクラスだ。トイレはウォシュレットだ。
外来種を持ち込まない様に靴底洗いが有り、島を守る徹底振りがよくわかる。また利尻山登山では携帯トイレ持参はルールで宿でも質問があった。
甘露泉水は冷たくて苦味が無く美味しい水だ。
野鳥のさえずりを聴きながら登る。
展望台から鴛泊港がよく見える。
サハリンが見えるとの若者の声で遠く遥かにそれらしい陸地が見れた。
長官山では素晴らしい姿の利尻山を見た。
また残りの弁当を利尻山を見ながら頬張った。
避難小屋を過ぎ9合目となる。ここから先が厳しい様だが確かに赤み掛かった溶岩と急登で登りづらい。花を見ながらローソク岩を眺め頂上に到着した。強風は覚悟していたが、全く感じない程穏やかな頂上だった。祠でお参りした。定年で車を使い北海道の山登りをしている富山の池田さんと談笑しながら下山した。下山中尿意を催したが携帯トイレブースは使用中で困り、脇の茂みに入り携帯トイレを使い用を足した。固める粉を掛け登山口の回収ボックスに入れた。
登山口迄ひなげし館のワンボックスが迎えに来てくれた。利尻富士の湯に入るが同乗した北海道の若者カップルがしっかり計画していてバスの時間迄教えて貰いお世話になった。ありがとう。利尻昆布を土産に離島するが実に気分がいい山行となった。急遽レンタカーを借りて日本最北端の碑の夕日をみる。余りの美しさにしばらく眺めた。高台に行き余韻にしたる。キタキツネが現れた。朝の4時から夜の8時前迄明るいのは緯度が高い事からだが働き者にはいつまでも働ける。
第3日目
サロベツ原野に向かった。オロロンラインで海に浮かぶ利尻山を眺めた。島の独立峰はどこに行ってもよく目立つ。道北の富士山の様だ。
大沼でオジロワシを遠くから眺め、稚内公園で氷雪の門や展望台からの絶景を見た。
天気が良いといい方に回るものとつくづく思う。爽やかな気分にしてくれた利尻山と稚内を思い帰路に着いた。
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