編笠山、権現岳
- GPS
- 09:48
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,485m
- 下り
- 1,500m
コースタイム
6:51 雲海
7:30 押手川
8:47 編笠山 9:18
9:41 青年小屋 9:56
11:24 権現小屋 11:35
11:43 権現岳 12:10
12:47 三ツ頭 13:10
14:06 木戸口
14:20 ヘリポート
15:15 延命水分岐
16:03 観音平
天候 | 晴れ一時曇りのち晴れ 風が強かった |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
一度道の駅小淵沢に戻り、5:55観音平駐車場に着。約30台のスペースに6台くらい停まっていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
押手川と編笠山の間、標高2300m辺りから登山道が凍っていたため、6本爪アイゼンを着用しました。 編笠山山頂付近は岩がゴロつき、雪はありませんが、編笠山〜青年小屋は雪の急坂をおります。ここもアイゼンを着用しました。 権現岳へ向かう間、雪があったり無かったりでアイゼンを付けたり外したりしました。 権現岳から三ツ頭は雪はありましたが緩やかだったのでアイゼン不要でした。 三ツ頭から木戸口は雪が積もっていました。基本的に尾根沿いですが、急斜面を落ちないように注意が必要な箇所がありました。 下山後は、道の駅こぶちざわで温泉(600円)と食事をしました。 |
写真
感想
去年の秋、赤岳に登ろうか計画していた時、南アルプスを見に編笠山に登りたいと思って
いましたが、美濃戸口からのマイカー登山のため次回にということにしました。
始めは編笠山だけと考えていましたが、アタック山梨百名山を見ると権現岳に登るルートも
同じだったので、行けそうなら権現岳も行くことにしました。
まだ雪が残っていることもあり、時間によっては編笠山まで登って帰るつもりでした。
◆観音平〜押手川〜編笠山
押手川の辺りから残雪があり、登山道も凍っているところがあった。約2400mで軽アイゼン
を装着しました。
振り返ると北岳、甲斐駒、仙丈ヶ岳。この日は雲があり、全容は見えませんでした。
岩がゴロゴロしてきたと思ったら編笠山山頂。その背後には権現岳がドーン!
山頂には雪がなかったのでアイゼンを外したました。
南アルプス、中央アルプス、富士山の頭が見えました。
パンを食べて写真を撮っていたら、ガスが出て権現岳は見えなくなっていました。
時間は予定よりも早かったので予定通り権現岳へ行くことに決めました。
◆編笠山〜青年小屋〜権現岳
編笠山から青年小屋に向かうとすぐに雪が。
外したばかりのアイゼンを再び着用。凍っていませんでしたが急な下りだったのでアイゼンを
付けて安心して下りられました。
斜面を下り岩がゴロゴロあるところを進んで青年小屋。GW前から営業しているということで
バッジを購入。
青年小屋からしばらくアイゼンをつけていましたが途中で雪がなくなり外しました。
付けたり外したりして面倒なので両手ストックに加えアイゼンを手で持って歩きましたが、
鎖場が現れ怖い思いをしたのでアイゼンは外したらザックへ戻すことにしました。
ギボシに続く雪の尾根ではアイゼンをまた装着。次の鎖場では下りてくる人に聞いて、この先
アイゼンは不要ということでザックにしまいました。
権現小屋に到着。一休みして山頂へ向かいます。あいにく隣の赤岳は雲に隠れて見えませんでした。
権現岳山頂は狭かったので、少し降りたところで休憩。
◆権現岳〜三ツ頭
途中、雪は多かったですが、凍っていなかったのでアイゼン無しで問題なかったです。
三ツ頭で3度目の大休憩をとっていると、風が強くなり、お陰で(?)雲が流れ、少しだけ赤岳、中岳、
阿弥陀岳が上まで見えました。
◆三ツ頭〜木戸口〜観音平
三ツ頭から木戸口は雪の急勾配の尾根を下ります。分岐から途中まで登山道の目印がなく、
誰かの足跡をたどって下りました。途中、踏みつけられたハイマツの上を通るところがあったり、
絶壁を脇に曲がった松の下をくぐったりと危険なルートでした。アイゼンは付けておらず、
坂道で足がすべり尻で滑ったところもあります。足跡は数が少なく、マイナーなルートなのかとも
思いました。
途中、足跡が消え、迷ったと思ったら、少し降りたところに足跡が続いていました。
そこからは赤いリボンの目印があったので、もしかしたら間違えたルートの足跡をたどって
いたかもしれません…
木戸口の少し手前で雪がなくなったところで空が晴れました。
途中、広く見渡せる場所があり、やっと青空の下の権現岳を拝むことができました。
日が出てくると急に暑くなり、羽織っていたフリースとレインウェアを脱ぎましたが、
尾根の上は風が強く一気に冷えました。レインウェアをフードまでかぶって下りました。
木戸口から雪はなく、いいペースで下りることができました。
途中、ヘリポートの展望がよく、瑞牆山、金峰山、茅ヶ岳などが見渡せました。
延命水分岐を過ぎて、八ヶ岳横断歩道に着くと後は広くて歩きやすい遊歩道でした。
◆体調のこと
前日、仕事中に足をひねってしまい、押すと痛む程度であったが不安であった。登山靴が
足首を保護してくれていたため、山行で痛むことがなくてよかった。
いつも下山すると目が真っ赤になっているので今回は編笠山山頂からサングラスを着用。
下山直後は目がさほど赤くなく、効果があったかと思ったが、風呂上りに見ると真っ赤に
なっていた。サングラス効果なしか。
木戸口の辺りから腰が痛くなり時々休憩した。我慢できないほどではなかったので様子見。
◆服装のこと
今回は、ヒートテックインナー上下に、上は薄手の長袖シャツ、途中でフリースやレインウェア
を着用。下は春〜秋用のパンツ。
寒いと思ってダウンジャケットと、裏地がフリースで風を通さない軽いズボンを持っていった。
2700mで曇ったときに足が寒く感じたが、結局ダウンジャケットとフリースのズボンは使わ
なかった。
◆飲食のこと
休むと寒かったので、一箇所で長時間休むのではなく、お腹が空いたときに軽く食べる
ようにした。行動中、日が出ているときは暑く、水を1リットル以上消費した。夏山に
向けて持っていく水の量を増やす時期ですね。
◆カメラのこと
GXR S10の山デビュー。D7000は車に置いて行った。
偏光サングラスをつけたので、LCDがよく見えず。光学ファインダーのメリットがこんな
ところにも。
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