西穂〜奥穂縦走
- GPS
- 29:10
- 距離
- 23.8km
- 登り
- 2,350m
- 下り
- 2,349m
コースタイム
[2日目] 涸沢ヒュッテ5:30−(パノラマコース)−屏風の耳6:20−屏風の頭6:40−上高地バスターミナル10:40
天候 | 9月14日(晴れ)〜9月15日(晴れ) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年09月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
良いシーズンの良い天候を見計らって行った為、コース状態は良好でであった。 この両日は入山者も多く、西穂から先も思ったより人が入っていた。 |
写真
感想
出発当日まで行き先を決めかねていたが、天候の安定もあって、そのうち行ってみたいと思っていた西穂〜奥穂ルートを歩いてみることにした。
このルートの中で、西穂から天狗のコルまでの間は、今回初めて通過することになる。
コースは上高地側より西穂山荘に登り、そこから縦走して穂高岳山荘にテント泊の予定である。
西穂山荘までは樹林帯の中の静かな山歩きである。入山者の多い穂高エリアにあって、このコースは比較的人が少ない。新穂高からロープウェイを利用する人が多いようである。
山荘から西穂までは、コースも整備されており多くの登山者で賑わっている。時折、岩場では渋滞まで起きているほどである。
しかし、西穂山頂を過ぎると登山者の数も途端に少なくなり、岩綾のコースは荒々しさを増し、目的地の奥穂高岳へのルートも見渡すことができるようになる。
直線距離ではさほどでもなさそうだが、大きく落ち込んだ鞍部、切れたった急峻な岩峰をトレースして行かなければならないため、走破には見た目以上の時間がかかる。
ここから、間ノ岳、天狗岳を経て天狗のコルへ降り立つ。このあたりがこのルートのちょうど中間地点位か。ここからは、エスケープルートとして岳沢に降りることができる。
コルからジャンダルムまでは長大な岩場の登りをこなさなければならない。夏季の縦走では一番こたえる辺りではないだろうか。
ジャンダルムを過ぎると、奥穂は近いが、その前に馬の背の登りが最後の難関である。しかし、ここは奥穂からの下りで通過する方がスリルがあると思う。
次回は是非とも逆ルートで来てみたい。
奥穂まで来ると雰囲気は一転し、いかにも人気の山の山頂の光景となり、緊張感から解き放たれ、安堵感と達成感がこみあげてくる。
今日は、山頂にテント泊の予定だったが、既にテント場は満杯であったため、涸沢まで下ることにする。
涸沢テント場は比較的空いており、早々に宿を設置してから、缶ビールを買い、穂高の夕景を眺めながら2本一気に空けた。至福の時である。
翌日はパノラマコースより、屏風の頭まで足を伸ばした。ここからの涸沢カールや、キレットの眺めは非常に素晴らしいものであった。
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