風吹大池 北アの果ての錦秋 [栂池自然園-天狗原-千国揚尾根-風吹大池]
- GPS
- 07:07
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 911m
- 下り
- 905m
コースタイム
- 山行
- 3:13
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 3:23
- 山行
- 3:16
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 3:32
天候 | Day1 ガスときどき晴れ Day2 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
06:16 東京駅 ⇓ 北陸新幹線 かがやき501号 ¥8140 07:36 長野駅 08:20 長野駅東口BT ⇓ アルピコ交通 特急長野白馬線 ¥2400 09:57 栂池高原 ■復路------------------------------------ 10:41 栂池高原 ⇓ アルピコ交通 ¥530 ※栂池-岩岳-八方を周遊する無料バスあり ※八方からBTまでは徒歩15分程 11:05 白馬八方BT ※日帰り入浴 12:04 ⇓ アルピコ交通 ¥180 12:09 白馬駅 12:22 ⇓ 大糸線 ¥1170 14:00 松本駅 ※食事 14:50 ⇓ あずさ38号 ¥6620 17:25 新宿駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山道の状況----------------------------- 【千国揚尾根】 ・非常になだらかな尾根で危険箇所や三点支持が必要な箇所はなし ・基本樹林帯なので展望は時たま開けるのみ ・落ち葉が堆積した地面で湿地帯も多いため泥濘箇所多し ・木道も多く滑りやすいので注意 ■テン場情報 ------------------------------ *テン場ランキング(テン場写真付き) 新掲載は風吹大池。全78箇所。 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-391243.html 【風吹大池】 利用料¥1500-(1名あたり) 3-4張り。完全予約制 ・眺望 ★☆☆☆☆ 池はすぐそばだがテン場からの眺望はゼロ ・快適度 ★★★☆☆ デッキ上に張るため快適だが、張り数と張り場所が制限されるのが難点。 デッキにはペグ打ちできないため張り縄をデッキ外にペグ固定。 張り縄を固定する石はほとんどなし。 ただし木々に囲まれた窪地にあるので風の影響は受けない。 ・利便性 ★★★★★ テン場横に池から引いた水場あり。小屋の横にトイレ棟あり。ペーパーあり。洋式 携帯はSoftBankは圏外。 ・総合評価 ★★☆☆☆ ちょっと惜しいテン場 訪れる人自体少なく快適だが、テン場が小屋の目の前にあり、眺望が全く開けないのが難点。 |
その他周辺情報 | ■下山後の温泉----------------------------- 白馬八方温泉 八方の湯 バスターミナルの目の前にあり https://hakuba-happo-onsen.jp/happo/ |
写真
感想
先月、高尾山でトレーニングしてたところ、木の根に躓きすっ転んで胸を強打し肋骨を骨折してしまい、丸1ヶ月間引きこもって大人しくしてたので久々の山行...(^◇^;)
(もちろん自力で歩いて下山しましたヨ。胸の痛み以外、擦り傷ひとつなかったので...)
寝返り打てないし、大きく息を吸うと痛いし、クシャミなんてしようものなら意識が軽く飛びそうな痛みでしたが、痛みもほぼなくなったのでなんとか駆け込みで秋山に行きたいと思い、栂池から風吹大池までテント担いで歩いてきました。
天狗原から風吹大池まで続く千国揚尾根は未踏区間。北ア偏愛主義者としては、北アの一般登山道を完踏したいなぁとなんとな〜く思っているので、未踏区間のなかで、上半身の負担になる三点支持の必要もなく、片道数時間の行程で、いざとなったらテン場からもす数時間でエスケープでき、小屋閉めしてなくて等々考えた結果、千国揚尾根を歩くことにしたのでした。
そんな初めて歩く千国揚尾根。
樹林帯で展望も時たま開ける程度しかなく、池塘や湿地帯の泥濘に足を取られたりする事も多く、マニアックとしか言いようがないルート。その分歩く人もほぼおらず2日間で出会ったのはたった3人だけ。
歩く人の少なさに合わせたかのように、人一人しか通れない肩幅程度の道や、すれ違い出来ない一本道の木道など、ミニマルでささやかな雰囲気が歩いていてとても心地良い道でした。
そんな千国揚尾根の突端にあり、尾根を分つ場所にある風吹大池。
周囲を森に囲まれ歩いているといきなり現れるところなど、北八の白駒池に雰囲気が似ていますが、紅葉の一大スポットとして賑わう白駒池に対し、風吹大池は訪れる人もほぼおらずひっそりと森の中に佇んでいました。
到着した時はガスに覆われ幻想的な雰囲気でしたが、テントを張り終えると青空が見えてきたので池を散策することに。
今年は北アはどこも雨が少なく水不足だったようですが、風吹大池も水位がかなり低くなっており、満水時には歩けない湖畔に降りてグルッと池をひと周り。
紅葉のピークまではあと2〜3日といった感じでしたが、風も穏やかで水面に映る紅葉も楽しめました。
ようやく山にまた登りたいと思えるようになり、今シーズンはもうちょっと精力的に歩こうと思っていたのにもかかわらず、まさかの大ドジで1ヶ月棒に振ることになってしまいましたが、駆け込みで静かな秋山を楽しむことができました。
頭は若いつもりでも身体がついていかない年齢になってきたことを痛感させられましたが、もうちょっと抗ってみようかと思います。怪我しない程度に...。
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