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Yamareco

記録ID: 3820668
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

いよいよ本格的雪山シーズン到来の天狗岳

2021年12月09日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
13:00
距離
9.0km
登り
892m
下り
889m
歩くペース
ゆっくり
1.71.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:27
休憩
2:31
合計
12:58
5:23
5:26
95
7:01
7:32
116
9:28
9:37
80
10:57
11:08
123
13:11
13:14
24
13:38
14:03
12
14:15
14:26
8
14:34
14:40
43
15:23
15:24
8
15:32
16:21
37
16:58
17:00
71
18:11
18:11
0
18:11
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2021年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
唐沢鉱泉までの道路は、凍結箇所多数なので、スタッドレスが必須です。
前日降った雪でバリバリの新雪。唐沢鉱泉で積雪35cmでした。
黒百合平方面はトレースはありましたが、西天狗方面はノートレース。
雪の量は多い所で120〜130cmくらいありました。
唐沢鉱泉〜西天狗岳は、自分達の後に10人ほど登山者が登ってきていたので、十分トレースは付いていると思われます。
東天狗岳から黒百合平への下りは、雪が柔らかく、特に天狗の鼻の岩場の横を通過する時は、転倒しないよう注意が必要です。
自分は6本爪で下りましたが、できれば10本爪以上のアイゼンの方がいいと思われます。
予約できる山小屋
黒百合ヒュッテ
唐沢鉱泉の電気がついています。やっているのかぁ?
2021年12月09日 05:27撮影 by  DSC-WX350, SONY
12/9 5:27
唐沢鉱泉の電気がついています。やっているのかぁ?
黒百合平方面にはトレースが付いています。
2021年12月09日 05:27撮影 by  DSC-WX350, SONY
12/9 5:27
黒百合平方面にはトレースが付いています。
西天狗岳方面にはトレースがありません。ここでこれだけの雪があるので、最初からスノーシューで行きます。
2021年12月09日 05:29撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/9 5:29
西天狗岳方面にはトレースがありません。ここでこれだけの雪があるので、最初からスノーシューで行きます。
昨夜の降雪量が予想より全然多いです。
2021年12月09日 06:06撮影 by  DSC-WX350, SONY
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昨夜の降雪量が予想より全然多いです。
まだ12月なのに、厳冬期並みの雪の量です。
2021年12月09日 07:02撮影 by  DSC-WX350, SONY
12/9 7:02
まだ12月なのに、厳冬期並みの雪の量です。
ようやく尾根に出ました。今日も一人ラッセルするのかなぁー。
2021年12月09日 07:10撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/9 7:10
ようやく尾根に出ました。今日も一人ラッセルするのかなぁー。
先程の尾根に出たところで、ワカンを装着。本格的な登山はまだ2回目なのに、いきなりガチの雪山です。
2021年12月09日 07:49撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/9 7:49
先程の尾根に出たところで、ワカンを装着。本格的な登山はまだ2回目なのに、いきなりガチの雪山です。
大体膝下くらいの雪の深さがあります。
2021年12月09日 07:49撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/9 7:49
大体膝下くらいの雪の深さがあります。
昨夜降ったばかりなので、雪景色がキレイ!
2021年12月09日 07:57撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/9 7:57
昨夜降ったばかりなので、雪景色がキレイ!
昨夜降った後、まだ誰も歩いていないので、目印を確認しながら歩きます。
2021年12月09日 08:41撮影 by  DSC-WX350, SONY
12/9 8:41
昨夜降った後、まだ誰も歩いていないので、目印を確認しながら歩きます。
いやぁーそれにしても雪が深い。
2021年12月09日 08:41撮影 by  DSC-WX350, SONY
12/9 8:41
いやぁーそれにしても雪が深い。
ここを行くんですけど、吹き溜まった雪が白い壁にしか見えません。
2021年12月09日 08:59撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/9 8:59
ここを行くんですけど、吹き溜まった雪が白い壁にしか見えません。
第一展望台の手前の拓けたところに出ました。左に目指す西天狗岳が見えます。
2021年12月09日 09:05撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/9 9:05
第一展望台の手前の拓けたところに出ました。左に目指す西天狗岳が見えます。
赤岳がかっこいい!来週県界尾根と真教寺尾根を日帰りで行こうと思ったけど、この雪の量じゃ無理だわ。
2021年12月09日 09:05撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/9 9:05
赤岳がかっこいい!来週県界尾根と真教寺尾根を日帰りで行こうと思ったけど、この雪の量じゃ無理だわ。
北岳、甲斐駒、仙丈ケ岳がかっこいい。
2021年12月09日 09:06撮影 by  DSC-WX350, SONY
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北岳、甲斐駒、仙丈ケ岳がかっこいい。
初めて見る雪景色に、ただただ感動しているところ!
2021年12月09日 09:07撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/9 9:07
初めて見る雪景色に、ただただ感動しているところ!
御嶽山、乗鞍岳、槍穂も見えます。
2021年12月09日 09:07撮影 by  DSC-WX350, SONY
