今日は長福山から久慈男体山への縦走を試みた。
基本的には、地形図であたりを付けてきたルートを歩いた。
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今日は長福山から久慈男体山への縦走を試みた。
基本的には、地形図であたりを付けてきたルートを歩いた。
パノラマラインから久慈男体山と男体神社の入り口を望む。
画面中央の側道を入っていきます。
画面右下の茶色い小屋は公衆トイレ。
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3/7 11:35
パノラマラインから久慈男体山と男体神社の入り口を望む。
画面中央の側道を入っていきます。
画面右下の茶色い小屋は公衆トイレ。
側道を300mほど入れば男体神社の駐車場にたどり着く。
道幅が狭く、車両がすれ違えるような路肩も途中にないので、気合と心意気で乗り付けること。
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3/7 11:30
側道を300mほど入れば男体神社の駐車場にたどり着く。
道幅が狭く、車両がすれ違えるような路肩も途中にないので、気合と心意気で乗り付けること。
まずは長福山を目指す。
画面中央の指導標に従い、右折する。
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3/7 11:36
まずは長福山を目指す。
画面中央の指導標に従い、右折する。
長福観世音堂への道。
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3/7 11:36
長福観世音堂への道。
いい雰囲気の田舎道を直登する。
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3/7 11:37
いい雰囲気の田舎道を直登する。
道中、土手の上にあった如意輪観音、地蔵菩薩、庚申塔。
庚申塔には嘉永元年(1848)の紀年銘あり。
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3/7 11:40
道中、土手の上にあった如意輪観音、地蔵菩薩、庚申塔。
庚申塔には嘉永元年(1848)の紀年銘あり。
古寂びた、いい観音さま。
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3/7 11:41
古寂びた、いい観音さま。
観世音堂の石段下に着く。
二十三夜塔(嘉永5年銘)と庚申塔あり。
幟柱は昭和9年の奉納。
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3/7 11:44
観世音堂の石段下に着く。
二十三夜塔(嘉永5年銘)と庚申塔あり。
幟柱は昭和9年の奉納。
境内の縁起には300段あると書いてあった。
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3/7 11:49
境内の縁起には300段あると書いてあった。
長福観世音堂全景。
画面右の矢印を打ったあたりが、長福山への登山口。
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3/7 11:51
長福観世音堂全景。
画面右の矢印を打ったあたりが、長福山への登山口。
長福観世音堂縁起。
(正往年間は、正徳の誤り)
平成5年に全焼したのち、再建されたものが現状の堂宇だという。
最初にこの場所に創建された東勝山長福寺は、永正3年(1506)に現在の場所に移されたそうだ。
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3/7 11:53
長福観世音堂縁起。
(正往年間は、正徳の誤り)
平成5年に全焼したのち、再建されたものが現状の堂宇だという。
最初にこの場所に創建された東勝山長福寺は、永正3年(1506)に現在の場所に移されたそうだ。
ところで、境内に変わった六地蔵があった。
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3/7 11:55
ところで、境内に変わった六地蔵があった。
先日、tetsu0216さんが谷倉山レコで栃木市梅沢町の六地蔵塔について触れられていたのだが、まさか奥久慈にもそれがあるとは知らなんだ。
屋根は上から見ると方形だった。
紀年銘不明。
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3/7 11:56
先日、tetsu0216さんが谷倉山レコで栃木市梅沢町の六地蔵塔について触れられていたのだが、まさか奥久慈にもそれがあるとは知らなんだ。
屋根は上から見ると方形だった。
紀年銘不明。
境内にあった石宮。
2基とも昭和26年の建立か。
大子町HPを見ていると、長福寺を現在地に移築する前に、一時期小川氏館内に置かれた時期もあったそうなので、その際に村のお堂としての機能が分離してここに留まったのかもしれない。
村の籠堂だったのだと思う。
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3/7 11:57
境内にあった石宮。
2基とも昭和26年の建立か。
大子町HPを見ていると、長福寺を現在地に移築する前に、一時期小川氏館内に置かれた時期もあったそうなので、その際に村のお堂としての機能が分離してここに留まったのかもしれない。
村の籠堂だったのだと思う。
さて、六地蔵の陰から踏跡をたどって登山道に入る。
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3/7 12:00
さて、六地蔵の陰から踏跡をたどって登山道に入る。
マークあり。
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3/7 12:02
マークあり。
急斜面を直登した。
あとで気づいたが、左手に踏跡があった。こちらは九折かもしれない。
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3/7 12:04
急斜面を直登した。
あとで気づいたが、左手に踏跡があった。こちらは九折かもしれない。
稜線に乗ったが、進行方向と逆のピークに祠の匂いがする…。
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3/7 12:07
稜線に乗ったが、進行方向と逆のピークに祠の匂いがする…。
やっぱりあった。
一所に一升瓶が集められて放置されており、かつての祀りの地だった様子がうかがえた。
