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Yamareco

記録ID: 7091694
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

船窪サーキット(反⌚回り) 危険とアップダウンと絶景と♪

2024年08月03日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
07:59
距離
27.5km
登り
3,128m
下り
3,128m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:14
休憩
0:41
合計
7:55
5:46
32
6:18
6:19
19
6:38
23
7:01
7:02
23
7:25
18
7:43
7:48
6
7:54
5
7:59
12
8:11
5
8:16
8:21
31
8:52
8:54
74
10:08
47
10:55
10:58
12
11:10
11:11
14
11:31
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11:56
22
12:18
12:20
28
12:48
10
12:58
13:02
5
13:41
0
13:41
累積標高は2600mくらいです(最後のトンネルの部分を斜面を登ったことにされているようです)
飲料は2.5L持参(ポカリ,OS-1, 水)、消費3L(船窪小屋、烏帽子小屋で補充)
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
七倉山荘駐車場へ駐車:70台ぐらい。
トイレあり(ゲート近く)。📶◎(大手3社は通じるようです)
朝5時半の時点で満車。14時頃はちらほら空きあり。
※ここに停められないと2km下った所にある七倉ダム下駐車場(200台)になるようです。
コース状況/
危険箇所等
危険個所多いので「天候が安定している日に」「危険個所は慎重に通過」をお勧めします。
コース上の水場は船窪小屋・烏帽子小屋で販売されているものを購入(ヤマレコマップでは船窪のテン場近くにあるようですが確認してません)。烏帽子小屋は水(雨水?)1L200円も販売してました。
※一応ブナ立尾根の麓辺りに川はありましたが自己責任で・・・
●七倉登山口〜船窪小屋(七倉尾根):概ね明瞭な登山道ですが結構な急登です。木の根っこが多し。樹林帯ですが天狗の庭から展望が開けます。
●船窪小屋〜烏帽子小屋:これでもかとアップダウンの連続です(結構急斜面も多い)。船窪〜南沢までは意外に樹林帯を歩く時間も多いです。船窪岳前後の痩せ尾根が左右とも切り立っていて足を滑らせたりバランスを崩すと滑落は免れない感じでした。死ななくても戻って来られなそうだし救助も期待できなそうな地形や場所です・・・。他結構危なく感じた場所も多かったです。
その他周辺情報 ●七倉山荘(登山口にあり)
 食事可・日帰り入浴可(水風呂なし)
●薬師の湯:ふもとへ下った道沿いにあります。
 大人750円。PayPay可。食事処あり
予約できる山小屋
七倉山荘
明るい時間に戻って来られると良いなあ
2024年08月03日 05:44撮影 by  SC-51C, samsung
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8/3 5:44
明るい時間に戻って来られると良いなあ
2024年08月03日 05:45撮影 by  SC-51C, samsung
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高瀬ダムへのゲート開門時間は8月最盛期は5時〜16時のようです。適宜ご確認を
2024年08月03日 05:46撮影 by  SC-51C, samsung
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8/3 5:46
高瀬ダムへのゲート開門時間は8月最盛期は5時〜16時のようです。適宜ご確認を
船窪ルートは最初のトンネル直前を右に曲がります
2024年08月03日 05:47撮影 by  SC-51C, samsung
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8/3 5:47
船窪ルートは最初のトンネル直前を右に曲がります
展望の無い樹林帯の急登を淡々と登っていき、天狗の庭で一気に視界が開けました!
2024年08月03日 07:24撮影 by  SC-51C, samsung
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8/3 7:24
展望の無い樹林帯の急登を淡々と登っていき、天狗の庭で一気に視界が開けました!
高瀬ダム、その奥には槍が意外にも近くに。
2024年08月03日 07:24撮影 by  SC-51C, samsung
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8/3 7:24
高瀬ダム、その奥には槍が意外にも近くに。
中央は不動岳かな?左に烏帽子、そして削れた標識w
2024年08月03日 07:24撮影 by  SC-51C, samsung
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8/3 7:24
中央は不動岳かな?左に烏帽子、そして削れた標識w
船窪小屋にとうちゃこ。スポドリ購入500円。
小屋番さんから行き先を聞かれ答えると、ルート上整備できてない所が多いこと、最終的には自己責任でね♪と言われ、身が引き締まりました☺
2024年08月03日 07:43撮影 by  SC-51C, samsung
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8/3 7:43
船窪小屋にとうちゃこ。スポドリ購入500円。
小屋番さんから行き先を聞かれ答えると、ルート上整備できてない所が多いこと、最終的には自己責任でね♪と言われ、身が引き締まりました☺
船窪岳山頂。直前のヤセ尾根にびびったのと、ここで熊の痕跡みてげんなりしました
(今回は熊の気配は感じませんでしたが小屋周囲で獣臭を感じた人もいたようです)
2024年08月03日 08:22撮影 by  SC-51C, samsung
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8/3 8:22
船窪岳山頂。直前のヤセ尾根にびびったのと、ここで熊の痕跡みてげんなりしました
(今回は熊の気配は感じませんでしたが小屋周囲で獣臭を感じた人もいたようです)
来た船窪小屋方面
2024年08月03日 08:22撮影 by  SC-51C, samsung
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来た船窪小屋方面
船窪サーキットを構成する山々の多くはこういう斜面で構成されているんで滑落すると即死じゃなくても助かる気がしないっす。大変な所に来てしまった感。
2024年08月03日 08:22撮影 by  SC-51C, samsung
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船窪サーキットを構成する山々の多くはこういう斜面で構成されているんで滑落すると即死じゃなくても助かる気がしないっす。大変な所に来てしまった感。
く、熊さんの痕跡ですよね?
2024年08月03日 08:55撮影 by  SC-51C, samsung
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8/3 8:55
く、熊さんの痕跡ですよね?
道中、何か所か整備用と思われる木材や金属資材あり。荒らされているのは熊さんの仕業のようです。登山者に悪い人はいねえって誰かが言ってただ。
2024年08月03日 08:55撮影 by  SC-51C, samsung
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8/3 8:55
道中、何か所か整備用と思われる木材や金属資材あり。荒らされているのは熊さんの仕業のようです。登山者に悪い人はいねえって誰かが言ってただ。
絶景なんだよなぁ
2024年08月03日 09:51撮影 by  SC-51C, samsung
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8/3 9:51
絶景なんだよなぁ
見渡す限り山。南アの山深さも好きですが、ここは色彩が異なってそれも良き。
2024年08月03日 10:03撮影 by  SC-51C, samsung
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8/3 10:03
見渡す限り山。南アの山深さも好きですが、ここは色彩が異なってそれも良き。
