大江高山（中国地方遠征2）

2020年02月19日(水) [日帰り]

• GPS: 05:12
• 距離: 7.4km
• 登り: 660m
• 下り: 649m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:07
• 休憩: 1:06
• 合計: 5:13

8:01 スタート地点
8:23 8:28 山田登山口
9:56 10:03 779mピーク
10:45 11:31 大江高山
12:30 12:38 飯谷登山口
13:14 ゴール地点

雪がない時期なら半分でしょうか。特に1130から1230は恐怖の一時間でした

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

登山口まで舗装路ですが、早朝だったので、時折路面が凍結しています。スタッドレスは履いてますが、不慣れですから徐行しながら進みます。

コース状況／危険箇所等

一昨日までの寒波で積雪。新雪のままなので登山路は見えません。よってコース状況は不明です

その他周辺情報

コンビニなどは未確認ですが、登山口には路線バスも民家もあります

写真

2/19 8:05

公民館の駐車場に停めさせてもらいました。写真の通り除雪・融雪はできていますが、雪解け水が再凍結して雪より危険です。

2/19 8:20

ここを左折します。ここまで車で来れそうですが駐車スペースは見当たりません

2/19 8:33

この辺までは積雪があっても問題なし

2/19 8:45

傾斜がきつくなってきたのでここでチェーンスパイクを装着します。最後まで外せませんでした。

2/19 8:58

新雪で登山道が分かりません。ログと鹿（？）の足跡が頼りです。よって、時々登山道でないところをよじ登ってることに気が付きます。

2/19 9:21

休憩を勧める看板に従ってちょっと休みます。いい眺めですが何山が見えてるかわかりません。

2/19 10:06

気持ちの良い縦走路。馬の背って言うんでしょうか、しばらくこんな感じです

2/19 10:23

この馬の背。左側は絶壁で落ちたくありませんね。アイゼンかチェーンスパイクは必携です

2/19 10:31

誰が設置した看板でしょうか、読んでいると癒されます。

2/19 10:44

2時間40分もかかって、やっと着きました。達成感を倍増させてくれる素晴らしい眺望です

2/19 10:45

北東に日本海

2/19 10:47

南側は何が見えてるのか分かりませんが、雲海が綺麗です。270°の眺望が素晴らしい

2/19 10:49

尻 マット持ってきて正解でした。雪で座るところは一切ありません

2/19 11:27

下山直前にもう1回三瓶を撮ってみました。さっきより、そのお姿がはっきり

2/19 11:28

ヤマレコの案内通り周回路降りますが、ちょっと心配です。後にその心配が当たります。

2/19 12:09

ひたすらリボンを信じて、この急勾配を下りて行きます、というか落ちていきます。踏み壊した雪がずっと先まで雪崩を起こすくらいの急勾配です。つかんだ木の幹が、実は立ち枯れの幹で2m位の幹と一緒に4mくらい滑落しました。

2/19 12:10

リボンを信じてひたすら下りますが、もし間違っていても、登山道も不明で雪の急勾配なので、引き返すことは不可能です。この辺が不安ピークです。

2/19 12:30

神社に着きました。なんとか無事に生還したって感じです。きっと安全な登山道があるんでしょうが、何しろ新雪で見つけられず、急こう配を滑り落ちて帰ってきたのでしょう。

2/19 12:40

チェーンスパイクを外して歩きます。杉に積もった雪がとけてまるで雨が降っているようです

2/19 13:16

帰ってきました。出発時の雪や凍結はすっかり溶けてます。

2/19 13:24

手前が779mピークで奥が大江高山みたいです。ここからだと「雪で困る山」には見えません。

撮影機器：

S5-SH SHARP

感想

銀二

降雪時期の山陰のお山を侮ってはいけません。一般に夏登山道はジグザグ、降雪（圧雪）時は直登といいます。しかし、ちょっと踏むと数十メートル流れ落ちる新雪は木をつかむか、尻をつくしか方法がなく、情けない姿で進むしかありませんでした。難儀しましたが、だからこそ達成感を増幅させてくれた雪の大江高山さんに、ありがとう。
余談ですが鈴鹿の釈迦岳を思い出しました。興味がある方はそちらもご覧ください。