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御嶽山、乗鞍岳、槍穂も見えます。
登山道は完全に雪で埋没してますが、ここをラッセルしていきます。
2021年12月09日 09:15撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/9 9:15
登山道は完全に雪で埋没してますが、ここをラッセルしていきます。
ラッセルは超しんどいけど、楽しい。
2021年12月09日 09:18撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/9 9:18
ラッセルは超しんどいけど、楽しい。
第一展望台に出ました。蓼科山の横に北アルプスの峰々が屏風のように並んでいます。
2021年12月09日 09:28撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/9 9:28
第一展望台に出ました。蓼科山の横に北アルプスの峰々が屏風のように並んでいます。
蓼科山、北横岳方面。
2021年12月09日 09:29撮影 by  DSC-WX350, SONY
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蓼科山、北横岳方面。
横岳、赤岳、中岳、阿弥陀岳。
2021年12月09日 09:29撮影 by  DSC-WX350, SONY
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横岳、赤岳、中岳、阿弥陀岳。
北アルプスの名峰たちの揃い踏み。
2021年12月09日 09:29撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/9 9:29
北アルプスの名峰たちの揃い踏み。
この降ったばかりの雪の白さがめちゃめちゃキレイ!
2021年12月09日 09:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/9 9:31
この降ったばかりの雪の白さがめちゃめちゃキレイ!
いたるところに雪の吹き溜まりができています。
2021年12月09日 09:57撮影 by  DSC-WX350, SONY
12/9 9:57
いたるところに雪の吹き溜まりができています。
雪の衣を羽織った西天狗がかっこいい
2021年12月09日 10:00撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/9 10:00
雪の衣を羽織った西天狗がかっこいい
ここを進みます。だいぶ積雪量は増えて、太ももくらいまで深さがあります。
2021年12月09日 10:01撮影 by  DSC-WX350, SONY
12/9 10:01
ここを進みます。だいぶ積雪量は増えて、太ももくらいまで深さがあります。
1人でラッセルしていたので、かなり時間がかかりましたが、ようやく第二展望台に到着。西天狗岳が目の前にそびえます。
2021年12月09日 10:55撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/9 10:55
1人でラッセルしていたので、かなり時間がかかりましたが、ようやく第二展望台に到着。西天狗岳が目の前にそびえます。
箕冠山の火口がかっこいい。すぐ左に根石岳山荘が見えます。
2021年12月09日 10:55撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/9 10:55
箕冠山の火口がかっこいい。すぐ左に根石岳山荘が見えます。
昨日降った雪で、景色はもうすっかり厳冬期ですね。
2021年12月09日 10:55撮影 by  DSC-WX350, SONY
12/9 10:55
昨日降った雪で、景色はもうすっかり厳冬期ですね。
よくここまで頑張って登ってきました。
2021年12月09日 10:55撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/9 10:55
よくここまで頑張って登ってきました。
西天狗に向けて、再びラッセル地獄の始まりです。超シンドイけど、この雪景色最高!
2021年12月09日 11:10撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/9 11:10
西天狗に向けて、再びラッセル地獄の始まりです。超シンドイけど、この雪景色最高!
森林限界を超えて少し登った岩場で体力が限界になってきたので、後から来た登山者には先に行ってもらいました。スノーシューを外している間に、連れにも先に行ってもらいました。
2021年12月09日 12:45撮影 by  DSC-WX350, SONY
12/9 12:45
森林限界を超えて少し登った岩場で体力が限界になってきたので、後から来た登山者には先に行ってもらいました。スノーシューを外している間に、連れにも先に行ってもらいました。
ラッセル地獄は、メチャメチャ超絶しんどかったけど、ここまで来れば山頂まであともう少し、ファイトーーーーっ!
2021年12月09日 12:57撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/9 12:57
ラッセル地獄は、メチャメチャ超絶しんどかったけど、ここまで来れば山頂まであともう少し、ファイトーーーーっ!
やっとの思いで西天狗岳山頂に到着。先に行ってもらった登山者の方々に、『お疲れ様、ありがとうございました』とのお言葉と共に迎えられました。
2021年12月09日 13:07撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/9 13:07
やっとの思いで西天狗岳山頂に到着。先に行ってもらった登山者の方々に、『お疲れ様、ありがとうございました』とのお言葉と共に迎えられました。
白く見える山は浅間山
2021年12月09日 13:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/9 13:08
白く見える山は浅間山
硫黄岳、横岳、赤岳、中岳、阿弥陀岳
2021年12月09日 13:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/9 13:08
硫黄岳、横岳、赤岳、中岳、阿弥陀岳
手前左が根石岳と根石岳山荘、奥の縞模様が硫黄岳の爆裂火口
2021年12月09日 13:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
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手前左が根石岳と根石岳山荘、奥の縞模様が硫黄岳の爆裂火口
これから行く東天狗岳
