至仏山・尾瀬ヶ原（御池より）

2018年08月12日(日) [日帰り]

• GPS: 12:30
• 距離: 42.7km
• 登り: 1,574m
• 下り: 1,571m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:34
• 休憩: 0:56
• 合計: 12:30

1:31 山の駅御池＆御池ロッジ
1:44 1:45 御池登山口
1:47 1:47 御池田代
1:52 1:52 姫田代
2:04 2:04 上田代
2:09 2:09 ノメリ田代
2:18 2:19 西田代
2:39 2:40 裏燧橋
3:03 3:03 三条ノ滝・御池・渋沢温泉方面分岐
3:30 3:30 温泉小屋・三条ノ滝・御池方面分岐
3:34 3:34 温泉小屋
3:39 3:39 赤田代
3:52 3:53 見晴(下田代十字路)
4:20 4:20 竜宮十字路
4:32 4:32 下ノ大堀川橋
4:40 4:40 牛首分岐(中田代三叉路)
4:46 4:46 上ノ大堀橋
5:04 5:07 山ノ鼻
6:38 6:38 高天ヶ原
6:54 7:12 至仏山
7:34 7:35 小至仏山
7:52 7:52 オヤマ沢田代
8:06 8:06 原見岩
8:32 8:34 鳩待峠
9:09 9:20 山ノ鼻
9:41 9:41 上ノ大堀橋
9:47 9:47 牛首分岐(中田代三叉路)
9:57 9:57 下ノ大堀川橋
10:10 10:10 竜宮十字路
10:44 10:46 見晴(下田代十字路)
11:03 11:03 赤田代
11:10 11:10 温泉小屋
11:14 11:15 元湯山荘
11:43 11:46 三条の滝・尾瀬ヶ原・御池 分岐
11:49 11:51 三条ノ滝
11:57 11:57 三条ノ滝展望台
12:01 12:01 三条ノ滝
12:06 12:06 三条の滝・尾瀬ヶ原・御池 分岐
12:21 12:22 三条ノ滝・御池・小沢平方面分岐
12:27 12:27 三条ノ滝・御池・渋沢温泉方面分岐
12:49 12:51 裏燧橋
13:17 13:19 西田代
13:27 13:27 裏燧横田代
13:30 13:33 ノメリ田代
13:36 13:36 上田代
13:47 13:48 姫田代
13:53 13:53 御池田代
13:57 13:57 御池登山口
14:01 ゴール地点

天候

ほぼ晴れ

アクセス

■駐車場
御池駐車場 約400台
\1,000/1回

コース状況／危険箇所等

■登山道の状況
今回歩いたルートは全て明瞭です。
以下、注意箇所。
段吉新道の木道はとても滑りやすい。
至仏山の登り下りは蛇紋岩でとても滑りやすい。濡れているとさらに滑りやすい！
三条ノ滝方面は若干急坂、鎖場ありです。

