南八ヶ岳 美濃戸〜硫黄岳、横岳、赤岳、阿弥陀岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 1,633m
- 下り
- 1,602m
コースタイム
6:30 美濃戸口 6:45
6:40 やまのこ村駐車場
7:40 堰堤広場
8:25 赤岳鉱泉(給水) 8:35
10:05 赤岩の頭
10:30 硫黄岳 12:15
13:15 横岳
14:15 地蔵の頭
15:05 赤岳/頂上山荘 7:40
8:20 中岳
9:05 阿弥陀岳 9:15
10:30 行者小屋
10:40 中山展望台
10:50 行者小屋 11:40
13:05 やまのこ村駐車場
天候 | 1日目: 晴れのち曇り 2日目: 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・南沢ルートは補修工事で、迂回路を通るが、ぬかるんでいて滑りやすい。 ・中岳のコル〜行者小屋ルートで、中岳のコルから降りてすぐ、鉄パイプで 組まれたハシゴがあるが緑ロープでふさがれている。その先は道が崩れて なくなっているので、阿弥陀岳側の迂回ルートを通る。 |
写真
感想
3連休晴れということで、1泊で八ヶ岳へ。仲間はみんな予定ありだったので一人で行きました。
美濃戸口に車をおいて歩こうと計画していましたが、前を行く車に続いてやまのこ村まで
行きました。ボコボコでひどい道でしたが、SUV車の本領発揮できました。
駐車場には連休初日の6:30ころ着きましたが、ほぼ満車で、ギリギリ停めることができました。
北沢〜赤岳鉱泉〜硫黄岳のルートは整備されていて歩きやすい道でした。
途中、視界が一気に開け、硫黄岳〜阿弥陀岳が見えテンションがあがります。
硫黄岳山頂は広々としていましたが風が強かったので少し外れで昼食。
午後、歩き始める頃には雲が出てきてしまいました。
気温は下がり、耳が冷えて痛いほどでしたので、夜にかぶろうと思って持っていったニット帽を装着。
防寒用のレインウエアの下にフリースも着て歩きました。
横岳は、足場の狭いクサリ場がありましたが、手足を使って上り下りするのは結構楽しかったです。
地蔵の頭を越えると、赤岳は雲に包まれていました。
赤岳展望小屋をすぎて最後の登りになりましたが、単調な登りが続き、ばてました。
なんとか頂上に着きましたが、ガスの中で展望はありませんでした。
頂上小屋に入ると、フロント(?)はチェックインを待っている人であふれんばかり。
連休で混んでいたみたいで、15:05に受付で名前を言って、部屋を案内されたのが16:15でした。
まあ、ストーブもあり、一人だったので早く部屋に行っても特にすることはありませんでしたが。
多くの人が早く到着していたみたいで、夕食も朝食も最後の3番目。夕食は18:45から、朝食は6:45
でした。早く着けば夕食17:00の朝食5:00のようです。
また、2つの布団に3人と案内されました。まあ、しかたないですね。
黒板に、翌朝の最低気温が-7度という予報が書いてありました。
私は地下の部屋で、布団はハシゴの段上でした。夕食を待っていると後から来た人は、床に布団を
敷いて寝ることになっていました。部屋はいっぱいいっぱいでした。
夕食には肉が出ました。山小屋泊3回目でしたが、これまで魚しかなかったので肉はうれしかった。
550円のビールを飲みました。
布団が寒いと思って、裏地がフリースのズボンに履き替えて、上もフリースを着て寝ましたが、
部屋は結構暖かく、暑くなって着替えました。
8時頃に寝たこともあって、12時過ぎに目が覚めてしまいました。
天気が回復していたら星空を撮りたいと思って用意しておいた写真用具と防寒着を取り外へ出ました。
外へ出ると極寒。ヘッドライトに空気中を舞う霜?が照らされていました。
空をみると雲がない!明るい月と星空が広がっていました。
山頂の標識まで行くと月に照らされた雲海の奥に南アルプスが見えました!感激!!
寒かったので写真を撮りながら小屋と山頂を行き来しました。
そのうち、月が沈みました。月も沈むときは夕日のように赤くなるのですね。
残念ながらGRでは月が小さくて撮れませんでしたが。
月が沈むと星空は一層はっきり。私の地元は田舎で星はよく見える方ですが、
山頂で見る星空は比べものにならないくらいきれいでした。
4時ころになると空は東から明るくなってきて多くの人が出てきました。
小屋のストーブもつき、ご来光を迎える準備が進みます。
この日は日の出が5:44。山頂には人だかり。
東の空はうっすらと朝焼けに染まり、ご来光を拝むことができました。
6:45に朝食を済ませ、すぐに出発。
中岳を越えて、中岳のコルに荷物を置き、阿弥陀岳。
急な岩場の登りでした。浮いて転がる石や手がかりにしようとすると動く岩
があって、恐かったです。
阿弥陀岳に登ると西側が開けて眺めが最高でした。
阿弥陀岳から下り、朝日に照らされた横岳を見ながら行者小屋を目指しま
した。
行者小屋を越えて「横岳・赤岳の西壁がすばらしい」中山展望台へ
行きましたが、下から登ればすばらしく感じるかもしれませんが、
上からの眺めはもっとすばらしかったのでムダ足でした。
行者小屋に戻り、軽めの昼食をとり、一気に南沢ルートを下りました。
美濃戸近くまで下りると、工事のための迂回路になり、ドロドロで
歩きにくい道がありました。
下山後は、小淵沢の道の駅の横にある延命の湯に入り、イオンモールで
ボロネーゼ食べて帰りました。
(反省)
・星空を綺麗に取るために今度こそ一眼レフ持っていきたいです。
・双眼鏡とウエストバッグも欲しい。
・この時期、薄手の手袋1枚では寒い。
・頂上小屋の飲料水は有料(ペットボトル)だったので、赤岳鉱泉で
2.5リットル補給して行きましたが、涼しかったので水はあまり
減りませんでした。
消費した水分:
スポーツドリンク0.6L、茶0.5L、調理とコーヒー1.5L、(ビール0.35L)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する