東天狗岳〜根石岳〜硫黄岳 強風ピストン

2014年04月20日(日) [日帰り]

• GPS: 11:17
• 距離: 15.2km
• 登り: 1,449m
• 下り: 1,466m

天候

曇りで強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

唐沢鉱泉へ至る林道は残雪なしでした。

コース状況／危険箇所等

雪解けが進んでいます。
ふみぬき注意です。

写真

唐沢鉱泉入り口にある登山届け入れに計画書を入れてレッツゴー

雪融けが進んで苔がでてきてました

高度を少しあげれば雪はたっぷりあります。

息があがってて上手く接写できなかったです。

天気はわるいけど楽しい。
上空は強い風が吹いてる音がしますが森の中はほぼ無風。

ワシャワシャ

露地に出ると冷たい風が吹き付けます。
登りでヒートアップした身体をガンガン冷やしてくれます。

黒百合ヒュッテ。テン場に四張ほどテントありました。ここでアイゼン装着。

風が強かったの！もう信じられないぐらい。

いつも天狗岳に来るときは中途半端な急登が多い西尾根から登るのですが今日は黒百合平まわりでしたので体力をあまり使わずにこれたので東天狗岳に向かう登りが楽チンにかんじました。

東天狗岳山頂。悪天候のせいか人は少ないです。
みなさん、往路をもどられるようですがアテクシは根石岳方面へ下降します。

岩と氷のミックスルート。強風に煽られながら白砂新道分岐通過。

眺望ありません。あるのは日常離れした強風。

しっかし風がつぇぇ。

根石岳とーちゃく。3人パーティーと会いました。
少し安心します。
静かに歩けるのもいいですが誰にも会わないのはそれはそれで寂しい。

根石岳って風が強い！東天狗岳よりはるかに強い気がしました。

標識てんやわんや。

1人(´・ω・`)

夏沢ヒュッテ。誰もいません。

硫黄岳の火口壁は見えないです。ざんねん

景色もなくルーチンワークの様に足を前に出す作業が続きます。
足元は石と雪のミックス。

日々の自分の行いを振り返りながら歩を進めます。
仕事に対して今のままでいいんか、とか。

妻や子供たちにはどうなのか、とか。
次の週末は子供と何して遊ぼうとか。

あ、ケルン。

つきましたぞ。

眺望なし！

登山客なし！

遊ぶ余裕なし！

ピストンじゃなければそっちに行きたいです。

硫黄岳の下りでアイゼン病発病。（アイゼン病＝アイゼンをつけて歩いていると左膝が痛くなること）
どうやら、アイゼンをつけて地面と膝までの長さが変わると痛みにつながるようなので今回はこまめにアイゼンを脱着することにしました。

硫黄岳を早々に出発し夏沢ヒュッテを通過。
人気の八ヶ岳なのに人がすくないこと少ないこと。
箕冠山へ向かう樹林帯ではアイゼンを外しダブルストックで行きます。

ここからはアイゼン装着。ピッケルはまだ出さない。ピッケルは根石岳山頂で装備。

東天狗岳の直下の雪庇が割れかけていました。

駐車場にはアテクシの車だけ。さびしいじゃないか

コメント

uedayasuji

ええど！ええどぉ〜〜！！（笑
わたし・・こういうの大好きです・・

今シーズンは使わなかったゴーグル・・

やっぱ、雪山は吹雪いてなんぼ、の世界だよね〜

赤布の竿をさしながらバンバン歩いてみたいです

にしてもご苦労様でした。

北アルプスなら間違いなく雷鳥が応援に出てきてくれるのにね

　　　　　　　　　　でわでわ

keiichirou

Re: ええど！ええどぉ〜〜！！（笑
コメントありがとうございます。

吹雪いてなんぼ…そうですよね！…って言えるほどの技量じゃないのですが過酷な状況になればなるほど緊張感が高まります。スリルと言えばいいでしょうか。
景色を楽しめない代わりに己と向き合うのが楽しいです。
完全に日常からかけ離れた空間を持つ荒天の雪山はなかなか良いものですよね。

黙々と次のピークを目指すのが大好きな性分なので今回の山行きはすごく楽しかったです！

多分、北アルプスなら間違いなく死んでました(笑)