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3/7 12:08
やっぱりあった。
一所に一升瓶が集められて放置されており、かつての祀りの地だった様子がうかがえた。
手前の踏石に膝を乗せたのかなあ。
ほぼ南向き、明治15年(1882)11月創立の銘あり。
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3/7 12:12
手前の踏石に膝を乗せたのかなあ。
ほぼ南向き、明治15年(1882)11月創立の銘あり。
踵を返して細長い稜線を北に辿れば、頂上(496p)に到着。
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3/7 12:21
踵を返して細長い稜線を北に辿れば、頂上(496p)に到着。
山名板は2枚あったが、うち1枚は半死の状態。
落ちていたので、ここに立てかけておきました。
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3/7 12:22
山名板は2枚あったが、うち1枚は半死の状態。
落ちていたので、ここに立てかけておきました。
さて、今日はここからが本番。
向こうに男体山を望みながら__
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3/7 12:24
さて、今日はここからが本番。
向こうに男体山を望みながら__
高低差の少ない稜線を北に向かって歩く。
長福山は初めて登ったけれど、露岩の雰囲気が男体山と異なる。
たぶん地質が違う。
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3/7 12:25
高低差の少ない稜線を北に向かって歩く。
長福山は初めて登ったけれど、露岩の雰囲気が男体山と異なる。
たぶん地質が違う。
長福山北峰、というべきか。
ここで北西に折れ、男体山山腹の目指す地点に直行する尾根を使った。
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3/7 12:26
長福山北峰、というべきか。
ここで北西に折れ、男体山山腹の目指す地点に直行する尾根を使った。
下りだしは気抜けするほど歩きやすい尾根。
途中までマークがついていた。
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3/7 12:27
下りだしは気抜けするほど歩きやすい尾根。
途中までマークがついていた。
標高430m級の尾根の肩に到着。
歩きやすいところを探しながら、さらに下る。
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3/7 12:34
標高430m級の尾根の肩に到着。
歩きやすいところを探しながら、さらに下る。
対岸男体山の稜線。
画像中央の鞍部を目指した。
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3/7 12:36
対岸男体山の稜線。
画像中央の鞍部を目指した。
標高400mあたりで手入れの入った人工林となった。
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3/7 12:49
標高400mあたりで手入れの入った人工林となった。
標高280mあたりで尾根の先端を感じるようになってきた。
人工林が切れるあたりに尾根分かれがあったが、計画通りまっすぐ下ってみる。
実際に目にしないと納得しない性格でして__。
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3/7 12:50
標高280mあたりで尾根の先端を感じるようになってきた。
人工林が切れるあたりに尾根分かれがあったが、計画通りまっすぐ下ってみる。
実際に目にしないと納得しない性格でして__。
尾根先は絶壁でした(笑)
沢水の音が遠くに聞こえる。
これはイカン。
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3/7 12:57
尾根先は絶壁でした(笑)
沢水の音が遠くに聞こえる。
これはイカン。
イワウチワの繁茂する斜面を少し戻ります。
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3/7 12:58
イワウチワの繁茂する斜面を少し戻ります。
2輪だけ、花を見かけました。
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3/7 12:53
2輪だけ、花を見かけました。
めんどくさいから、途中から谷に下ることにした。
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3/7 13:01
めんどくさいから、途中から谷に下ることにした。
画像では伝わらないと思うけれど、けっこう危ない谷。
薄い表土がシャーベット状になっていた。
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3/7 13:03
画像では伝わらないと思うけれど、けっこう危ない谷。
薄い表土がシャーベット状になっていた。
奥久慈は表土が薄く、急斜面ではすぐに土がめくれてしまうのだけれど、凍った土が緩んでグズグズになっていた。
表土のすぐ下に岩肌がある。
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3/7 13:16
奥久慈は表土が薄く、急斜面ではすぐに土がめくれてしまうのだけれど、凍った土が緩んでグズグズになっていた。
表土のすぐ下に岩肌がある。
谷を返り見る。
この斜面には、尾根と谷をつなぐように、平行に延びる小さな巻道が続いていた。
林務者の道かもしれない。
岩溝が狭まっている辺りが怖いので、巻きながら隣の小尾根に下り__
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谷を返り見る。
この斜面には、尾根と谷をつなぐように、平行に延びる小さな巻道が続いていた。
林務者の道かもしれない。
岩溝が狭まっている辺りが怖いので、巻きながら隣の小尾根に下り__
そこから再び谷に下りた。
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そこから再び谷に下りた。
眼下を横切っているのは鹿野沢川の源流部。
この谷と向かい合うようにして枝沢が合流しているのが見えた。
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3/7 13:15
