安曇山岳会奥穂高岳登山〜安曇＆大野川中学校学校登山サポート〜

2018年07月23日(月) ~ 2018年07月25日(水)

• GPS: 21:18
• 距離: 37.9km
• 登り: 1,980m
• 下り: 1,983m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:13
• 休憩: 1:28
• 合計: 6:41

6:58 上高地バスターミナル
7:22 7:22 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
7:59 8:07 明神館
8:47 8:50 徳沢公衆トイレ
8:52 9:06 徳澤園
9:57 10:20 横尾 (横尾山荘)
10:36 10:36 横尾岩小屋跡
11:19 11:56 本谷橋
12:53 12:56 Sガレ
13:39 涸沢ヒュッテ

2日目

• 山行: 5:08
• 休憩: 2:50
• 合計: 7:58

6:01 涸沢ヒュッテ
6:48 6:48 パノラマ分岐
7:13 7:41 ザイテングラート
8:33 9:00 穂高岳山荘
9:37 10:13 穂高岳
10:50 11:37 穂高岳山荘
12:28 12:44 ザイテングラート
13:04 13:06 パノラマ分岐
13:38 13:52 涸沢小屋
13:59 涸沢ヒュッテ

3日目

• 山行: 4:56
• 休憩: 1:10
• 合計: 6:06

6:36 涸沢ヒュッテ
7:04 7:06 Sガレ
8:04 8:05 本谷橋
8:55 8:55 横尾岩小屋跡
9:14 9:25 横尾 (横尾山荘)
10:16 10:47 徳澤園
11:27 11:49 明神館
12:23 12:23 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
12:31 12:34 河童橋
12:42 上高地バスターミナル

天候

3日間共、文句なしの快晴！

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

ザイテングラート及び穂高岳山荘から奥穂高岳への間
いずれも急傾斜で落石、滑落要注意箇所です。
実際ザイテングラート下部で白出のコルから凄まじい音を立てて落ちてくる
落石や登頂後の帰りザイテングラートで北穂高岳山頂方面からの爆音を
立てて落ちてくる落石を見て肝を冷やしました。
どちらとも雪渓で止まったが今一度気を引き締めました。

その他周辺情報

涸沢ヒュッテ2泊
https://www.karasawa-hyutte.com/
７月２５日付け信濃毎日新聞の一面に掲載されました。
https://www8.shinmai.co.jp/yama/article.php?id=YAMA20180725010296
安曇山岳会会長　次田経雄登山スクール
http://www.go.tvm.ne.jp/~tsugita/newpage2.html

