槍ヶ岳 そして大キレットを越えて．．．

2013年09月21日(土) ~ 2013年09月23日(月)

• GPS: 57:00
• 距離: 42.8km
• 登り: 2,595m
• 下り: 2,587m

コースタイム

■1日目
5:30上高地6:00 - 6:55明神館7:05 - 7:45徳沢 - 8:30横尾8:40
- 9:55槍沢ロッヂ10:10 - 10:40ババ平 - 11:10大曲 - 11:58天狗原分岐12:05
- 14:05殺生分岐 - 14:55槍ヶ岳山荘

■2日目
5:40槍ヶ岳山荘 - 6:00槍ヶ岳山頂6:12 - 6:30槍ヶ岳山荘7:25
- 7:55大喰岳 - 8:40中岳 - 9:40南岳 - 9:50南岳小屋10:15
- 11:50長谷川ピーク - 12:20A沢のコル12:30 - 12:50飛騨泣き
- 14:00北穂高小屋14:25 -14:30北穂高山頂

■3日目
6:15北穂高小屋 - 6:20北穂高山頂6:25 - 9:30涸沢ヒュッテ9:40
- 11:35本谷橋 - 12:30横尾12:40 - 13:30徳沢 - 14:10明神館 - 14:50上高地

天候

1日目　晴れ
2日目　晴れ/曇
3日目　晴れ/曇

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー 自家用車

長野自動車道　松本ICより沢渡大橋駐車場まで約30km
上高地までバスまたはタクシー

コース状況／危険箇所等

■上高地〜槍沢〜槍ヶ岳
　・槍沢まで、樹林帯ハイキング
　・天狗原分岐まで、ザレた軽登山道
　・以降、多少ガレた登山道
　全般にわたり危険箇所なし。

■槍ヶ岳〜大キレット〜北穂高
　・中岳までは岩稜地帯の稜線。その先、南岳小屋まで歩きやすい稜線。
　・大キレットは、1/2はガレた足場の悪い所を一気に下ります。
　　最低コルから少し先に長谷川ピーク、A沢のコル、飛騨泣きと続き
　　ナイフリッジを通過し北穂高岳小屋まで200m一気に登ります。
　言うまでも無く、危険地帯です。浮石もかなり多いので落石にも注意！！

■北穂高〜涸沢〜横尾
　・涸沢まで急勾配の下りです。2箇所ほど鎖場と梯子あり。
　・本谷橋まで樹林帯の一般的な登山道。
　・以降、歩きやすい軽登山道。
　梯子と鎖場セットの箇所が、距離があるので多少注意が必要。

写真

9/27 22:25

沢渡バスターミナル
ものすごく綺麗な建物とロータリー

9/27 22:31

焼岳と月

9/27 22:25

明神橋

9/27 22:25

空が青い！
綿毛のような雲。

9/27 22:25

槍でたーーー！

9/27 22:25

今すぐ行くぞっ！！

9/27 22:25

文句無しにカッチョエぇ...

9/27 22:25

小屋に着いたけど、大渋滞...
チェックイン済まして出てきたら、小屋近くまで列が...

9/27 22:26

笠と西鎌尾根

9/27 22:33

月見・槍

9/27 22:26

おはよう
我が故郷！

言葉は要りませんね。

9/27 22:34

御来光・槍

9/27 22:26

双六・水晶方面

あと少しで山頂

9/27 22:26

槍ヶ岳小屋と影槍

9/27 22:26

お約束！

9/27 22:26

立山まで見えます。

9/27 22:26

高度感伝わるかなぁ？

9/27 22:26

これから歩く稜線

9/27 22:27

大キレットへ向かいます。
サヨナラ槍！

9/27 22:27

大喰岳
日本10位だって。

中岳へ...

9/27 22:27

大分離れたな〜

9/27 22:27

この岩壁を越えたら、南岳までは楽。

9/27 22:27

南岳
常念が目の前です！

9/27 22:27

さぁ！いよいよ大キレット突入！！

ルートをイメージしてから...

9/27 22:27

長谷川ピーク手前まで一気に下ります。

9/27 22:27

最低コルから振り返る。

9/27 22:27

長谷川ピーク
見事に切れ落ちてますな...

9/27 22:41

通過後。

9/27 22:27

長谷川ピーク、アップ！
渋滞してきてます。

飛騨泣きが目の前に。

9/27 22:27

飛騨泣きの裏。

9/27 22:27

岩でしょ？！

9/27 22:27

北穂山頂より奥穂方面

おはよう
槍そして大キレット！

9/27 22:28

よう歩いたな〜

9/27 22:28

御来光は、いつでも暖かいな...

9/27 22:28

蝶ヶ岳と雲海

9/27 22:28

北穂山頂より
ずっと見てても飽きないな〜

9/27 22:28

そろそろ帰ります。

9/27 22:28

奥穂・前穂そしてジャンまで
3日間いい天気だ！

9/27 22:28

下山開始

一番長い鎖場

9/27 22:28

涸沢が眼下に...