2021年12月09日 13:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
12/9 13:08
これから行く東天狗岳
この景色がここまで頑張って登ってきた最高のご褒美です。
2021年12月09日 13:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/9 13:08
この景色がここまで頑張って登ってきた最高のご褒美です。
ちょうど標柱の上辺りが、10月と11月に行った爺ヶ岳と鹿島槍ヶ岳です。
2021年12月09日 13:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
12/9 13:08
ちょうど標柱の上辺りが、10月と11月に行った爺ヶ岳と鹿島槍ヶ岳です。
雲がかかっている所が霧ヶ峰とそのすぐ先が美ケ原、その向こうが槍穂高連峰と常念山脈。
2021年12月09日 13:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
12/9 13:08
雲がかかっている所が霧ヶ峰とそのすぐ先が美ケ原、その向こうが槍穂高連峰と常念山脈。
雪山はきついけど楽しいと言いながら、頑張ってここまで来ました。
2021年12月09日 13:09撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/9 13:09
雪山はきついけど楽しいと言いながら、頑張ってここまで来ました。
妙高の山々も見えてます。
2021年12月09日 13:09撮影 by  DSC-WX350, SONY
12/9 13:09
妙高の山々も見えてます。
だいぶ時間がかかったので、休憩もそこそこに東天狗に向かいます。
2021年12月09日 13:16撮影 by  DSC-WX350, SONY
12/9 13:16
だいぶ時間がかかったので、休憩もそこそこに東天狗に向かいます。
ここをソリで滑る為にソリを持ってきたけど、強風で雪が吹っ飛ばされて岩がむき出しなので、仕方なく普通に歩いて下ります。来月ならソリで下りれるかな?
2021年12月09日 13:16撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/9 13:16
ここをソリで滑る為にソリを持ってきたけど、強風で雪が吹っ飛ばされて岩がむき出しなので、仕方なく普通に歩いて下ります。来月ならソリで下りれるかな?
シュカプラが綺麗、風が作った芸術品です。
2021年12月09日 13:22撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/9 13:22
シュカプラが綺麗、風が作った芸術品です。
ラッセル地獄でヘロヘロになりながらもなんとか東天狗岳に到着。
東天狗から見た西天狗岳。
2021年12月09日 13:53撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/9 13:53
ラッセル地獄でヘロヘロになりながらもなんとか東天狗岳に到着。
東天狗から見た西天狗岳。
ここでワカンを外します。
自分はトイレが我慢できなくて、根石岳側に少し下りて大と小と両方済ませ、ペーパーだけ回収して、残りは雪で隠してきました。登山道からは少しそれているので、安心して通過できます(笑)
2021年12月09日 13:53撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/9 13:53
ここでワカンを外します。
自分はトイレが我慢できなくて、根石岳側に少し下りて大と小と両方済ませ、ペーパーだけ回収して、残りは雪で隠してきました。登山道からは少しそれているので、安心して通過できます(笑)
赤岳は美濃戸口からなら日帰りでも行けそうですが、県界尾根と真教寺尾根は、この雪だとちょっと無理かなぁー?
桜平から硫黄岳なら行けるかなぁーと色々思案中(笑)
2021年12月09日 13:53撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/9 13:53
赤岳は美濃戸口からなら日帰りでも行けそうですが、県界尾根と真教寺尾根は、この雪だとちょっと無理かなぁー?
桜平から硫黄岳なら行けるかなぁーと色々思案中(笑)
陽が短いので、まだ2時前なのに夕方みたいな雰囲気です。
2021年12月09日 13:53撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/9 13:53
陽が短いので、まだ2時前なのに夕方みたいな雰囲気です。
ちょっとぉー、そこの雲たち邪魔なんだけどぉー!
2021年12月09日 13:54撮影 by  DSC-WX350, SONY
12/9 13:54
ちょっとぉー、そこの雲たち邪魔なんだけどぉー!
こちらに下りて行きますが、雪が柔らかくてトレースあっても歩きづらいです。
2021年12月09日 13:54撮影 by  DSC-WX350, SONY
12/9 13:54
こちらに下りて行きますが、雪が柔らかくてトレースあっても歩きづらいです。
東天狗の斜面が、立体感があってキレイです。
2021年12月09日 14:13撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/9 14:13
東天狗の斜面が、立体感があってキレイです。
急斜面を降下中、なんだか楽しそう!
2021年12月09日 14:25撮影 by  DSC-WX350, SONY
12/9 14:25
急斜面を降下中、なんだか楽しそう!
ここは自分は左に回り込みました。太ももくらいの深さがあります。
2021年12月09日 14:25撮影 by  DSC-WX350, SONY
12/9 14:25
ここは自分は左に回り込みました。太ももくらいの深さがあります。
ヘロヘロになりながらも、なんとか中山峠まで下りてきました。
2021年12月09日 15:23撮影 by  DSC-WX350, SONY
12/9 15:23
ヘロヘロになりながらも、なんとか中山峠まで下りてきました。
黒百合ヒュッテ玄関の温度計は-4℃です。午後2時で食事は終了なので、飲み物だけ買って小屋の前のテーブルを借りて、遅い昼食を摂りました。
2021年12月09日 15:37撮影 by  DSC-WX350, SONY
12/9 15:37
黒百合ヒュッテ玄関の温度計は-4℃です。午後2時で食事は終了なので、飲み物だけ買って小屋の前のテーブルを借りて、遅い昼食を摂りました。
小屋から40分弱で渋の湯分岐に到着。渋の湯方面のトレースはかなり少なめでした。
2021年12月09日 17:03撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/9 17:03
小屋から40分弱で渋の湯分岐に到着。渋の湯方面のトレースはかなり少なめでした。