写真

7/23 6:52

上高地河童橋
目指す奥穂高岳山頂が
見えてます

7/23 7:58

明神岳と明神館
最初の休憩ポイントです

7/23 8:41

明神〜徳沢間で梓川越しの
明神岳、前穂高岳の山並み

7/23 8:42

徳沢手前にて梓川越しの
中山と奥に大天井岳

7/23 8:50

第2の休憩ポイント
気持ち良さそうな
芝生のテントサイトがある
徳沢に到着

7/23 8:52

徳沢園

7/23 9:56

第3の休憩ポイント
横尾山荘に到着

7/23 10:18

横尾からは横尾大橋で
梓川を渡り涸沢を
目指します

7/23 10:20

横尾大橋

7/23 11:07

屛風岩と北穂高岳

7/23 11:19

本谷橋と北穂高岳

7/23 11:32

本谷橋下に仮設橋が
前日架かりました
これで混雑回避できます

7/23 12:36

Sガレ
落石に注意して
素早く渡りましょう

7/23 13:07

涸沢まであと少し
穂高の山並みが
迫って来ました

7/23 13:29

この階段を登り切ると
本日から2泊する
涸沢ヒュッテに到着です

7/23 13:32

振り返ると屛風の山並みと
奥に常念山脈横通岳と
東天井岳周辺が
見えており常念岳は
屛風の後ろで見えません

7/23 13:36

屛風のコルに向かう
パノラマ新道は
まだ閉鎖中でした

7/23 13:38

涸沢ヒュッテに到着
本日から2泊
お世話になります。

7/23 13:40

涸沢ヒュッテテラスから
北穂高岳を望む

7/23 14:32

到着早々にテラスで
生ビール！

7/23 15:09

涸沢ヒュッテオーナーの
山口さんを迎えて
入館式

7/23 15:47

毎年恒例の涸沢音楽会が
始まります。
アルプホルンの音色が
涸沢カールに響き渡ります

7/23 15:54

最後は安曇＆大野川中学校の
生徒と登山客でふるさとを
合唱しました

7/23 17:03

涸沢ヒュッテの夕食
ボリューム満点です

7/24 4:41

2日目東の空が赤く
染まり始めました

7/24 4:53

モルゲンロート
穂高の山並みが
少し赤く染まりました

7/24 4:58

涸沢ヒュッテの朝食

7/24 5:42

本日も天気に恵まれ
最高の登山日和に
なりました

7/24 5:42

これから登る
ザイテングラードを
zoom

7/24 5:43

涸沢のテン場と
涸沢小屋、その上に
北穂高岳

7/24 5:43

荒々しい岩峰の
北穂高岳

7/24 5:43

北穂高岳山頂をzoom

7/24 6:03

奥穂高岳山頂に向けて
出発です。

7/24 6:09

まずは涸沢カール内の
パノラマコースにて
ザイテングラード取付を
目指します

7/24 6:11

涸沢カール内は
チングルマが
咲き誇っていました

7/24 6:16

ザイテングラード取付までは
比較的なだらかな傾斜で
進みます

7/24 6:40

涸沢カール内には
ハクサンイチゲも
咲いていました

7/24 6:40

涸沢カールのお花畑

7/24 7:12

ザイテングラードが
近づいて来ました

7/24 7:13

上から見るとライオンに
見える獅子岩
下山時奥の雪渓で落石目撃
かなりの音でビックリ！

7/24 8:05

前穂高岳から続く
北尾根を背にして
登ります

7/24 8:07

ザイテングラードの
急傾斜を落石に注意して
登ります

7/24 8:30

穂高岳山荘白出のコル手前は
雪渓を横切るが
階段状に整備されており
安心です

7/24 8:40

賑わう穂高岳山荘前の
テラス、ここで頂上
アタック前に休憩です

7/24 8:41

穂高岳山荘では
ヘリで荷揚げ作業を
繰り返ししており
到着の度に土煙が
舞い上がります

7/24 8:48

穂高岳山荘からは
梯子、鎖の急登で
気が抜けません

7/24 8:48

気を引き締めて
一歩一歩慎重に
登ります

7/24 8:50

生徒達は、難なく
難所をクリアしていきます

7/24 9:11

遂に涸沢岳と北穂高岳の
間に槍ヶ岳が見える
標高まで登って来ました

7/24 9:11

槍ヶ岳をzoom

7/24 9:19

標高日本3位
奥穂高岳山頂が
見えて来ました

7/24 9:23

稜線西側には
飛騨の名峰笠ヶ岳と
奥に黒部五郎岳も
見えてます

7/24 9:24

笠ヶ岳zoom

7/24 9:31

涸沢岳から北穂高岳
キレット、南岳、中岳
槍ヶ岳と続く稜線
まさに日本の屋根です

7/24 9:25

北アルプスど真ん中
日本百名山鷲羽岳と
同じく百名山の
水晶岳をzoom

7/24 9:24

日本百名山
黒部五郎岳を
zoom

7/24 9:35

奥穂高岳山頂の
目印、祠が見えてます

7/24 9:37

南側には岩の塊
ジャンダルムが
間近に見えます

7/24 9:38

生徒達は一足早く
元気に奥穂高岳山頂に
登頂です

7/24 9:42

標高3190m
日本第3位
北アルプス最高峰の
奥穂高岳山頂に登頂です

7/24 9:47

奥穂高岳山頂南側には
ジャンダルムから
西穂高岳へ続く稜線が
見えます

7/24 9:47

前穂高岳をzoom

7/24 9:47

奥穂高岳山頂南側には
焼岳、乗鞍岳、更に奥に
御嶽山も見えました

7/24 9:50

出発地点の上高地
河童橋をzoom

7/24 9:52

奥穂高岳山頂東側には
日本百名山常念岳が
見えます

7/24 10:17

ジャンダルムをzoom

7/24 10:43

奥穂高岳山頂の3000m
越えの岩場にひっそりと
可憐に咲くイワツメクサ

7/24 10:47

穂高岳山荘に荷物運搬に
飛んでくるヘリコプター

7/24 10:47

ヘリが近づくと
土煙が舞うので
ヘリ待ちの渋滞が
発生します

