常念岳（中房温泉 燕岳 蝶ヶ岳 霞沢岳 上高地）

2021年11月03日(水) ~ 2021年11月06日(土)

• GPS: 80:00
• 距離: 46.6km
• 登り: 4,233m
• 下り: 4,091m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 6:00

10:00 スタート地点
10:00 中房温泉登山口
10:00 第１ベンチ
11:00 第２ベンチ
11:00 第３ベンチ
11:00 富士見ベンチ
12:00 合戦小屋
12:00 合戦山
13:00 燕山荘
13:00 蛙岩
14:00 大下りの頭
15:00 小林喜作レリーフ
15:00 槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐
16:00 大天荘

2日目

• 山行: 7:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 7:00

7:00 大天荘
7:00 常念小屋
7:00 三股への分岐点
10:00 常念岳
10:00 2592ピーク
12:00 蝶槍
12:00 蝶ヶ岳三角点
12:00 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐
13:00 瞑想の丘
14:00 蝶ヶ池
14:00 瞑想の丘
14:00 蝶ヶ岳ヒュッテ

3日目

• 山行: 8:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 8:00

7:00 蝶ヶ岳ヒュッテ
7:00 蝶ヶ岳
9:00 大滝山分岐
9:00 崩沢山
9:00 鍋冠山・小倉分岐
9:00 大滝山北峰
9:00 大滝山荘
9:00 大滝山
10:00 大滝槍見台
13:00 明神見晴台
15:00 障子沢ノ頭
15:00 徳本峠

4日目

• 山行: 6:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 6:00

8:00 徳本峠
8:00 ジャンクションピーク
9:00 Ｋ１ピーク
9:00 K2
10:00 霞沢岳
10:00 K2
10:00 Ｋ１ピーク
10:00 ジャンクションピーク
12:00 徳本口
13:00 明神館
14:00 小梨平
14:00 河童橋
14:00 河童橋公衆トイレ
14:00 上高地バスターミナル
14:00 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

大阪から夜行バスで松本駅まで．松本駅から穂高駅まで電車，穂高駅から中房温泉まで路線バス．上高地から松本駅，大阪駅までバス．

コース状況／危険箇所等

大滝山から徳本峠まで積雪のためルートが不明瞭．明神見晴らしあたりでは雪が乗った笹が登山道に覆いかぶさり，笹漕ぎを強いられる箇所がある．積雪時はけもの道化しているため，動物の足跡を頼りに進むとよい．ジャンクションピークから徳本峠，明神館は路面凍結注意．

その他周辺情報

大天荘は営業期間外，冬季小屋があるがそちらは営業開始前．燕山荘以外は閉鎖している．松本駅に餃子の王将あり．

写真

11/3 9:23

11月の長野県，まだまだ紅葉がきれい．

11/3 10:37

第二ベンチ付近．秋の景色を楽しみながらぐんぐん登っていく．

11/3 11:46

合戦小屋．もうスイカは提供していない．ここから少し雪が出始める．

11/3 12:51

燕岳．同大学の探検部の2人組に出会う．先が長いので雑談をそこそこに追い抜いてきた．

11/3 13:11

しばし休憩．

11/3 13:12

これからの行程がわくわく．ダンジョンに突入．

11/3 15:36

稜線の雪が固くなってきたのでアイゼンを装着．

11/3 15:53

大天井岳直下，ガスに巻かれたが遠くのほうでコロコロと鳴き声が聞こえる．冬下姿のライチョウに出会う．

11/3 16:52

大天荘に到着．雪の上にテントを張り，雪を溶かして飲み水を作る．この日は気温が低すぎてシュラフの中に入れていたペットボトルが凍った．めちゃ寒い．

11/4 6:20

翌朝．北アの山脈に朝日が赤く照ってこれ以上なく美しい．静まり返った朝に，朝日を浴びて体が熱い．心臓の鼓動で全身の力がみなぎるのを感じる．

11/4 6:18

槍モルゲンロート．山頂には数人の姿が．雪山槍もなかなか良い．

11/4 6:23

八ヶ岳や妙高，浅間の山並みが美しい．

11/4 6:23

浅間山かな

11/4 6:33

東鎌尾根．

11/4 6:34

燕岳に続く稜線

11/4 6:34

遠くに富士山．青色なのか，青色じゃないの判別できない山肌が幻想的．

11/4 7:52

景色に見とれているうちにすっかり日が昇ってしまった．

11/4 8:03

涸沢カールには雪がいっぱい．

11/4 8:26

荷物をまとめて出発．

11/4 8:52

雪の斜面を上ったり下りたり．

11/4 9:43

常念岳．北から見るとずんぐりとした山．

11/4 11:11

直前でぐっと上るので高度感がある．

11/4 11:36

明神から上高地に落ち込んでいる斜面がなかなか見もの．

11/5 6:21

3日目の朝．この日も相変わらず最高のコンディション．

11/5 6:26

11/5 6:31

槍沢カール．

11/5 6:40

アルプスとたとえられるのも言わずもがな．

11/5 6:47

今回の山行の気づきとして，シュラフが薄くなって保温効果が落ちていた．下山後モンベルのシュラフを購入．

11/5 8:27

景色に見とれて出発が遅れる．幸せ．

11/5 8:36

蝶ヶ岳山頂．とにかく寒い．

11/5 10:45

大滝山からはひたすら森の中を進む．登山者が激減するので動物の足跡を頼りにして進む．孤独な森歩き．

11/5 12:24

針葉樹の隙間から垣間見える明神の景色は異国のそれ．

11/5 14:01

やっと徳本峠に到着．何度かコースを外れかけた．

11/6 9:01

4日目．霞沢岳登頂．眼前に奥穂高岳が両手を広げたようにどっしりと構えている．

11/6 10:20

わきを見れば焼岳．こうしてみると小さな火山．

11/6 10:45

霞沢岳．名前の響きが美しい．

11/6 12:40

徳本峠から穂高に向かって歩く．

11/6 14:12

降りてきた．

11/6 14:28

残りの水平歩き．稜線からの景色を思い出しながら進む．途中，景色がかすんで見えたのは何故．

11/6 15:47

上高地に到着．よく見る景色とはすっかり変わって秋模様．やがて冬になり，また春が訪れる．

11/6 19:54

エネルギー補給は例にもれず餃子の王将．ずっと歩いてガソリン切れの体に中華の味が浸透する．

撮影機器：

DMC-GF1 Panasonic

iPhone 6 Apple

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル ズボン 靴下 グローブ 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー 着替え 靴 ザック ザックカバー サブザック アイゼン ピッケル 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ

感想

たけ

終始無風の晴天で，好天に恵まれた．晩秋の降雪後のために哀愁漂う趣深い北アの山脈をこころゆくまで眺めることができた．小学生の時から長く使用しているシュラフの断熱が薄くなり非常に寒かったので，すぐに新しいものに買い替えた．睡眠は大事．