笠ヶ岳 苦しい登りも、槍からの御来光で報われる
- GPS
- 35:44
- 距離
- 26.5km
- 登り
- 2,694m
- 下り
- 2,789m
コースタイム
- 山行
- 6:57
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 7:50
- 山行
- 8:40
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 10:00
悪い例として参考にして下さい。
天候 | 31日晴れ時々曇り、夕方から雷雨 1日晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー
○中央高速バス 飛騨高山線 22:50 新宿高速バスターミナル(※1)発 03:20 平湯温泉着 ○タクシー(※2) 03:20 平湯温泉発 03:45 新穂高登山指導センター着 ○登山指導センターからは、左俣林道を経て、笠新道登山口まで徒歩約1時間。 (※1)新宿高速バスターミナルは、事前に場所を調べておかないとわかりにくくて迷うと思います(特に地下から出る場合)。 時間に余裕を持って新宿駅に着くといいと思います。 (※2)あらかじめ予約したタクシー(濃飛タクシーTEL (0578) 82-1111)で、平湯温泉から新穂高登山指導センターへ移動。 「帰り」 宿泊した旅館の最寄りのバス停(おもちゃ博物館、09:24発)から平湯温泉までバスで移動し、平湯温泉(11:20発)から新宿まで高速バス。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
まず最初に言えることは、笠ヶ岳単体を登るのであれば、登り・下りともコースタイムが長くなってしまうので、最初から笠ヶ岳山荘に泊まる事を前提にする事をお勧めします。 他のレコで日帰りをされた方もいらっしゃいますが、登山慣れした方だと思います。 私には無理です。 中級以上のレベルの山だと思いました。 ○登りで使用した「笠新道」は、岩の道が多い。杓子平まで延々とした登り。杓子平でひと息着いたら、稜線まで苦しい登り。 杓子平〜稜線間では岩に○印がマーキングされていて、進行方向の目安になります。 笠ヶ岳山荘の直前に雪渓をトラバースするところがありますが、トレースがついており、特に問題ないかと。 笠ヶ岳山荘〜笠ヶ岳山頂間は、平たい岩が積み重なった道を歩きますので、積みあがった岩を崩さないように。同様に進行方向に○印がマーキングされています。 ○下りで使用した「クリヤ谷ルート」は、雷鳥岩まで岩の道です。 後半は苔むした岩が多く、雨の日の翌日で滑り、何回かこけました。また、沢を何回か渡ります。 最後のクリヤ谷は、昭文社の地図にも書かれてますが、大雨の後は確かに渡れないと思います。事前に笠ヶ岳山荘か、新穂高登山指導センターに問い合わせる事。 当日は木が架けられており、水量もそれほど多くなくて慎重に渡れば大丈夫でした。 クリヤ谷ルートは、ひたすら長いので早めのスタートを心掛けて下さい。 |
その他周辺情報 | クリヤ谷ルートで下山したあとは、新穂高温泉中尾の民宿に泊まりました。 クリヤ谷ルート登山口から徒歩30分(約2km)。 |
写真
装備
備考 | ○反省点 ・下りの際、左膝の左側の筋の痛みに苦しんだ。 ○持って行って良かったもの ・飲み物(登り3.5L、下り3L) 汗かきの私にはこれくらいがちょうど良かった。 ○持って行けば良かったもの ・膝のサポーター ○購入を検討 ・ストック(ストック使わない主義を卒業することを検討) ・ツェルト(日没までに下山できない事を考えて) |
---|
感想
笠ヶ岳に登ってきました。
前回の焼岳山頂で見た山でした。
焼岳では、他にも穂高連峰や乗鞍岳が見えており、山の師匠に次回登る山として勧められたのは西穂でした。
しかし、私は笠ヶ岳に心を奪われていたのです。
焼岳下山後、クルマを持っていない私は、笠ヶ岳への公共機関での行き方を調べた結果、バスで新宿から平湯温泉に行き、そこからタクシーが一番早く登れる方法であることに気付きました。
前回の焼岳で早立ちが重要だと学習したので、朝4時半すぎから登ることにも抵抗はありませんでした。
当日は順調に登り、昼前には山頂にたどり着き、翌朝のご来光も眺められ、そこまでは何も問題なかったのですが、問題は下りでした。
今迄の山行でも、長い距離の登りを頑張り過ぎると、必ず下りの一歩目から左膝の左側の筋が痛くなることが分かっていたのに、前回の焼岳ではそれがなかったために大丈夫だと勘違いをしてしまったのです。
サポーターも買っていましたが、家に置いてくる始末...。
まさか、下りで10時間もかかるとは思いませんでした。
山行結果をFacebookで報告した後で、師匠からは喝を入れられました。
まずは、去年の秋から登山を始めた人間が行く山ではない事。
下りで10時間も掛かっており、一歩間違えば日没にかかってしまい、ツェルトが無い時点で遭難の危険性が非常に高い事。
今回はたまたま6時過ぎに下山を開始して、日没にならずに済み、難を逃れましたが遭難予備軍だったとの事。
今回は運が良かっただけなので、早く膝を治すと共に、次回からは自分の力量を冷静に判断した山行をしていきたいと決心しました。
ただし、苦しんでも山を楽しむという本質だけは見失わないようにしたいです。
初めまして。
笠ヶ岳から見る槍穂高の稜線は最高ですよね。
苦しい笠新道の登りも忘れさせてくれますね。
膝の痛みをお持ちのようですね。私も以前はそうでしたが、今はテーピングとサポートタイツで克服しています。
ぜひお試しください。
tekapoさん、初めまして。
そうなんです。槍穂高の稜線を見ながら登れるので登りの苦しさ半減ですね。
次はそっちから笠ヶ岳を見てみたいです。
膝痛へのアドバイスもありがとうございます。
まずは病院に行ってみようと思いますが、前回行った時は湿布もらって終わりでしたので、サポートタイツとテーピングを試してみようと思います。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する