眼下を横切っているのは鹿野沢川の源流部。
この谷と向かい合うようにして枝沢が合流しているのが見えた。
鹿野沢川と、対岸の枝沢。
画面左の尾根がこれから乗りたい尾根。
出合に白いポリ袋があることに注意。
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3/7 13:18
鹿野沢川と、対岸の枝沢。
画面左の尾根がこれから乗りたい尾根。
出合に白いポリ袋があることに注意。
鹿野沢川に下りた。
先ほど下っていた尾根先の絶壁は、こんな感じだった。
これはムリぽ。
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鹿野沢川に下りた。
先ほど下っていた尾根先の絶壁は、こんな感じだった。
これはムリぽ。
尾根に直登せず、少しこの沢をたどることにした。
たくさんのペットボトルがポリ袋に入っていた。
マークもあるが、林務者のものか沢屋さんのものか、いずれも不明。
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3/7 13:20
尾根に直登せず、少しこの沢をたどることにした。
たくさんのペットボトルがポリ袋に入っていた。
マークもあるが、林務者のものか沢屋さんのものか、いずれも不明。
ちょっとだけ沢登り。
トレールグリッパーでもズルンズルンに滑る。
草付も不安定でした。
ここを上がると二股になっており__
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3/7 13:23
ちょっとだけ沢登り。
トレールグリッパーでもズルンズルンに滑る。
草付も不安定でした。
ここを上がると二股になっており__
左股に入ればすぐに__
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3/7 13:27
左股に入ればすぐに__
尾根の懐はテラス状になっていた。
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3/7 13:29
尾根の懐はテラス状になっていた。
テラスから長福山を返り見る。
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3/7 13:29
テラスから長福山を返り見る。
ここでおにぎり休憩。
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3/7 13:34
ここでおにぎり休憩。
斜面をテキトーに登って尾根筋に乗ると、作業道の整地痕があって、驚いた。
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斜面をテキトーに登って尾根筋に乗ると、作業道の整地痕があって、驚いた。
尾根先まで戻ると、飯場の跡あり。
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3/7 13:51
尾根先まで戻ると、飯場の跡あり。
さて、男体山を登り始める。
尾根筋が藪なので巻き気味に進もう。
なんか薄く踏跡があるぞ__。
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さて、男体山を登り始める。
尾根筋が藪なので巻き気味に進もう。
なんか薄く踏跡があるぞ__。
火山角礫岩だ、これぞ奥久慈。
男体山に入ったら岩質が変わった。
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火山角礫岩だ、これぞ奥久慈。
男体山に入ったら岩質が変わった。
明らかに踏跡。
ちなみに八溝以東に鹿はいない。
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3/7 13:58
明らかに踏跡。
ちなみに八溝以東に鹿はいない。
薙を渡って、薙の右岸へ出た。
この薙は結局、目標としている鞍部まで続いていたが、今日は斜面を歩いた。
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3/7 14:06
薙を渡って、薙の右岸へ出た。
この薙は結局、目標としている鞍部まで続いていたが、今日は斜面を歩いた。
ザレた急斜面に取り付く。
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ザレた急斜面に取り付く。
薙左岸の岩崖はこんな感じ。
思ってた通りの絶壁。
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薙左岸の岩崖はこんな感じ。
思ってた通りの絶壁。
今歩いている右岸はこんな感じ。
屹立はしていない。
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3/7 14:10
今歩いている右岸はこんな感じ。
屹立はしていない。
やがて稜線が見えてくる。
現れた岩を右からかわしながら登り__
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やがて稜線が見えてくる。
現れた岩を右からかわしながら登り__
鞍部に出る。
踏跡は(見失いがちだったけれど)最後まで続いていたように思う。
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3/7 14:20
鞍部に出る。
踏跡は(見失いがちだったけれど)最後まで続いていたように思う。
月居からの縦走路と合流。
(画面左から登ってきた)
最後はちょっとだけ笹藪を通過した。
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月居からの縦走路と合流。
(画面左から登ってきた)
最後はちょっとだけ笹藪を通過した。
縦走路。
奥久慈の沢筋は黒っぽい。
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3/7 14:26
縦走路。
奥久慈の沢筋は黒っぽい。
ほぼ2年ぶりに歩く奥久慈。
見たことのない指導標が立っていて、ちょっとたじろいだ。
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3/7 14:27
ほぼ2年ぶりに歩く奥久慈。
見たことのない指導標が立っていて、ちょっとたじろいだ。
水の湧く場所はまだ凍ってます。
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3/7 14:32