2024年08月03日 10:03撮影 by  SC-51C, samsung
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8/3 10:03
読売新道いつか行きたいなぁ。某女王が「ハイキング」で征かれたコースデス、日帰りで。
2024年08月03日 10:03撮影 by  SC-51C, samsung
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8/3 10:03
読売新道いつか行きたいなぁ。某女王が「ハイキング」で征かれたコースデス、日帰りで。
2024年08月03日 10:06撮影 by  SC-51C, samsung
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8/3 10:06
何を思って写真撮ったか思い出せないけど中央は南沢尾根のようです。
2024年08月03日 10:06撮影 by  SC-51C, samsung
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8/3 10:06
何を思って写真撮ったか思い出せないけど中央は南沢尾根のようです。
稜線がうねって続いていく
2024年08月03日 10:06撮影 by  SC-51C, samsung
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8/3 10:06
稜線がうねって続いていく
いやー大変な所を通ってきました
2024年08月03日 10:06撮影 by  SC-51C, samsung
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いやー大変な所を通ってきました
2024年08月03日 10:50撮影 by  SC-51C, samsung
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8/3 10:50
手前の岩の左上にある岩稜帯?が烏帽子岳山頂です
2024年08月03日 10:50撮影 by  SC-51C, samsung
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8/3 10:50
手前の岩の左上にある岩稜帯?が烏帽子岳山頂です
高瀬ダム方面。中央左奥の雲が少しかかっている山が餓鬼岳、左手前が唐沢岳のようです
2024年08月03日 10:50撮影 by  SC-51C, samsung
8/3 10:50
高瀬ダム方面。中央左奥の雲が少しかかっている山が餓鬼岳、左手前が唐沢岳のようです
2024年08月03日 10:58撮影 by  SC-51C, samsung
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8/3 10:58
標高2500mにある砂の稜線を絶景眺めながら歩けるのはご褒美以外の何物でもない!
2024年08月03日 10:58撮影 by  SC-51C, samsung
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8/3 10:58
標高2500mにある砂の稜線を絶景眺めながら歩けるのはご褒美以外の何物でもない!
2024年08月03日 10:58撮影 by  SC-51C, samsung
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2024年08月03日 10:59撮影 by  SC-51C, samsung
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2024年08月03日 11:01撮影 by  SC-51C, samsung
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立山もいつか行ってみたい
2024年08月03日 11:01撮影 by  SC-51C, samsung
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立山もいつか行ってみたい
楽園です。反時計回りだとムチ(危険)の後にアメ(絶景と楽園)があるのでこっち周りで正解!
2024年08月03日 11:10撮影 by  SC-51C, samsung
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8/3 11:10
楽園です。反時計回りだとムチ(危険)の後にアメ(絶景と楽園)があるのでこっち周りで正解!
こんな所だけならるんるんハイキングなのになぁ
2024年08月03日 11:12撮影 by  SC-51C, samsung
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8/3 11:12
こんな所だけならるんるんハイキングなのになぁ
2024年08月03日 11:12撮影 by  SC-51C, samsung
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2024年08月03日 11:33撮影 by  SC-51C, samsung
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烏帽子小屋に立ち寄りました。
初めて中入ったかも。
2024年08月03日 11:46撮影 by  SC-51C, samsung
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8/3 11:46
烏帽子小屋に立ち寄りました。
初めて中入ったかも。
山小屋の存在は本当にありがたいなぁ
2024年08月03日 11:46撮影 by  SC-51C, samsung
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8/3 11:46
山小屋の存在は本当にありがたいなぁ
食事はカップ麺のみ販売だったので、コーヒーを注文。
ポカリも補充。
2024年08月03日 11:49撮影 by  SC-51C, samsung
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8/3 11:49
食事はカップ麺のみ販売だったので、コーヒーを注文。
ポカリも補充。
ブナ立尾根を下りきった所の砂原の丸太橋。2年前より進化した気が。
2024年08月03日 13:06撮影 by  SC-51C, samsung
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8/3 13:06
ブナ立尾根を下りきった所の砂原の丸太橋。2年前より進化した気が。
2年前より埋まっている気がするー
2024年08月03日 13:08撮影 by  SC-51C, samsung
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8/3 13:08
2年前より埋まっている気がするー
とりあえず橋があると撮りたくなる構図
2024年08月03日 13:09撮影 by  SC-51C, samsung
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8/3 13:09
とりあえず橋があると撮りたくなる構図
エメラルド
2024年08月03日 13:13撮影 by  SC-51C, samsung
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8/3 13:13
エメラルド
明るい時間に戻ってこれました
2024年08月03日 13:43撮影 by  SC-51C, samsung
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8/3 13:43
明るい時間に戻ってこれました
8月でもアジサイが。
2024年08月03日 13:42撮影 by  SC-51C, samsung
8/3 13:42
8月でもアジサイが。
車で着替えだけ済ませまずは昼飯!
七倉山荘の七倉ダムカレーで!
あとはソフトクリームも追加で!
2024年08月03日 14:10撮影 by  SC-51C, samsung
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8/3 14:10
車で着替えだけ済ませまずは昼飯!
七倉山荘の七倉ダムカレーで!
あとはソフトクリームも追加で!
激しいアップダウンとスリルと、でも絶景も味わえた濃密な山行でした!
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激しいアップダウンとスリルと、でも絶景も味わえた濃密な山行でした!