7/24 10:51

再び鎖、梯子の連続
気を引き締めて
下ります

7/24 10:58

ヘリコプターをzoom

7/24 11:09

飛騨側白出沢のガレ場
穂高岳山荘の裏側です

7/24 11:11

穂高岳山荘のテラスで
涸沢ヒュッテの
お弁当を頂きました

7/24 11:23

穂高岳山荘前の
岩場の急傾斜
凄い角度です
滑落注意！

7/24 11:23

下からも上からも
来るので渋滞発生
します

7/24 11:37

昼食後涸沢ヒュッテに
向けて出発です

7/24 11:58

広大な涸沢カール

7/24 12:04

ザイテングラードの
急傾斜を三点支持で
慎重に下ります

7/24 13:11

ザイテングラードの
難所を無事通過して
昼寝岩で休憩

7/24 13:37

帰路は涸沢小屋経由で
涸沢ヒュッテに戻りました。

7/24 13:40

涸沢ヒュッテ到着前に
涸沢小屋にて糖分補給

7/24 13:49

涸沢小屋周囲には
鮮やかな黄色の
ニッコウキスゲが
咲いていました

7/24 13:54

涸沢カール内の
テントサイトを
通過します

7/24 13:55

涸沢テントサイトの
受付、コンパネが
横積みされてます

7/24 13:58

涸沢ヒュッテに無事到着
2日目の山行終了
これから夕暮れまで
テラスでまったりタイム
至福のひと時です！

7/24 14:37

2日目も早々に
生ビールで乾杯！

7/24 15:10

持参したホタテ
キュウリ味噌
鹿肉ジャーキーの
おつまみで
宴会スタート

7/24 17:01

涸沢ヒュッテ
2日目の夕食です

7/24 17:28

涸沢ヒュッテ食堂に
岳の色紙が飾って
います

7/24 17:30

岳のTシャツ

7/24 19:10

2日目の夕焼け
涸沢槍、北穂の上が
一瞬赤く染まりました

7/24 19:13

2日目の夕焼け

7/25 4:34

3日目の朝焼け

7/25 6:06

本日も素晴らしい天気です
今日は上高地に向けて
下山です

7/25 6:06

下山するのが勿体ない
くらいの天気で
今から北穂高岳に
登りたいな〜

7/25 6:06

涸沢ヒュッテのテラス
ここで2日間
まったりさせて頂き
有難うございました

7/25 6:18

穂高の山並みを
いつまでも目に
焼き付けます

7/25 6:39

上高地に向けて
往路を下山します

7/25 7:17

Sガレを通過

7/25 8:03

本谷橋を通過

7/25 8:12

屛風岩と北穂高岳

7/25 8:50

岩小屋跡を通過

7/25 9:11

横尾大橋を渡ります

7/25 9:12

横尾山荘に到着

7/25 10:15

徳沢園に到着
霧のミストが噴射
してました

7/25 10:29

徳沢園名物
ソフトクリーム
毎回食べます

7/25 12:28

上高地河童橋が近づくと
急に人が多くなります

7/25 12:30

河童橋から昨日登った
奥穂高岳山頂を見て
満足感に浸ります

7/25 12:30

奥穂高岳山頂を
眺める生徒達

7/25 12:33

奥穂高岳山頂を
zoom

7/25 12:35

河童橋周辺は観光客で
大混雑、まるで
都会並みの人混みです

7/25 12:49

上高地バスターミナルまで
無事下山して解散式です
お疲れ様でした！

撮影機器：

PowerShot SX720 HS CANON

感想

hgotoben

今回地元安曇中学校と大野川中学校1年生8名による標高3190m北アルプス最高峰
奥穂高岳山頂への学校登山に安曇山岳会の一員として初めて参加させて
もらいました。学校登山で奥穂高岳山頂に行くのは、他にどの学校も無く
唯一の存在で、厳しい戦いになると思いきや生徒達は、余裕が感じられ
軽快に登って行き逆に大人達が暑さでバテバテでした。この登山に向けてあらかじめ訓練してきた成果がでたと思われます。途中、落石や梯子、鎖などの難所の
通過もあり、山の厳しさやマナーなどを十分学習したと思います。
又涸沢音楽会も登山者を前にちょっぴり恥ずかしそうに演奏したり歌ったりして
とても可愛かったです。登山者を和ませてくれました。
上高地での解散式では、今回の学校登山をサポートした、安曇山岳会、
参加した先生方、涸沢ヒュッテさんや涸沢から奥穂高岳山頂往復を連れ添って
万全なサポートしてくれた北アルプス南部地区山岳遭難防止対策協会の方々や
ご協力頂いた多くの方々に深く感謝の言葉を述べ、仲間と登山して一人も
脱落者が無く無事下山できた事は最高の思い出になったと思います。

コメント

mtakeo

お久しぶりです
hgotobenさん　お久しぶりです
中学生のサポートですか、頑張っていますね。
奥穂高岳には何年か前に涸沢テント泊で行きましたがしばらく行っていませんが拝見するとやはりいいですね。
昨年の紅葉ぴったりの時期に涸沢ピストンされてましたね。
いい時期にまた行ってみたいです。

hgotoben

Re: お久しぶりです
mtakeo さん　こんばんわ！
この３日間は天候に恵まれ最高の登山日和でした。
この時期３日目共に快晴なのは、いまだかってありえませんでした！
子供達は元気モリモリで大人達が暑さでダウンの登山でした。
涸沢はいつ行っても最高に楽しい所ですね！
さて来週末は、去年と同じメンバーで南アルプス仙塩尾根に出かけます。
広大な尾根歩きを楽しんで来ます。晴れる事を願っています！

mtakeo

Re[2]: お久しぶりです
仙塩尾根ということは仙丈ケ岳？それとも北岳・間ノ岳？
レコ楽しみにしています。

hgotoben

Re[3]: お久しぶりです
仙塩尾根とは、塩見岳の入口鳥倉登山口から入って
塩見岳を越して長大な尾根を歩き仙丈ケ岳を越えて
北沢峠に降ります。二日で鳥倉から仙丈ケ岳の馬の背ヒュッテまで
歩くのでかなりキツイ道のりになると思うが頑張ります