ヒュッテより
北穂・涸沢槍

9/27 22:29

威風堂々の屏風岩

9/27 22:29

河童橋に戻ってきました。

撮影機器：

Canon EOS 60D Canon

NIKON D3000 NIKON CORPORATION

感想

X-ROAD

今シーズンはチャレンジ尽くしだ。
秋の気配が近づき、もう一度北アに行きたいと...

9月最後の3連休。予定があったN君と共に王様に会いに。
そして...大キレットを越えようと計画。
上高地エリア初上陸にして、オイシイ所を贅沢に行くことに。

前日休みだった為、21時には待ち合わせの沢渡第2駐車場に到着。
N君は道路事情もあり大分遅くなるようだ。
いつも通り、車中泊...翌朝4時起床し、タクシーで上高地に5:30到着。

・1日目
梓川沿いの道を気持ちよく歩き、横尾まで苦労なく到着。
槍沢から先は、陽を遮るものが無くなり凄く暑いΣ(||゜Д゜)ヒィ〜!!
天狗原分岐を過ぎると、岩が大きめになり勾配も段々と...
殺生分岐からが、一番キツかった〜

小屋に着くも、槍へは大渋滞！
チェックイン後、外に出るとさらに行列が伸びてる...
明日にスライドします。
結局、19時頃まで頭電の明かりが槍に一筋の線を描いてました。
後で昼間登頂者に聴いたところ、往復2時間30分掛かったそう(；´д｀)

・2日目
まだ日が昇らない暗いうちから槍には一筋の光が...
とりあえず朝食を済ませてから、槍にアタック！
ガレ場もあり高度感もあるが、それほど危険を感じる事も無かった。
朝一の渋滞も解消し順調に山頂へ、風も弱く最高の景色に感動！

下りてきて支度を済ませ、北穂へ。
大喰〜中岳はガレた道で稜線な感じはせず、上り下りの連続。
その先南岳小屋までは比較的歩きやすい稜線だった。

いよいよ大キレットへ。
テント泊の2人組と共に、気を掛け合いながら進んだ。
最初はガレた岩稜帯を、一気に下ります。
長谷川ピークにいつの間にか差し掛かり、Hピークのペイントを探すが見つからず...
見事に両サイド切れ落ちて、危険度MAX！
高い所平気だが、さすがに慎重になる。

A沢のコルからは、飛騨泣きを含め一気に登り返す。
飛騨泣きはハッキリ言って期待はずれ。まぁ落ちたら崖下だけど...
短いナイフリッジを越えると、浮石だらけの岩肌を200mほぼ直登ぎみに登り北穂小屋に4人無事到着。

北穂小屋は大混雑で当初4枚布団に8人と言われたが、1時間後10人に...
女性や子供ならまだしも、大人男子10人は不可能！
ってか目の前がザック置き場になって、他の部屋より不公平な状況っ！

物理的に8人が限界なので、高山病の方を優先的に寝かし、
仕方ないので2人は通路に座って寝るしかないかと落胆していた時！！

女性が布団が無いことを知り、自分たちの部屋の毛布と枕を貸してくれ、
さらに別の女性がザック置き場をを整理してスペース確保してくれたりと、
心優しい方に出会えて本当に嬉しかった！

この場を借りて、もう一度お礼を言わせて下さい。
本当に助かりました。ありがとうございました。

誰もが布団で寝たいだろうから、睡眠不足には慣れているので
通路側に寝ることにした。
案の定、頭電や足音やらでほぼ不眠で朝を迎えた(つд-。)

・3日目
絶景の撮影を終え、涸沢経由で下山。
2日目の途中から、右膝に痛みがあり下山に時間が掛かってしまった。
N君に大分迷惑を掛けてしまった。スマンm(_ _)m

途中、同じ名古屋から来てた方と共に無事上高地へ戻ることが出来た。

最後は膝にガタがきてしまったが、槍ヶ岳そして大キレットを踏破できたこと
剱岳登頂と同様、心に深く刻まれた素晴らしい山行だった！

コメント

louris

おつかれ〜＼(^o^)／
下船間際でレコに気付かなかったm(__)m
あ〜あ　大キレットまで行って・・・剱も・・・
もう行くとこないやん！
私も土日で予定通り立山＋大日岳へ行ってきました
久し振り＋２０ｋｇ背負って初日も二日目も最後は
脚がヨロヨロ(>_<)＋バス停までのダッシュ！
疲れました・・・すぐにレコアップするね
見てね〜

X-ROAD

まだまだ
お疲れです

きっかけが無いと、いつ行けるか分からないですからねぇ
大キレットは剱岳が可愛く思えるくらいでしたよ

まだまだ行きたいとこは沢山ありますよ
大物の白馬とか残ってますもん