硫黄岳〜根石岳〜天狗岳縦走
- GPS
- 08:51
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,314m
- 下り
- 1,341m
コースタイム
- 山行
- 3:55
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 5:11
天候 | 1日目:快晴強風(樹林帯無風、硫黄岳20m/s前後) 2日目:快晴強風(樹林帯無風、天狗岳15m/s前後) |
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過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:渋の湯11:35発バス |
コース状況/ 危険箇所等 |
夏沢鉱泉〜夏沢峠:トレース有り、雪質柔らか目だがアイゼンでOK 夏沢峠〜硫黄岳:登り始めの樹林帯で一部踏み抜き有り、森林限界上は問題無し 夏沢峠〜箕冠山:2/6朝の時点でトレース無し、この日7〜8人でトレースを付けるもアイゼンでは踏み抜き多数 根石岳山荘〜天狗岳〜渋の湯:トレース明瞭、問題無し |
その他周辺情報 | 渋御殿湯はコロナ下でも営業中:\1,000 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
長袖インナー
ハードシェル
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
ザック
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
ライター
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
輪カンジキ
ストック
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感想
本来は1週後に行く予定だった山。
天気予報を見て急遽この週末に変更したのが大成功!
天気に抜群に恵まれた2日間だった。
硫黄岳山荘グループの何れかに泊まると利用できる桜平までの送迎は非常に便利。
上の駐車場まで運んでくれる上、荷物は夏沢鉱泉まで持って行ってくれるのでカラ身で行ける。
東京方面からのあずさが着く9:07に合わせた送迎を使ったが、関西・中部方面から来る人用の9:30頃出る送迎も有るらしい。
当初はオーレン小屋から赤岩ノ頭を経由して硫黄岳に向かう予定だったが、送迎役の小屋番さんから行かないようにと言われる。
胸ラッセルに道迷い・雪崩の可能性と聞いたら回避せざるを得ない。
オーレン小屋の冬季臨時トイレがテント場にあるので借りるついでに偵察したが、人が入ってる気配が無くアレは行けない。
(根石岳山荘で実際に偵察に行った小屋番さんに聞いたところ、赤岩ノ頭直下はシャレじゃなく頭近くまで沈むらしい)
森林限界を超えての硫黄岳は八ヶ岳一の強風地帯の名の通り流石の暴風。
登る方向が風に背を向ける方向になると体が押されて登るのが楽になるほどの風圧。
もちろん、向かい風になるとその分苦労する。
山頂からの景色は素晴らしいモノだったが風に負けて10分で下山となった。
箕冠山への登りでワカンへの付け替えをしなかったのは大失敗。
せっかく持って行ったのだからコンディション的にすぐ使う判断をするべきだった。
30分ほどの道に50分近くかかり無駄な体力と時間を使ってしまった。
山荘から10分かからず登れる根石岳は絶好の夕日&朝日ビュースポット。
2日とも快晴の元で山肌が綺麗にオレンジ色に染まった。
特に朝は染まり具合が良く、本当に綺麗なモルゲンロートは滅多に見られないので運が良かった。
天狗岳への登りは1箇所だけ尾根が細くスロープで補強されている箇所が有る。
そこで風に煽られてバランスを崩すと切れ落ちている東側に落ちてしまうので注意が必要。
夏だと鎖もあるようだが冬は雪に埋まっており、そこは逆に登りやすい。
天狗岳山頂まで来ると黒百合ヒュッテから登る登山客で一気に人が増える。
宿泊組の特権でまだ空いている早朝の山頂をゆっくり楽しめたが、次々と登ってきていたのでもう少し遅ければ写真待ちも発生したかも。
下山は黒百合ヒュッテを経由して渋の湯へ。
名物のビーフシチューを頂いて午前のバスに間に合わせる計画だったが、ヒュッテに早く着きすぎて30分ほど待った。
一部良からぬ噂も聞くシチューだが、大きな具がしっかり入っていて普通に美味しい。
山小屋で食べる料理としては上等だと思うし、名物を食べたと言う満足感を頂くものだろう、ああいうものは。
純粋に食べ物としてお勧めなのはコケモモケーキの方だが。
ヒュッテから渋の湯までは雪道で歩きやすい事もありストックもピッケルも仕舞って手ぶらで余裕の1時間切り。
ヒュッテでの待ち時間中に思ったのだが、2日目はあっという間に歩き終えてしまったので高見石あたりまで行程を伸ばしても良かったかもしれない。
まあシチューを食べたかったし、翌日の仕事を考えると早く帰りたくも有ったので後悔は無い。
天気・眺望・食事、望んでいた全てに恵まれた大満足の1泊2日となった。
やはり冬の八ヶ岳は良い。
たぶん今冬は時間と予算の都合でもう来れないけど、来年は赤岳に挑戦したい。
(うっすら根石岳山荘の写真に映ってます笑)
硫黄まで行きたかったのですが、初スノーシューで時間切れになってしまいいけなかったので
あの日の硫黄からのお写真が見られて嬉しかったです✨
お疲れ様でした!
コメントありがとうございます!
同泊だったんですね😲
スノーシュー羨ましいです、私も欲しいんですが大きさと重さにしり込みして中々(笑)
硫黄岳は噂に違わぬ爆風で山頂長く居れませんでしたが、綺麗でした!
お疲れ様でした
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