ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7130426
全員に公開
沢登り
白山

【白山】境川大畠谷右俣

2024年08月06日(火) ~ 2024年08月07日(水)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
14.9km
登り
1,543m
下り
1,545m

コースタイム

1日目
山行
8:00
休憩
0:00
合計
8:00
7:45
480
スタート地点
15:45
宿泊地
2日目
山行
8:20
休憩
0:05
合計
8:25
6:00
375
宿泊地
12:15
12:20
125
14:25
ゴール地点
全国的に不安定な天気のなか、新潟と北陸だけはマシそう。思案の末、選ばれたのはオバタキタン。仕事終わりに甲府で集合し、桂湖に着いたのは2時過ぎ。遠かった。

8/6(晴れ/曇り)
登山口(7:45)入渓(8:15) 2段30m滝 (9:00 - 10:00) 2連続のCS滝(11:00 - 13:00) 2段40m滝(14:30 - 15:20) 二俣テンバ=C1(15:45)
 テントが少し空いており、内側に蚊がいっぱい。まともに寝られず。朝飯食って出発。ダムの水量多い。橋から懸垂して入渓。直後、ズボンが大量のミニアブでコーティングされる。行動開始すると気にならない程度。しばらくは小滝と川原のようなゴルジュのような感じのキレイな渓相。2段30mは少し戻った左岸から高捲き。20m懸垂で次の10m滝の落口に降り立つ。ここから一旦しばらく川原。Co780くらいからゴルジュ帯となり小滝が連続。どれも直登またはほぼ水線を登った。2連続のCS滝の内、最初の3mCS滝は右壁を登る。右岸から捲こうとした赤堀くんが懸垂したときに支点の木からロープがすっぽ抜けてヒヤリとする一幕あり。次の8mCS滝はあまり登られている記録は見ないが、偵察すると可能性を感じるのでトライ。まず突っ張りとへつりで滝の基部の右側へ。後続はロープFIX。1段上まではトップ空身で左岸をへつり気味に登りザック釣り上げ。そこから抜け口まではショルダーとエイドで左壁から滝身にトラバースするように突破。ナイスクライミング。5m+7mの2段の滝は2段目がワンポイント細かくて悪かった。2段40mの手前くらいから雪渓の残骸が転がり始める。2段40mは右岸の手前の支沢から高捲きし、15m懸垂で滝の落口に復帰。小滝をいくつかこなすと圧巻の景色が目の前に現れる。ズタズタの雪渓とそこからのモヤモヤ冷気が更に雰囲気を盛り上げる。雪渓の残骸とカムでいい感じにタープ張る。薪は豊富。夕食は赤堀くんによるフルコース。先週のカレー雑炊からジャンプアップ。ロケーションと焚火、うまい飯と酒、控えめに言って最高。そういえば沢の中でカモシカを見た。

8/7(晴れ/曇り)
C1 (6:00)右俣左岸スラブ登攀(6:10 - 9:00)稜線(11:00) 大笠山分岐(12:00 - 12:45) 登山口(14:25)
夜は結構冷えた。シュラカバだけの赤堀くんは寒かったらしい。それとは関係あってかなくてか、かなり体調悪いそう。出発前から顔がやられてる、大丈夫か。右俣左岸スラブの登攀は5ピッチ+藪歩き少々+懸垂15m。難しくはないが、浮石ボロ石が多く、また支点取れる場所は限られる。その後も小滝は続く。40mナメ滝はフリーでいく。易しいがぬめるので慎重に。ワンポイント悪い小滝があり後続にお助け。詰めの藪に意外と手こずり40分ほど藪漕いで登山道。大笠山までは軽い藪漕ぎの延長のような感じの道。体調不良の赤堀くんと山頂分岐いったん解散し、車で再集合。
天候 1日目:晴れ/くもり
2日目:晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
登山道入り口近くの広くなっている所に駐車
コース状況/
危険箇所等
詳細後述
懸垂で入渓
大滝までも小滝あり
大滝までも小滝あり
2連続のCS滝の内、上の8mCS滝
2
2連続のCS滝の内、上の8mCS滝
8mCS滝の基部にアプローチ
2
8mCS滝の基部にアプローチ
8mCS滝の上段の登攀ライン
2
8mCS滝の上段の登攀ライン
5m+7mの2段の滝
5m+7mの2段の滝、上段
2
5m+7mの2段の滝、上段
雪渓の奥に二股が見えてくる
1
雪渓の奥に二股が見えてくる
雪渓は崩れた直後くらいか
1
雪渓は崩れた直後くらいか
快適テンバ
右俣左岸スラブ登攀
右俣左岸スラブ登攀
右俣左岸スラブ登攀
3
右俣左岸スラブ登攀
右俣左岸スラブ登攀
1
右俣左岸スラブ登攀
右俣左岸スラブ登攀
2
右俣左岸スラブ登攀
右俣左岸スラブ登攀
1
右俣左岸スラブ登攀
右俣を見下ろす
40mナメ滝
お助け垂らした滝
お助け垂らした滝
大笠山。初めてかと思ったいたが、昔バイトで来たことがあったらしい
1
大笠山。初めてかと思ったいたが、昔バイトで来たことがあったらしい

感想

急かつ強行スケジュールの大畠谷。ポイントポイントで適度に緊張感があり、景観も良く、いい谷だった。雪渓は崩壊直後くらいでタイミングが良かったが、例年だとまだこの時期は早いのかもしれない。
学生の時くらいのスケジュール感で山に入った1週間。山パワー少し回復。余談だが松本で降ろしてもらい特急あずさに乗るも、大雨で足止めをくらい車内で一晩を過ごした。7時間遅れの始発で家に帰り、ちゃんと出勤した(えらい)。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:120人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 白山 [日帰り]
大笠山
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
ハイキング 北陸 [日帰り]
大笠山 境川ダムから
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら