硫黄岳、美濃戸からピストン

2023年10月04日(水) [日帰り]

• GPS: 07:51
• 距離: 12.6km
• 登り: 1,080m
• 下り: 1,072m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:57
• 休憩: 0:51
• 合計: 7:48

4:04 赤岳山荘
4:11 4:20 美濃戸
4:24 4:25 美濃戸山荘
5:12 5:17 堰堤広場
6:47 6:49 赤岳鉱泉
6:55 6:56 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
7:02 7:03 ジョウゴ沢
8:18 8:19 赤岩の頭
8:44 8:46 硫黄岳
9:05 9:12 赤岩の頭
10:00 ジョウゴ沢
10:05 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
10:10 10:26 赤岳鉱泉
11:07 堰堤広場
11:39 美濃戸
11:46 11:52 赤岳山荘
11:52 ゴール地点

天候

雨、稜線は強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

八ヶ岳山荘の駐車場に駐車。雨降りの為ガラガラでした。
料金は1,000円/日、3時半過ぎに到着したので、下山後支払いました。

八ヶ岳山荘と美濃戸山荘の玄関前には、自由に水が汲めるようになっています。

美濃戸山荘のトイレはチップが100円必要ですが、水洗トイレでトイレットペーパー付きで普通に流せます。
男子トイレの大のトイレは洋式でした。街中でよく見るトイレと変わりません。

赤岳鉱泉の玄関前にも蛇口が二つあって、自由に水が汲めるようになっています。

コース状況／危険箇所等

★美濃戸口〜美濃戸★
車道なので歩く分には問題ないですが、車で移動の場合は、未舗装でデコボコが激しく、車高が低い車は通れません。
オイルバンをぶつけると、自走不能になるので、十分注意して走行する必要があります。

★美濃戸〜堰堤広場★
未舗装の林道が続きます。途中2ヶ所ショートカットできる道がありますが、苔むしていて足元が滑りやすいので、転倒しないように注意が必要です。
林道に比べると歩きづらいですが、一般登山道レベルなので、さほど問題ないと思います。
林道終点で橋を渡った先が堰堤広場で、休憩適地です。

★堰堤広場〜赤岳鉱泉★
沢沿いに進みます。危険個所は特にありません。橋がいくつか出てきて沢を渡りますが、濡れていると足元が滑りやすいので、転倒しないように注意が必要です。

★赤岳鉱泉〜赤岩の頭★
途中大同心沢とジョウゴ沢を渡っていきます。
ジョウゴ沢の先から急斜面をつづら折りに登っていきますが、特に危険個所はありません。
森林限界を超えたところが赤岩の頭です。

★赤岩の頭〜硫黄岳★
目の前に見える岩峰を目指して歩きます。
岩峰の直下を右に巻いて登っていくと、ほどなくして山頂に着きますが、岩場なので滑落転倒しないように十分注意が必要です。
山頂部は広いので、ガスっているときは道迷いしないように注意が必要です。

その他周辺情報

今回はどこにも寄らずにまっすぐ帰りました。

写真

10/4 2:57

途中の八ヶ岳PAで着替えてレインウエアのズボンを履いたら、スゴイきつくて妙に短い

10/4 15:56

タグを見たら、なんと妻のウエアでした。
よっぽどやめて帰ろうとしましたが、かろうじて履けたので、取り敢えず向かいます

10/4 4:03

八ヶ岳山荘の前にあるポストに登山届を出してスタート
本当は美濃戸口に車を停めて、硫黄岳〜阿弥陀岳まで縦走するつもりだったけど、この雨の中で横岳の岩場鎖場を通過するのは、リスクが高すぎるので、早々に断念しました

10/4 4:05

玄関前には自由に水が汲めるようになっていました

10/4 4:14

歩きだしてすぐに、大がしたくなり、赤岳鉱泉までもつかなぁーと思っていたら、美濃戸山荘にトイレがありました。
しかも水洗トイレでトイレットペーパー付き。
超助かりました

