有馬の紅葉はあと一歩 ＜天狗岩南尾根〜番匠屋畑尾根＞

2014年11月03日(月) [日帰り]

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:13
• 休憩: 1:17
• 合計: 5:30

8:18 渦森台4BS
8:26 8:30 千丈谷第二堰堤前
9:21 9:25 天狗岩南尾根・中間ベンチ
9:45 9:57 天狗岩
10:30 10:34 ガーデンテラス
10:48 極楽茶屋跡
11:22 有馬ロープウェイ鉄塔下
11:41 湯槽谷峠
11:58 12:48 湯槽谷山頂
13:19 妙見谷道分岐
13:30 13:33 妙見谷堰堤（落石箇所検分）
13:48 鼓ヶ滝公園

炭酸煎餅本舗で土産の買い物−ニュルンベルク−神鉄有馬 14:40

登高合計（渦森台4〜天狗岩〜極楽茶屋跡）
150min 2時間30分 ※純歩行 126min 2時間06分
周回合計（極楽茶屋跡〜湯槽谷山頂）
　70min 1時間10分 ※純歩行 同
下山合計（湯槽谷山頂〜妙見谷道〜鼓ヶ滝公園）
60min 1時間00分 ※純歩行 57min

行動総計 280min （4時間40分）　純歩行合計 253min （4時間13分）
山行総合計 330min （5時間30分）

天候

曇時々晴
午前中から時おり風強く、山上体感10℃以下
ウール肌着＋薄手ソフトシェルのみでは寒さを感じ、
停滞時には化繊綿中間着を着用。

アクセス

往路 ： JR摂津本山駅北口（スタバの前）BS 〜市バス31系統〜 渦森台4BS
　　　　　運賃 210
復路 ： 神鉄 有馬温泉〜有馬口〜谷上→（北神急行）→地下鉄三ノ宮
　　　　〜JR三ノ宮→摂津本山
　　　　　運賃 930（神鉄＋北神急行） + 180（JR）

コース状況／危険箇所等

○天狗岩南尾根 （渦森台4BS〜千丈谷第二堰堤〜天狗岩）
　地図記載の寒天橋起点ではなく、千丈谷第二堰堤前を徒渉して
　尾根筋に上がるコース（序盤は西山谷へ向かうルートと同じ）。
　登山地図から実線が消えて以来、近ごろやや荒れ気味でしたが
　最近整備された様子でヤブが刈られ、道筋が明瞭になっていました。
　尾根に乗り、正規ルートに合流した後は整備登山道、お馴染みの急登です。
○天狗岩〜サンライズDW〜ガーデンテラス〜極楽茶屋跡
　みよし観音まではドライブウェイ、車両との行き違い注意。　
　みよし観音から極楽茶屋間は全山縦走路、大会を控えて整備状況良好。
○極楽茶屋跡〜番匠屋畑尾根〜湯槽谷山〜妙見谷道分岐
　分岐する紅葉谷道は未だ通行止め、バリケード封鎖中。
　番匠屋畑尾根は台風等の影響なく、以前と変化は感じられず。
　極楽茶屋跡から下る序盤と、（ご存じ）湯槽谷山からの急下降は
　いずれも傾斜がきつく、段差も大きい丸太階段が延々と続きます。
　そのうえ堆積した落葉が覆っていて滑りやすく、飛ばすと危険。
　丸太部分に不用意に足を載せないよう注意し、ヒザへの衝撃にも配慮して
　とにかくユックリを心がけました。
○妙見谷道〜鼓ヶ滝公園
　妙見谷道は登山地図に記載のないコースです。
　湯槽谷山から下ったコル（灰形山へ登り返す直前）に立つ道標を右へ下ります。
　昔から道標には「紅葉谷→」と、書いてありますが、
　今はここから紅葉谷へは抜けられません。
　妙見谷に沿って山腹に付けられた緩傾斜をゆっくり降ります。
　道中（下り方向で右側の）山腹側が、かなり脆くなっている様子で、
　いたるところで最近の落石と思しきゴロタ石が散乱しており、
　うっかり乗らないよう注意が必要でした。
　とくに妙見谷堰堤降り口の崩落箇所（下写真）では
　サッカーボール〜電子レンジ大の落石が、以前よりだいぶ増えていて
　すぐ頭上の防護ネットや柵に引っ掛かっている状況でした。
　昨年まで通行禁止になっていたのはこれが原因ですが、
　今は解除になっているとは云え、かなりヤバい状態が続いているようです。
　このルートを利用する場合、とくに堰堤から上部については、
　常に崖側に注意しながら歩くようにしたいと思います。
　階段を下って堰堤脇を過ぎ、ザレた斜面を一気に下れば鼓ヶ滝公園。

