記録ID: 1228958
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
上高地〜奥穂〜涸沢〜上高地〜焼岳ピストン
2017年08月13日(日) ~
2017年08月15日(火)



体力度
10
2~3泊以上が適当
- GPS
- 40:10
- 距離
- 48.0km
- 登り
- 4,193m
- 下り
- 4,182m
天候 | 8/13 晴れ 8/14 晴れ 8/15 曇・雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
8/13 04:10バス待ち→タクシーに変更(5人相乗りで4:25出発) バスチケットの販売は4:30頃から。4時時点で長蛇の列。 タクシーは4人乗りでバス往復費用と同額(一人片道1050円)。 タクシーに切り替える登山者も多く、比較的捕まえやすい。 ただし、トンネルは5:00にならないと開門しないため、早く出発してもトンネル前で待たされる。15分ほど停車。トンネルは4:50に開門。 |
写真
8/12(土)17時頃
沢渡バスターミナル前の駐車場。まだ余裕のある感じ。
幸い、バスターミナル近くに駐車でき、お手洗い等の移動に便利だった。
夜になると空きは目立たなくなり、一杯になりつつあった模様。
沢渡バスターミナル前の駐車場。まだ余裕のある感じ。
幸い、バスターミナル近くに駐車でき、お手洗い等の移動に便利だった。
夜になると空きは目立たなくなり、一杯になりつつあった模様。
8/13 3:30起床・準備。4:00にバスターミナルへ。
バスの始発は4:40、チケット販売は4:30頃らしい。
らしいというのは、バスを使わなかったから。当初は往復バス予定でしたが、タクシーで4人以上なら同額だったのでタクシーに変更。5人相乗りで一人840円とお得。ただし、早く出発しても、5時まではトンネルが開門せず、写真の通りトンネル前で待ちぼうけ。
バスの始発は4:40、チケット販売は4:30頃らしい。
らしいというのは、バスを使わなかったから。当初は往復バス予定でしたが、タクシーで4人以上なら同額だったのでタクシーに変更。5人相乗りで一人840円とお得。ただし、早く出発しても、5時まではトンネルが開門せず、写真の通りトンネル前で待ちぼうけ。
岳沢小屋。ほぼCTどおり。
2泊3日のテン泊荷物がずっしりと肩にのしかかってくるのはこれから。
どうやらここでもヘルメットを貸し出していた模様。
知っていたらここで借りていました。
過去、槍を登った際に落石被害(といっても小石が手に当たった程度。でも痛かった)を踏まえ、槍登頂の際に借りるつもりでしたが、「滑落対策」でもあるんだなぁとここから先、実感します。
同じ方面へ向かうほとんどの登山者が、ヘルメットを持つか、このあたりからかぶり始めていました。
2泊3日のテン泊荷物がずっしりと肩にのしかかってくるのはこれから。
どうやらここでもヘルメットを貸し出していた模様。
知っていたらここで借りていました。
過去、槍を登った際に落石被害(といっても小石が手に当たった程度。でも痛かった)を踏まえ、槍登頂の際に借りるつもりでしたが、「滑落対策」でもあるんだなぁとここから先、実感します。
同じ方面へ向かうほとんどの登山者が、ヘルメットを持つか、このあたりからかぶり始めていました。
重太郎新道。
北アルプスだなー、という印象の岩稜をひたすら登る。
CT3h、道標が少なく(カモシカ立場・ライチョウ広場)、黙々と進みます。
登り基調と荷物の重さは体力というより筋力を奪っていきました。乳酸がたまるたまる。同時に、登りでよかった、下りだったらしんどいなー、などとこのあたりから感じます。
北アルプスだなー、という印象の岩稜をひたすら登る。
CT3h、道標が少なく(カモシカ立場・ライチョウ広場)、黙々と進みます。
登り基調と荷物の重さは体力というより筋力を奪っていきました。乳酸がたまるたまる。同時に、登りでよかった、下りだったらしんどいなー、などとこのあたりから感じます。
吊尾根。
尾根移動につき大きな登り下りは無いものの、足幅が狭かったり、不安定な岩場の稜線越えなどなど、主に荷物の中での移動はややスリリング。ヘルメットは落石対策用の想定でしたが、滑落も想定して着用するべきだと思いました。
あと、驚いたことに、小学生くらいのお子様を連れているご家族が少なくなかったこと。同じくらいのペースだったので、抜きつ抜かれつでしたが、軽度の高山病にかかっていたお子様がいて、酸素を提供。念のために持っていてよかった。
尾根移動につき大きな登り下りは無いものの、足幅が狭かったり、不安定な岩場の稜線越えなどなど、主に荷物の中での移動はややスリリング。ヘルメットは落石対策用の想定でしたが、滑落も想定して着用するべきだと思いました。
あと、驚いたことに、小学生くらいのお子様を連れているご家族が少なくなかったこと。同じくらいのペースだったので、抜きつ抜かれつでしたが、軽度の高山病にかかっていたお子様がいて、酸素を提供。念のために持っていてよかった。
奥穂〜穂高山荘へ。
ザックの重量は登りよりもむしろ下りの方がきつい。
と、見えてきた穂高山荘のテント群、これ、埋まってんじゃね?疑惑。
急ぐ心と裏腹に、渋滞も手伝い、急峻な岩壁を降りるのにやや時間を要しました。
ザックの重量は登りよりもむしろ下りの方がきつい。
と、見えてきた穂高山荘のテント群、これ、埋まってんじゃね?疑惑。
急ぐ心と裏腹に、渋滞も手伝い、急峻な岩壁を降りるのにやや時間を要しました。
穂高山荘@14:45頃。
結局、テン場は埋まっており、小屋泊とあいなりました。
お盆の山を舐めてました。。。
同じようなテント難民は多くいたようです。
気を取り直して、小屋の特徴。
・宿泊者は水無料!