10/4 4:21

美濃戸山荘の玄関前も自由に水が汲めるようになっていました

10/4 4:36

林道からのショートカット道入口。赤いマーキングがあります。

10/4 4:57

再びショートカットする道を発見

10/4 4:57

通常の林道はこちら

10/4 5:07

鹿の親子がこちらをガン見してます

10/4 5:13

林道終点にある橋を渡ったすぐ先が堰堤広場

10/4 5:13

因みに真っすぐ行っても行き止まりです

10/4 5:19

だんだん夜が明けてきて稜線が見えてきました

10/4 5:20

こちらにも鹿がこちらをガン見してました

10/4 5:27

歩きやすい道が続きますが、雨で濡れているので、転倒しないように注意が必要です

10/4 5:32

何度か橋を渡っていきます

10/4 5:35

以前は、こっちを渡っていたようです

10/4 5:35

本降りの雨なので、心が『もうやめて帰りたいよう』とずっと叫んでいますが、それを無視するかのように足が勝手に進んでいきます

10/4 5:41

山の稜線が見えると、少しだけ元気が出ます

10/4 5:47

おおぉー大同心が見えた

10/4 5:59

横岳の稜線と、大同心が少しだけ近づきました。

10/4 6:10

紅葉は、まだ始まったばかり

10/4 6:17

森の中の紅葉に、少しだけ癒されます

10/4 6:29

今年の異常な高温と少雨の影響で、色づき具合はイマイチな感じ

10/4 6:33

赤岳鉱泉に到着。テントは3張りありました

10/4 6:33

山は雲の中

10/4 6:36

玄関前には、蛇口が二つあって自由に水が汲めるようになっていました。
北アルプスの小屋にも少し分けてあげたい

10/4 6:40

小屋の横に屋根付きのテーブルがあったので、セブンで買ったサラダ巻きを食べてエネルギー補給

10/4 6:47

ランチメニュー。カレーが5種類もあるってスゴイ

10/4 6:47

来週泊りに来る時も、生ビールあるかなぁー

10/4 6:53

ここまで誰一人会ってませんが、硫黄岳を目指します

10/4 6:54

大同心沢です。
バリエーションルートですが、大同心を登る場合は、この先を進みます。

10/4 6:54

硫黄岳はこちら

10/4 7:20

モミジが赤くてキレイ

10/4 7:56

こんな感じの道をつづら折りに登っていきます

10/4 8:10

倒木がベンチのようになっていました

10/4 8:14

ガスガスで真っ白

10/4 8:21

赤岩の頭に到着。こちらは峰の松目方面

10/4 8:21

硫黄岳はこちら

10/4 8:22

オーレン小屋方面はこちらに下ります

10/4 8:35

岩峰が見えてきました

10/4 8:44

硫黄岳に到着。雨風が強いです

10/4 8:45

爆裂火口は、あまりよく見えません

10/4 8:45

こういう天気の時は、ケルンが助かります

10/4 8:45

山頂部は野球ができそうなくらい広いです

10/4 8:45

天気が良ければ、こちらには赤岳や阿弥陀岳が見えますが…

10/4 9:00

雨風が強いので、さっさと下ります

10/4 9:08

ちらほらと紅葉しているのが見えます

10/4 9:42

赤というより茶色のナナカマド

10/4 9:48

こちらは綺麗な赤

10/4 9:59

ジョウゴ沢まで下りてきました

10/4 9:59

ここまで下りて来れば赤岳鉱泉も近い

10/4 10:09

赤岳鉱泉が見えてきました

10/4 10:11

こんなにたくさんアルコールがあるとは…

10/4 10:39

沢床が赤い

10/4 11:06

堰堤広場まで下りてきました

10/4 11:06

橋を渡れば、あとは林道を進むのみ

10/4 11:10

苔のじゅうたんがキレイ

10/4 11:36

一面コケの森です

10/4 11:38

今回は北沢ルートをピストンしました

10/4 11:51

無事に駐車場に到着。さあーさっさと帰ろう

撮影機器：

iPhone 14 Pro Max Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック ポール ヘルメット

感想

BNR32GTR

来週5人で赤岳鉱泉に泊まって、硫黄岳に登りに来るので、下見がてらどうせ来るなら阿弥陀岳まで縦走したいなぁーと思ってました。
てんくらでは2日前までAだったのに、前日になったらいきなりCになって雨風が強い予想。
ヤフーの天気予報でも雨の予報でやめようかなぁーと思ってましたが、美濃戸から北沢ルートは、2014年に来て以来歩いてないので、一度下見はしておきたいなぁーと思ってきました。
がしかし、途中の八ヶ岳PAで着替えていたら、レインウエアのズボンが妙にきつくて、なんでこんなにきついんだろうと脱いでみたら、それはなんと妻のものでした。

本降りの雨の中、レインウエアなしで行くのは死にに行くようなもんだし、もう本気でやめて帰ろうかと思いましたが、履いてみると、かなりきついですがなんとか履けて歩けそうなので、そのまま決行。
でも心の中で、もうやだぁーやめて帰りたいとずっと叫んでいました。
まあでも車道や登山道の状態、トイレの有無や水場の確認等ができたので、雨脚が強い中来た甲斐があったと思います。

来週みんなで来るときは、ぜひお天気であって欲しいと願うばかりです。