装備

個人装備
Tシャツ ソフトシェル 靴下 日よけ帽子 ザック 行動食 飲料 ヘッドランプ ファーストエイドキット 携帯 時計 サングラス トレッキングポール

感想

2年前にブナ立尾根から眺めた時に印象に残った切り立つ稜線たちを今回周回してきました。
危険な山域やタフな山行の前日や出発するまでは本当に気が乗らず別の山に変えたくなる時がありますが今回そうでした・・・登山を開始するとスイッチが入るのか山行に集中モードになるんですが。
船窪新道の登りは淡々と余裕をもって登っていき天狗の庭で一気に視界が開けてテンションが上がりました。船窪小屋に2時間で到着、ストックのおかげか脚の疲労もなく順調です。小屋で飲料を補充がてら小屋番さんとお話しつつ小休憩。自分の行くルートは整備が追い付かず危険な箇所がそのままになっていること、団体さんが約1時間半前に発って先行していることなど伺いました。いつか泊りで来たいですと挨拶して出発。
ここから核心部に突入です。
最初に大分下ってからの、船窪岳の前後に1か所ずつあった崩落しつつあるナイフリッジが本日のハイライトでした。戸隠の蟻の塔渡と比べると距離は短いですが足場が花崗岩の砂場のようで崩落しつつあり、いくら登山に危険はつきものとは聞くけれどこんなに”気軽に”命をかけるなんて割に合わないゾと理不尽さに憤りを感じながら(苦笑)慎重に通過しました。
稜線でも意外に樹林帯を歩く時間の方が多かったものの現在進行形で崩落が進んでいる斜面を通らされる箇所も多々あり。ただしだんだん恐怖が薄れてきて慣れとは恐ろしいものです(苦笑)。あとは普通に急登・急下りも多く、本当にタフなコースでした(ただし累積標高は3000mも無くて2600mくらいでした、レコだと最後の1kmちょいのトンネルの部分を斜面を登った事にしてカウントしているようです)
南沢岳〜烏帽子あたりは広い稜線で庭園のような所もあり楽園でした。
烏帽子小屋はランチ無かった(カップ麺のみ)ので、注文したコーヒーと持参の食料で休憩しブナ立尾根を下って、ダムからのロードをジョグしてゴールとなりました。
飲料は2.5L持参、3L消費(各小屋で補充)でした。最後は喉は乾くけど胃がむかむかしてポカリだとあまり摂る気にならず熱中症気味でした(それでも最後のロードが日陰やトンネルが多かったのが幸いでした)。七倉山荘の涼しい店内で冷たい水をがぶ飲みしたら大分生き返りました。
その後は、麓の薬師の湯で温冷交代浴を行い帰途につきました。

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