八ヶ岳縦走 赤岳〜横岳〜硫黄岳〜根石岳〜天狗岳
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
- GPS
- 18:34
- 距離
- 23.2km
- 登り
- 2,375m
- 下り
- 2,011m
コースタイム
- 山行
- 6:22
- 休憩
- 2:24
- 合計
- 8:46
- 山行
- 6:45
- 休憩
- 2:58
- 合計
- 9:43
天候 | 1日目:晴、2日目:雨〜曇〜晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
とても良く整備されている登山道で危険な箇所はありません |
その他周辺情報 | 復路の八ヶ岳山荘は1階を終日開放戴いており、登山の準備ができました。復路の唐沢鉱泉は泉質、食事、おかみさんの人柄すべてが最高で、登山の疲れをゆっくりと癒せました! |
写真
感想
梅雨入り前ギリギリに八ヶ岳に行ってきました!赤岳から天狗岳までの縦走は疲れましたが、たくさんの花が心を癒やしてくれました!八ヶ岳、最高です!
毎日あるぺん号を美濃戸口で降り、八ヶ岳山荘をお借りして登山の準備をします。バスで来ると、準備の場所に困ることが多いのですが、こちらの一階は24時間開放いただいているとのこと、頭が下がります
美濃戸山荘までは自動車も入れる林道を歩きます。たくさんの方が自家用車で来ていましたが、かなりの悪路なので、SUVでないと厳しいかもしれません、、、美濃戸山荘の駐車場は6時ころでほぼ満車のようでした
美濃戸山荘を過ぎるといよいよ登山道!本日は南沢ルートを選びます。まずはホテイランを探さねば!と足元ばかり見ていたのですが、しばらく行くと群生地の看板がありました笑。ただ、ホテイランはもう終わりのようで咲いている花が殆どなく、なんとか残っていたお花を写真に収め、登っていきます
最初は沢に沿った、八ヶ岳らしい苔の道を進みます。樹林帯ということもあり、涼しい道でした。やがて涸れ沢を上がっていく道になると行者小屋はもうすぐです
行者小屋は、さすが人気の山小屋、テント場もありたくさんの人で賑わっていました。私はここで、カモシーの「山なめんなよ」Tシャツをゲット!今年は白でした!
ここから地蔵尾根方面は水場がないので、ここで水を補給します。地蔵尾根に向けてザックを軽くするか、水をたっぷりと補給するかの二択はかなり悩みどころですが、私は水を選びました!結果として地蔵尾根で500ミリくらいのお水を飲んでしまいましたので良かった!
地蔵尾根は、中盤からザレ場をクサリ、ハシゴで直登して行きます。高度感はありますが、クサリ、ハシゴはしっかりしているので、ゆっくりと行けば大丈夫です。ただ、私のときは空いていたのですが、浮き石を踏むなというのが無理なザレ場、ヘルメットは必須だと思いました。あとで小屋で聞いたら、行者小屋で貸出もしているとのことでしたので、安全のためにヘルメットをかぶりましょう
地蔵ノ頭に着くと、右には赤岳、左には横岳の素晴らしい稜線が広がります。ホントに最高の景色で、皆さん写真を撮っていらっしゃいました
私はここから本日の宿泊場所である赤岳天望荘へ。まずは腹ごしらえをしてから、ザックをデポ、アタックザックで赤岳山頂を目指しました
赤岳山頂までもザレ場が続きますが、こちらもクサリが整備されており、危険な箇所はありませんでした。赤岳頂上山荘を過ぎると、いよいよ山頂!山頂自体があまり広くないので写真を取る方で結構渋滞、、、それは仕方がないのですが、狭い山頂で動画を撮る方、バーナーで食事を作る方もいらっしゃって、中々のカオスでした。。。頂上山荘の周辺に少し広い場所がありますので、皆さん、座っての休憩はそちらですることにしましょう!
赤岳山頂からは阿弥陀岳方面と横岳方面の稜線がキレイに望むことができ、素晴らしい絶景でした。。。明日は横岳方面に向かうのですが、次は阿弥陀岳方面から登って来よう!と決意を新たにしました
赤岳天望荘まで降りてきて宿泊しましたが、噂どおりの美味しい食事で大満足でした!ただ、夕刻からお天気が崩れはじめ、美しい日没とご来光は望めず、、、これは運のものなので仕方ないです
翌朝はまさかの雨!皆さん準備をしてロビーに集まるので、ロビーは大混雑でした!私は雨が止んだ時を見計らい7時過ぎに出発!これが大当たりで、なんとか雨に打たれずに済みました
横岳はハシゴ、カニのヨコバイのようなクサリでのトラバースなど、少し難所が続きますが、それを忘れさせてくれるくらいのお花畑が心を癒してくれました。ツクモグサを見ることが出来、大満足で硫黄岳山荘に降りていきます
硫黄岳山荘は、とてもきれいな山小屋でした!こちらでお手洗いをお借りして、1リットル100円の水を補給。受付の方に、小屋の裏手に1輪だけコマクサが咲いてるとの情報を得て、なんとか写真をゲット!
ここから硫黄岳はガスと強風の中通過しましたが、雨でのスタート遅れと、その後のお花畑ではしゃぎ過ぎたタイムロスは如何ともしがたく、根石岳小屋で美味しいカレーをいただき、西天狗岳から唐沢鉱泉を目指すルートに変更しました
これが良かったのか、西天狗の山頂で一気に天候が回復!遠く赤岳から横岳、硫黄岳と今日歩いてきたルートが一望でき、最高でした!
西天狗から一気に下りますが、まずは巨岩の続く急な下り(これはメッチャ楽しいです!)、その後は木の根が張り出した西尾根ルートは、スピードが上がらず、急いでいるときにはオススメできません。日の長い時期とはいえ、私も唐沢鉱泉到着が17時ころとなり、今回の反省点としました
とはいえ、素晴らしい眺望とお花畑で非常に満足のいく山行となりました!来年もこの時期に再訪したいと決意を新たに、次は阿弥陀か蓼科かと今から想像を膨らませています!!
コメント
この記録に関連する登山ルート
![](https://yamareco.info/include/imgresize.php?maxsize=90&crop=1&fname=%2Fmodules%2Fyamainfo%2Fupimg%2Fpt%2fc9e075333210c7cc8b6ef9c0c4499696.jpg)
同じタイミングで歩いてたのを見て拍手させていただきました。
恐らく硫黄岳と横岳の間ぐらいで交差したっぽいですね。
今回のアクセス方法や八ヶ岳山荘開放の件もすごく参考になります。
次の八ヶ岳山行で活用したいと思います。
天気にも恵まれ、お花もたくさんで最高の山行でしたね!
あ、フォローもありがとうございます。私もフォローさせていただきます。
今後とも宜しくお願いします。
編笠、權現、凄いですよね!行ってみたいとは思っているのですが、厳しいと聞いてるのでなかなか行く機会がありません
でも今回のひでさんの山行を見て、いつかぜひ!と思いました
またどこかの山でお会いできたら、、、
コメントありがとうございました!
赤岳はいつか行きたいところ、とても参考になりました!
ありがとうございます😊
八ヶ岳、何よりもお花畑が良かったです。写真、撮りまくってしまいました。おかげでタイムはボロボロですが笑
まっすーさんもぜひ!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する