水の湧く場所はまだ凍ってます。
白木山・男体山・持方への分岐(4差路)に到着。
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白木山・男体山・持方への分岐(4差路)に到着。
4差路にて、持方への道。
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4差路にて、持方への道。
539p通過。
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539p通過。
いまから行くぜ、男体山。
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いまから行くぜ、男体山。
持方への分岐を通過。
さらに男体神社への分岐を通過して__
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持方への分岐を通過。
さらに男体神社への分岐を通過して__
2年ぶりの久慈男体山。
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2年ぶりの久慈男体山。
男体山登頂です。
一等三角点と石宮とNHKの中継局があります。
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男体山登頂です。
一等三角点と石宮とNHKの中継局があります。
一等三角点「頃藤」
6寸角。
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一等三角点「頃藤」
6寸角。
頂上は最高の見晴台。
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3/7 15:16
頂上は最高の見晴台。
鷹取岩・篭岩山方面を望む。
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鷹取岩・篭岩山方面を望む。
櫛ヶ峯と中武生山。
遠くに高鈴山。
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櫛ヶ峯と中武生山。
遠くに高鈴山。
湯沢源流部をはさんで延びる、表裏の縦走尾根。
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湯沢源流部をはさんで延びる、表裏の縦走尾根。
縦走路の向こう、おかめ山・鷹取山など。
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縦走路の向こう、おかめ山・鷹取山など。
遠くに見える煙突は、東海村の常陸那珂火力発電所(中央)と東海第二原子力発電所(その左)。
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3/7 15:17
遠くに見える煙突は、東海村の常陸那珂火力発電所(中央)と東海第二原子力発電所(その左)。
ひたちなか市のG1タワー。
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ひたちなか市のG1タワー。
水戸市の水戸県庁。
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水戸市の水戸県庁。
長福山と西方の山々。
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長福山と西方の山々。
熊の山・盛金富士方面。
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3/7 15:45
熊の山・盛金富士方面。
名もない小さなピークがどこまでも続く。
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名もない小さなピークがどこまでも続く。
山頂石宮。
北北東向き。
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山頂石宮。
北北東向き。
本日2杯目のコーヒー。
NHKのアンテナにもフェンスが張られてて、驚く。
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本日2杯目のコーヒー。
NHKのアンテナにもフェンスが張られてて、驚く。
今日はこれまで。
下山します。
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3/7 15:46
今日はこれまで。
下山します。
男体神社への分岐に到着。
往路は右から来た。
指導標は「上小川駅・滝倉」とのピンと来ない表記だが__
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男体神社への分岐に到着。
往路は右から来た。
指導標は「上小川駅・滝倉」とのピンと来ない表記だが__
ちゃんと書いてくれてる方がいらっしゃいます。
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ちゃんと書いてくれてる方がいらっしゃいます。
古い参道の面影のある快適な道を下り__
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3/7 16:08
古い参道の面影のある快適な道を下り__
男体神社駐車場に無事到着。
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男体神社駐車場に無事到着。
男体神社にお参りしていこう。
写真では分かりにくいが、拝殿の後ろには滝がある。
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男体神社にお参りしていこう。
写真では分かりにくいが、拝殿の後ろには滝がある。
男体神社縁起。
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男体神社縁起。
扁額の横に、碑伝あり。
同じものが長福観世音堂にもあった。
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3/7 16:13
扁額の横に、碑伝あり。
同じものが長福観世音堂にもあった。
短い時間だったけど、面白く歩けました。
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短い時間だったけど、面白く歩けました。
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