その他周辺情報

樹の種類に依ってバラツキがありますが、有馬温泉各所の紅葉は
全般に7〜8分くらいでしょうか。今週末からが本番だと思います。

写真

0830 千丈谷第二堰堤前を徒渉

尾根に乗る手前も整備され、道筋が明瞭になっていました

お馴染みの急登をハイクアップ開始

基本樹林帯の中を行きますが、ちらちらと展望もあり

my favorite Point

阪神間の眺望は霞みが残念

ゴール直前、いち早く朱に染まった一本。

0945 天狗岩。
雲間に光る大阪湾

いつものセレモニー、ご尊顔に拝謁して

なでなで。

表側の紅葉はまだこれから

西おたふく鉄塔の向こうに最高峰の鉄塔

まだ真ッ緑のモミジもあれば・・

散り始めの紅葉もあり。
山上、全般的には「まだこれから」でしょうか。

紅葉谷がダメなら番匠屋畑があるサ

踏み入ればイイ雰囲気

1141 湯槽谷峠。谷へ降りようか一瞬迷いましたが、台風の影響がコワいので直進

湯槽谷山へ喘ぐ登り、振り返って主稜線のシルエット

山頂付近もイイ雰囲気

ゆっくり登って 1158 湯槽谷山頂

ううう寒い！ アルファ炒飯を戻す15分が、永遠にも感じられました（笑）

エグい下りの階段地獄は撮影スルー。このコルから妙見谷道へショートカット

落ち葉とゴロタ石にスリップ注意

右へ巻くのが正解。左は堰堤にブチ当たってしまいます

うわわ・・防護ネットと

防護柵に貯まった落石。かなりヤバいですね。

妙見谷堰堤から、ロープウェイ有馬駅

地味めの紅葉と「岩壁堰堤」

ザレた急斜面から鼓ヶ滝公園に着地

妙見谷道、こちら側の入り口は「通せんぼ」されてますね

有馬の紅葉はまだ一歩手前。盛りまであと一週間くらい？

それでも鼓ヶ滝は賑わっていました。

感想

notung

紅葉谷がダメなら、と番匠屋畑尾根をチョイス。
道中、台風の影響はまったくありませんでした。
例によって灰形・落葉はスルーしましたが
ショートカットの妙見谷道は軽くヤバい状態、少々のスリルも味わいました。
有馬温泉の紅葉は、まだ一歩手前といった風情で
盛りにはあと一週間〜10日くらいでしょうか。
それでも温泉街は物凄い人出で溢れかえっていました。
しっかし、それにつけても銀泉の休業はダメージがデカいです〜

コメント

nanfutsu

こんにちは
当日は比較的多くの方とすれ違ったのですが、お昼前に湯桶谷峠あたりでnotungさんとすれちがっているようです。
ヘルメットをぶら下げてハーネスを着けたまま歩いているおバカにご記憶があれば私です。

あの日は寒波で寒かったですよね。
紅葉の盛りの前に冬がきてしまいそうです。

では、またどこかで！

notung

恐縮です！
nanfutsuさん　こんにちは
貴レコ拝読しましたところ、仰有る通り
湯槽谷峠と極楽茶屋跡の間で、間違いなく行き違っておりますね。
・・・いえ、バカは私の方でして、おそらく急な丸太階段とアップダウンに
ひぃひぃ言わされていた所為で、どうにも明確な記憶がありません。
どうか失礼をお許し下さい。
確かに、けっこう多数の方々と行き違ったことは覚えているのですが
・・いや待て・・クライミングツールの擦れ合う、あの「がちゃがちゃ」
カッコイイ音が耳の底に残っているような？？
しかし、いつもながら、凄まじいルートを辿っておられますね！
こんなユルいハイカーのレコに、わざわざのお越し、たいへん光栄です。
またどこかでお目にかかれますよう、どうぞご安全に！