■水場
確認した水場は以下。
元湯山荘休憩所
見晴 弥四郎小屋
竜宮小屋
山ノ鼻

その他周辺情報

檜枝岐 駒の湯 \500

写真

8/12 1:43

混んでいると思った駐車場はガラガラ。まずは燧裏林道で見晴を目指します。

8/12 2:05

暗くて分からないけど一面の湿原を想像する。

8/12 2:39

裏燧橋。しっかりした造りだけど少し揺れた。

8/12 3:04

三条ノ滝、見晴、御池の三叉路。見晴方面へ。

8/12 3:30

さらに歩くとまた三叉路。同じく見晴方面へ。

8/12 3:52

元湯山荘休憩所を経由して見晴まで来ました。弥四郎小屋の水が旨い。

8/12 4:07

竜宮小屋手前で群馬県へ入県。

8/12 4:10

竜宮小屋。ここでも水を頂きました。

8/12 4:25

燧ヶ岳方面の空が明るくななってきた！

8/12 4:35

未明の逆さ燧。

8/12 4:40

竜宮小屋から山ノ鼻の中間地点。

8/12 4:48

行く先は雲が多め…。

8/12 5:00

遠くの空が燃えてきた。

8/12 5:08

山ノ鼻到着。

8/12 5:05

やっとここから本格的な登山となる。

8/12 5:15

登っている途中でやっと朝陽が。

8/12 5:41

幻想的な雰囲気。

8/12 5:44

ハクサンシシャジン。

8/12 5:50

森林限界を越えて。尾瀬ヶ原が見えてきた！

8/12 6:33

雲が湧いて消えてを繰り返す。

8/12 6:53

至仏山登頂！
ガスだがここまで遠かったので充実感で満たされる。

8/12 7:18

少し休憩して下山開始。
イワギキョウかな。

8/12 7:34

小至仏山を経由して。

8/12 7:52

笠ヶ岳方面もかなり気になるー。

8/12 8:09

下山はわりとあっという間。

8/12 8:31

程なく鳩待峠。
山は下りたけど御池まではまだまだ。

8/12 8:40

荷物を届け終えサクサクあるく歩荷の方。

8/12 9:04

山ノ鼻へは綺麗な沢沿いのルートです。

8/12 9:05

マルバダケブキ。

8/12 9:08

再び山ノ鼻。
水を頂き山バッヂ購入。

8/12 9:22

下山したら晴れるのパターン(*_*)

8/12 9:24

今度は燧ヶ岳麓まで尾瀬ヶ原を横断します。

8/12 9:24

山頂からは素晴らしい景色が広がっているんだろうなー。
ここからは遠ざかる至仏山、近づく燧ヶ岳の写真を。

8/12 9:27

尾瀬の川はどこも綺麗。魚影もありました。

8/12 9:27

8/12 9:29

8/12 9:31

8/12 9:36

モウゼンゴケ。

8/12 9:38

8/12 9:40

8/12 9:42

8/12 9:47

8/12 9:53

少し風があり逆さ燧は残念。

8/12 9:53

8/12 9:56

8/12 9:57

8/12 10:10

8/12 10:10

8/12 10:11

竜宮小屋は尾瀬ヶ原の真ん中に佇む素敵な小屋。いつか泊まってみたい。

8/12 10:29

8/12 10:34

8/12 10:39

8/12 10:39

8/12 10:41

弥四郎小屋の素晴らしいエントランス！

8/12 10:42

8/12 10:45

弥四郎清水が旨い！！

8/12 10:47

8/12 10:47

トリカブト。

8/12 10:50

至仏山の見納め。蛇紋岩には苦戦したけど素敵な山でした！

8/12 10:53

アカバナ

8/12 10:54

チョウジギク

8/12 10:58

東電小屋分岐。今度来たらこちらのルートも歩いてみたい。

8/12 11:05

元湯山荘のロケーションも良いです。休憩所でまたお水を頂きました。

8/12 11:17

帰りはせっかくなので三条ノ滝を目指します。

8/12 11:25

まずは平滑ノ滝。名前の通り滑がずっと続く圧巻の滝だった！

8/12 11:27

燧裏方面は何度となく渡渉するが綺麗な沢ばかり！

8/12 11:47

三条ノ滝、御池、見晴の三叉路。三条ノ滝方面へ。

8/12 11:54

急な階段を降りてデッキを進むと爆音の三条ノ滝が。物凄い水量の滝です。さすが名瀑100選。一見の価値あり。

8/12 11:54

落差100m程。吸い込まれそうになる。

8/12 11:55

8/12 11:56

この時期は第一テラスまで行けます。

8/12 12:07

8/12 12:21

三叉路を御池に進み急登をこなすと分岐。渋沢温泉方面は通行禁止です。

8/12 12:24

夜中に通った三叉路にようやく辿り着く。ここからが長い…。

8/12 12:50

裏燧橋。揺れるー。

8/12 12:51

裏燧橋の沢も綺麗ー。

8/12 13:15

渡渉の度に水浴び！！

8/12 13:38

湿原の素晴らしいロケーション。

8/12 13:56

長い長ーい木道を経てようやくゴール。本当に長かった(*_*)