装備

個人装備
長袖シャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 ザック ザックカバー アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト カメラ ポール ヘルメット
備考 自分は、西天狗岳の最後の岩場の登りの途中までスノーシュー、そこから先は6本爪アイゼン、連れはチェーンスパイクで、尾根の分岐から東天狗岳まではチェーンスパイク+ワカンで行きましたが12本爪アイゼンの方がよかったなと思いました。
特に天狗の鼻付近の通過や黒百合平への急斜面ではそう思いました。

感想

当初は単独で赤岳の真教寺尾根と県界尾根を歩く予定でしたが、会社の後輩が自分も山に行きたいとの事だったので、急遽行先を天狗岳に変更しました。
前日雨降りだったので、山は雪降りが予想された為、前々日にスタッドレスに履き替え、冬の天狗岳なら何回も来ていて、大雪で一人ラッセルもやったし、吹雪の中登ったこともあり、危険個所も少ないので、大菩薩嶺と爺ヶ岳しか行ったことのない後輩でも天狗岳なら行けると判断しました。

前日雪が降ったとは思っていましたが、まだ12月だしこの辺は北アルプスの後立山連峰に比べると積雪量も多くはないので登山口でも少し白い程度で、一応ワカンとスノーシューを車に積みましたが、たぶん使わないだろうなぁーと思ってましたが、来てみると予想以上の大雪で唐沢鉱泉で積雪35僂世辰燭修Δ任后

予想外の大雪に自分は最初からスノーシューを装着、連れには途中からワカンを履かせました。
唐沢鉱泉から尾根までは膝下くらいの新雪。尾根から西天狗岳は、吹き溜まりの多い所でお腹位の深さの新雪でした。

第二展望台手前で後続の登山者に追いつかれましたが、全員アイゼンしか持っておらず、スノーシューやワカンを持っている人は誰もいなかったので、引き続き自分が1人でラッセルしました。
森林限界を越えれば、あとはアイゼンだけでも何とかなるだろうと思ってましたが、森林限界を超えて岩場に入っても積雪量はかなり多くて、しばらくそのままスノーシューのまま登り、適当な岩に腰かけて休憩。
その先はアイゼンだけでも何とかなりそうだったので、後続の登山者に先に行ってもらいました。
アイゼンは6本爪と12本爪の両方持ってきましたが、西天狗岳山頂直下の岩場や東天狗岳から黒百合平への下りは岩と雪のミックスかなと思い、自分は6本爪、連れにはチェーンスパイクを持たせました。
上りは何とかなりましたが、下りは6本爪やチェーンスパイクでは頼りなくて12本爪にしておけばよかったとあとでちょっと後悔しました。
深雪のラッセルに物凄い時間がかかり、駐車場に戻ってきたのは18時過ぎになってしまいましたが、終始お天気に恵まれて、見せたかった絶景を後輩に見せてあげられ、無事怪我もなく下りて来れたので、満足感や達成感の大きい山行でした。
また装備の重要性を再認識した山行でもあり、重くなるのを懸念して装備をけちるくらいなら、重くて辛くても万が一を想定して、装備を充実して山行した方が絶対にいいなと思いました。

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体力レベル
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