・ゴミ捨てOK!
これは衝撃的でした。マナーの悪い登山者が、ゴミをベンチの下に捨てていくなんて記事を読んだことがありますが、それを受けての対策なのかな。
結局、テン場は埋まっており、小屋泊とあいなりました。
お盆の山を舐めてました。。。
同じようなテント難民は多くいたようです。
気を取り直して、小屋の特徴。
・宿泊者は水無料!
・ゴミ捨てOK!
これは衝撃的でした。マナーの悪い登山者が、ゴミをベンチの下に捨てていくなんて記事を読んだことがありますが、それを受けての対策なのかな。
上高地着@14:30頃。
焼岳情報を入手するため、インフォメーションセンターへ向かったところ、バス待ちの長蛇の列と遭遇。スタッフさんに確認したところ、2時間待ちとのこと。上高地脱出はこの時間帯はきついようだ。なお、焼岳は、注意報はあるものの、普通に登山可とのこと。明日の予定が決まった。
焼岳情報を入手するため、インフォメーションセンターへ向かったところ、バス待ちの長蛇の列と遭遇。スタッフさんに確認したところ、2時間待ちとのこと。上高地脱出はこの時間帯はきついようだ。なお、焼岳は、注意報はあるものの、普通に登山可とのこと。明日の予定が決まった。
小梨平というキャンプ場でテント設営。
Chronos Dome4、使うのはこれで3回目。山は初めて。
ずばり、2人では広すぎるし、重すぎる。
夫婦2人での山テン泊は今回が初めてでしたが、いろいろ学習がありました。
Chronos Dome4、使うのはこれで3回目。山は初めて。
ずばり、2人では広すぎるし、重すぎる。
夫婦2人での山テン泊は今回が初めてでしたが、いろいろ学習がありました。
むしろこちら。
注意報が出てましたが、インフォメーションセンターの人に確認したところ、活火山なので基本は注意が必要、念のため頂上に長時間居ないこと、ヘルメット等を着用してほしいとのことでした。
注意報が出てましたが、インフォメーションセンターの人に確認したところ、活火山なので基本は注意が必要、念のため頂上に長時間居ないこと、ヘルメット等を着用してほしいとのことでした。
ちょくちょく梯子あり。
写真は一番長くて傾斜きつかった梯子。
復路で7名ほどのパーティ(3世代、じいちゃん〜親〜孫)が、ここで命綱をつけて登ろうとしていて、めちゃくちゃ待たされました。全員登るまで待たせようとするパーティのリーダ(=じいちゃん)、マナーを学んでほしい。
写真は一番長くて傾斜きつかった梯子。
復路で7名ほどのパーティ(3世代、じいちゃん〜親〜孫)が、ここで命綱をつけて登ろうとしていて、めちゃくちゃ待たされました。全員登るまで待たせようとするパーティのリーダ(=じいちゃん)、マナーを学んでほしい。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
コンパス
計画書
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
ポール
テントマット
シェラフ
|
---|---|
共同装備 |
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
調理器具
地図(地形図)
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ナイフ
カメラ
テント
|
備考 | ヘルメットを槍登頂のみで考えていたが、安全のため、奥穂までのアプローチでも着用するべきだった。 |
感想
妻(3000m初&テン泊初)と2泊3日で槍を計画。
せっかくなので私も未踏ルートを含めたく、上高地〜奥穂〜槍を選択。
初日は穂高山荘でテン泊!と思いきや、15時前着でテント場に空きなし。
お盆休み恐るべし。マジで凹みました。。。
翌日の槍も同様となる可能性が高く、テン泊できないのは悔しいことと、体力等も加味し、槍は諦め、奥穂から涸沢経由で下に降り、焼岳登山に変更。
・クロノスドーム4は重い
・保険・贅沢品を持ちすぎた感(ソロテン泊との違い)
水抜きで13圈⊃綛みで18圈
ぼちぼち行動できる重量でしたが、次回はもう少し丁寧に持ち物を吟味したいと思います。今回は準備が雑すぎました。
ともあれ、いろいろ学習できましたし、奥穂も焼岳も初登頂できたのでよかったです。
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