記録ID: 1834995
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
霊仙・伊吹・藤原
鈴鹿・藤原岳(大貝戸道を往復)
2019年05月05日(日) [日帰り]
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体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:41
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 1,035m
- 下り
- 1,048m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 3:58
- 休憩
- 2:49
- 合計
- 6:47
9:17
5分
西藤原駅
10:02
10:07
21分
三合目
10:58
11:06
14分
七合目
15:20
15:36
20分
四合目
16:04
西藤原駅
登りはバテ気味だったが、下りはサクサク下れた。GPSは、西藤原駅で測定開始するのを忘れ、登山口休憩所からスタート。帰りは西藤原駅まで記録されている。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
近鉄富田駅のホームのうち1線が三岐鉄道の発車ホームである。 西藤原まで行く電車は、1時間に1〜2本。富田から西藤原まで約50分。 自動改札の設置はなく、IC乗車券も使えない。きっぷは手売りの硬券だった。名古屋からIC乗車券で富田まで来て、一度改札の外に出てきっぷを購入した。そのままICで西藤原まで移動した方は、西藤原の改札で「きっぷの人が出てから対応しますので、少し待ってください。」と言われていた。 ◆三岐鉄道北勢線(西桑名〜阿下喜) JR・近鉄の桑名駅から2〜300m、徒歩3分で西桑名駅に接続する。 西桑名から阿下喜まで行く電車は、1時間に1〜2本。西桑名から阿下喜まで1時間弱。阿下喜、西桑名とも自動改札だが、IC乗車券は使えない。 ◆三岐鉄道 https://www.sangirail.co.jp/ ◆近鉄タクシー(北勢配車セ) 0594-72-2727 ※竜の子福祉タクシーは、福祉タクシーとのことで、怪我をしているなどの事情がない限り、一般の方にサービス提供していないとのことだった。 ※下山予定時刻に配車を予約しようとしたら、キャンプ場利用者などで配車が続いていて予約はできない、下山したら連絡を、と言われた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
藤原岳に登るルートは、西藤原駅を基点として、表道の大貝戸道と、裏道の聖宝寺道とがある。聖宝寺道は沢筋ルートで、少し荒れていて、下りに使うと足にくる。自身も一度だけ聖宝寺道を下ったことがあるほ他は、大貝戸道しか使っていない。 御池岳から縦走してきたい希望もあるが、行程はかなり長く、日帰りだとハイペースで歩かないと間に合わない。また、鞍掛峠のトンネルまでタクシー等で入ることになるが、この道は大雨などでよく通行止めになるようである。 〔目次〕 1.西藤原駅〜八合目 2.八合目〜藤原岳 3.下山後、温泉まで 1.西藤原駅〜八合目 三岐鉄道の終点、西藤原駅は、SLを模した駅舎になっていて、9時過ぎには改札の係員がいらした。待合室、トイレなどがあり、外で水道を使っている方もいた。駅の隣に売店があり「かんービル 有ります かってネ」という手書きの張り紙があった。外には飲料自販機がある。ドコモは圏内。 駅を出て左へ進み、ゆるゆる下ると右からの道と合流する。そのまま直進して川を渡り、少し行くと電器店の角を左へ曲がる。ゆるゆると舗装道を登っていくと、まもなく藤原岳登山口休憩所に着く。駐車場があるが、9時を過ぎているので満車。屋内にテーブル・ベンチがあり、トイレもある。ドコモは圏内。 休憩所の脇をさらに進むと鳥居があり、ここから大貝戸道(表道)の登山道が始まる。鳥居手前に登山届の提出ポストがある。鳥居をくぐってすぐ左に社があるが、登山道は社の右を直進する。しばらくすると鉄柵に突き当たる。柵の先は沢で、砂防用の堰堤があった。柵に突き当たって右へ曲がり、本格的にジグザグの急登が始まる。その後は、およそ100m上がるごとに二合目、三合目、と看板が設置されている。 二合目はほとんど休憩できる場所がないルートの途中であるが、歩き出して15分程度なので誰も休まない。三合目まで来ると、ルート脇に10人ほどは休める広さがある。さらに登って四合目(510m付近)に着くと、平坦な広場になっており、かなりの人数が休むことができる。登山口(休憩所)から40〜45分ほどなので、頑張って四合目まで休憩を取らずに来る人もいるだろう。(我々は三合目で休憩し、四合目は通過だった。) 四合目を出ると、しばらく緩い傾斜の道になる。地理院地図でも等高線がややまばらになる。再び傾斜がきつくなり、トラバース気味に登っていくと五合目に着く。五合目はルート脇でわずかに休める程度の広さしかない。五合目を過ぎると、地理院地図でも示されているように二つに分岐する。