8/13 14:11

至仏山、山バッヂ。至仏山荘にて。

撮影機器：

Xperia Z5 SO-01H docomo SONY

感想

ao_hachi

去年の今頃同じ計画で御池に着いたが小雨が降っており断念。今年はリベンジでした。天気予報が不安定でしたが腹をくくり御池に着いたら星空！早速準備を整え登山開始。ヘッデンを頼りに暗い木道をひたすら進む。開けた湿原をいくつか通り裏燧橋を渡り暫く進み三叉路を御池方面へ。さすがにこの時間に登山者はいないと思っていたが自分と同じく御池発と思われる登山者とスライド。元湯山荘休憩所で水を頂きようやく樹林帯から解放されて尾瀬ヶ原へ足を踏み入れる。見晴の弥四郎清水で再び喉を潤して、いざ山ノ鼻へ。竜宮小屋を過ぎると背後の燧ヶ岳の空が段々と明るくなってきた。雲が燃えるような朝焼けを何度も振り返りながら進む。生憎至仏山は厚い雲に覆われていた。山ノ鼻に到着し登るうちに晴れることを願いながらやっと本格的な登山が始まった。樹林帯をグイグイ登って行き標高を稼ぐと森林限界を越えて眼下に尾瀬ヶ原が雲の切れ間から見ることが出来た！暑くはないがずっと続く登りにたっぷり汗を絞られる。せめぎあう雲の隙間から尾瀬ヶ原を何度も振り返るが頂上付近でガスに覆われてしまいそのまま登頂。眺望はなかったが風が涼しくここまで歩いてこれた充実感を噛み締める。たっぷり休憩し下山を始める。下りだと余計に滑る蛇紋岩に気を付けて小至仏山を過ぎた辺りで登り途中と思われる夫婦が立ち止まっていた。少し様子がおかしかったので話しかけると旦那さんが足を滑らせて転倒し頭を怪我したとのこと。自分が持っている物で応急措置に使えそうなものが絆創膏とテーピングくらいしか無かったので渡したがあまり力になれずにもどかしかった。会話は出来るし、歩けそうとのことだったので自力で下山されるようだったが無理をせず無事降りられたかとても気掛かりだ。鳩待峠では既に情報が伝わっていたようで自分も状況を伝えてその場を後にした。鳩待峠からは一層登山者とすれ違うようになった。木道をスタスタ歩きながら再び山ノ鼻へ。男体山以来の山バッヂを購入し、また水を頂き今度は燧ヶ岳麓へ向けて再び尾瀬ヶ原へ歩き出す。降りたら晴れるの法則で至仏山は山頂まで見えていた。背後に遠ざかる至仏山、前方に近づく燧ヶ岳を見ながら整備された木道を進む。まだ暑さも厳しいが尾瀬ヶ原は少しずつ秋の気配も感じられるようになっていた。山を登る為ではなくスケッチをしに来たり、一眼レフで風景や植物を撮りに来たりしている方も居て尾瀬ヶ原には沢山の過ごし方があるのだと実感した。大自然の中でゆっくりとした時間を感じながら過ごす為に訪れるもの良いかもしれない。竜宮小屋と見晴で小休止と水分補給を済ませ至仏山に別れを告げて尾瀬ヶ原を後にした。長い距離を歩いてきたのでだいぶ疲れが溜まって来ていたがせっかくきたので三条ノ滝を目指す。元湯山荘休憩所からは下り基調になる。まずは平滑ノ滝。幅の広い滑がどこまでも続く凄い滝だった！そこから更に下っていくと爆音が聞こえるようになり、急な階段を降りてデッキを進むと三条ノ滝が現れる。100名瀑に選ばれるだけあって落差と水量が凄まじかった！どちらの滝も一見の価値ありです。三条ノ滝から御池へ戻るためには急登をこなす必要がある。息も切れ切れで三叉路まで登りそこからは綺麗な沢が現れる度にクールダウンしながらゆっくり木道を進みやっと御池登山口まで戻った。木道歩きが殆どの為、それほどアップダウンは多くなかったが歩行距離がちょっと長すぎたかなーという感じ。予定では35,6km位かと思っていたがログを見たらフルマラソンの距離を超えてしまっていた…(*_*)尾瀬の両翼である燧ヶ岳、至仏山を登ることが出来たので次回は尾瀬沼、尾瀬ヶ原をゆっくり満喫出来るような計画で訪れてみたい。