登りでは北側の道、傾斜のきつい方を選んで登った。下りでは南側のゆるい道を下ったが、この南側の道に六合目のポイントがある。分岐から10分少々歩いて、再び道が合流し、そこから少し登れば七合目に着く。七合目は斜面ではあるものの、結構な人が休んでいて、それだけの休憩スペースはある。 七合目を過ぎると、尾根の南側をトラバース気味に登っていき、土石流の爪痕のような谷の手前に出る。谷の手前を7回ほど折り返しながら登っていくと、谷の上部を横切る。崩壊した谷に誤って下っていかないようにロープが張られていた。そのあと、1〜2回折り返すと、八合目に到着する。 八合目は平たんでかなりの広さがある休憩ポイントである。大きな案内標識があり、地図付きで夏道と冬道を案内している。なお、この案内標識の広場は日蔭がないため、暑いときにはもう10m山頂側へ進むと、林の中に入り、聖宝寺道(裏道)の分岐にもなっている。八合目はドコモは圏内だった。 2.八合目〜藤原岳 八合目を過ぎると、樹林帯から出て低木帯になっている場所が多くなり、日差しを直接受けるようになる。傾斜は引き続ききつく、九十九折れに登っていくので苦しい。時おり樹林に入るが、またすぐに出てしまう。途中から岩が露出したような道になり、足場を選んで上がっていく。ある程度登り詰めると、突如開けた、展望のある場所に出る。九合目である。いなべ市がよく見下ろせる。また藤原岳のセメントを切り出すためにつけられた道路も見えている。 九合目を過ぎて、再び九十九折れの道を登っていく。最後まで急登である。樹林から完全に出て、傾斜がゆるくなり、丘を乗り越えていくように進むと、突然藤原山荘の前に出る。 藤原山荘は無人の避難小屋だが、食料・水を持ち込んで宿泊する人もいるようである。小屋の隣に汚いトイレがあったが、小屋の下(山頂側)に新しいトイレ(男女別)が設置されていた。見た目は立派だったが、やはり水が得られないためか、それなりに臭うトイレだった。藤原山荘前はドコモ圏内。 藤原山荘から藤原岳までは、もうすぐそこに見えている道を行くだけである。トイレの脇から一度下っていき、下りきったら今度は登り始める。馬酔木(あせび)が生えているほかはほとんど樹林がないため、ガスがかかっているような状況でなければ道は明瞭である。藤原岳の直前はザレた道の急登で、けっこう辛い。藤原山荘にメインの荷物を置いてきたものの、最後まで辛い登りだった。最後は石垣のようなところを上がって、山頂に到着する。 いなべ市の街並みをよく見下ろせ、南側には鈴鹿山脈が折り重なって見えている。その右へ山々が続き、御池岳と天狗岩が間近に見えている。天狗岩の右に、藤原山荘が小さく見えている。治田峠へ下る道は特に案内板が出てないため、地形図をよく読んで下っていくようである。 藤原岳の山頂では、電波確認をしなかったが、下界が見えているため、ドコモ圏内だったと思われる。 3.下山後、温泉まで 下山後の入浴施設は、阿下喜駅近くに阿下喜温泉あじさいの里がある。マイカー登山者だと、そのまま阿下喜温泉まで10分ほどで行けるが、鉄道利用者は難しい。西藤原から三岐鉄道に乗車して3駅戻り、伊勢治田駅から阿下喜温泉まで約2辧20分少々で歩ける。疲れているときは、タクシーを呼ぶしかない。送迎料金を含めて西藤原駅から阿下喜温泉まで2000円程度だった。大貝戸登山口の休憩所まで来てほしいと、近鉄タクシー北勢配車センターにお願いしたら、駅まで来てくれと言われた。あまり融通は利かないようだ。 阿下喜温泉あじさいの里から阿下喜駅までは徒歩3〜4分。阿下喜駅の横にセブンイレブンがある。阿下喜駅にはトイレ、待合室がある。 阿下喜温泉、阿下喜駅とも、市街地なので、ドコモ圏内である。 |
その他周辺情報 | ◆阿下喜温泉 あじさいの里 電話 0594-82-1126 住所 いなべ市北勢町阿下喜788 (三岐鉄道北勢線阿下喜駅より徒歩3〜4分。) 料金 大人650円(土日)、営業 11:00〜21:00 ※内湯も大きく、小さいながら露天風呂もある。石鹸・シャンプー備え付け。 ※併設食堂は、なかなか充実していた。つまみ系が豊富で、ビール、地酒、サワーなどがあった。 ※西藤原駅でタクシーを呼んで、あじさいの里まで送迎料金100円混みで約2000円だった。 http://ajisainosato.com/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
|
---|---|
共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ファーストエイドキット
|
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無雪期ピークハント/縦走
霊仙・伊吹・藤原 [日帰り]
藤原岳 大貝戸道(登山口休憩所〜展望丘〜天狗岩〜登山口休憩所)
利用交通機関:
車・バイク、 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5
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