ニイタカヤマノボレ 〜玉山@台湾
- GPS
- 17:27
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 1,610m
- 下り
- 1,617m
コースタイム
- 山行
- 6:26
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 7:00
天候 | 15日・16日とも快晴 16日の早朝,山頂付近は風強し |
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過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー
嘉義駅⇒阿里山のバスは65歳以上なら身分証提示で割引有り 阿里山⇒東埔山荘は1日2本しかないので注意 翌15日,東埔山荘⇒登山口(塔塔加鞍部)まで,ビジターセンター前から出ているシャトルバス(100元)で移動 このシャトルバスは結構本数があり,なんとかなる 1台の定員は7名 帰りは阿里山⇒嘉義駅のバスがもうなくなっていたので,東埔山荘に相談してプライベートバス(ワゴン車タクシーみたいな感じ)を呼んでもらった。1台1500元 |
コース状況/ 危険箇所等 |
土道・木道・岩場の比率が5:3:2ぐらい。 序盤は土道と木道が交互に現れ,たまーに岩場があるという程度。 山頂付近はけっこう急傾斜の岩場(鎖はある)。 しっかり踏み固められているが基本的に道幅が狭い。また,道の片側が断崖に切れ落ちており,藪で路肩が判然としないこともあるため,その点は注意が必要。同行者はあわや大墜落するところでした。 山頂直下の岩場に関しては,クライムダウンができれば問題ない。 |
その他周辺情報 | ◆阿里山バスステーション 1階にはセブンイレブンがあり,電子レンジや熱湯がもらえる。 2階には阿里山の整備に携わった人物の展示などがあるほか,土産物も数点扱っており,ポストカードなどは店員に頼めば追加料金なしで発送しておいてもらえる。 ◆東埔山荘 有:コンセント,給水機,カップ麺の販売 無:食事提供,その他物販,日本語のわかるスタッフ,トイレットペーパー 炊事スペースでは自前の調理器具も使用可能。 給水器は24時間使用可能で,冷水・温水・熱湯が出る。 寝床は雑魚寝だが布団があり,スペースも広め。両隣とはカーテンで仕切られている。 ◆排雲山荘 有:コンセント,給湯器,日本語のある程度わかるスタッフ,寝袋,食事提供 無:物販全般,トイレットペーパー コンセントはソケットが少なく競争率が高い。 給湯器は深夜および朝〜午後の特定の時間のみ稼働。 寝床は仕切りなしの一般的雑魚寝空間。 寝袋は別料金で400元。厳冬期用らしくやたらと暑い。 食事はブランチもつけてもらえるなど充実しているが,口に合うかは人によりそう。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
食器
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
充電器
パスポート
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
ヘルメット
|
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共同装備 |
ファーストエイドキット
筆記用具
|
感想
雨ふらなくてよかった〜〜〜〜〜!!
出国前の天気予報はけっこうサイトによってまちまちで,台湾の気象署はだいじょうぶだっていうけど,Mountain Forecastでは雷雨の恐れありになってたりして,雷雨は普通に中止したいが…? と思いながら行きましたが
山行中はぜーんぜん,一滴も降ってこなかったので本当に助かった!(前日の夜と下山後は霧雨みたいなのがあった)
実は今回の山行の前に思いっきりタチ悪めの風邪(もしかしたらマイコプラズマかも? 熱出なかったから違うかもだが…)をひいており,移動中も咳と鼻水,のどの痛みがずーっと止まらないのでこれがなかなかしんどかった。
山行日にはかなり落ち着いてきていたので決行したが,やはり肺機能が落ちていたのか,それとも咳(と,厳冬期仕様の寝袋)のせいで排雲山荘でよく寝られなかったせいなのか,過去一しんどい高山病症状に襲われた。といっても軽症で,締め付けられるような頭痛以外に症状は無かったのだが,ダイアモックスを服用しても別に軽減しなかったので「あ〜〜これはつらいやつですね」と思いながら登っていた。
幸いわたしはそれ以上悪化することなく登頂しおおせたが,登山道の脇にしゃがみこんでゲェゲェやっていた人もいた。
台湾の人は非常に親切な人が多かった。
台湾という土地の人柄なのか,それとも台湾人には親日家が多いことによるものなのかはわからない(「日本人だから難しい中国語わからねえ! ごめん!」って言うと途端に態度が軟化した瞬間が割とある)が,いろいろな局面で本当にいろいろな人にお世話になった。
もっともありがたかったのは,下山後,東埔山荘⇒阿里山のバスがなくなっていて途方に暮れていた時に,髪の毛をツーブロックにしたイケメンが声をかけてくれ,東埔山荘の人に掛け合って,プライベートバスの手配をしてくれたことだ。
「お礼になるような品物が何もないんだ。失礼かもしれないが感謝の印です」とお金を渡そうとしたところ,「これは台湾人の心意気。俺は君らを助けようとしただけで,それがうまくいったのなら俺も嬉しい。それだけさ」なんてことを言われて受け取ってもらえなかった。しかしその台詞と,又それをきっぱりと断言する言いかたとがあまりにもかっこよすぎて素直に惚れるかと思った。
自分も,相手の国籍を問わず,だれかが困っていたらこういうふうに自然に親切にできる人間でありたいと思う。
いうほど登山の感想じゃないけどな,これ。
先を越しちゃったな😉
真面目な話山岳会の50周年記念遠征だから尻馬に乗った部分が多大にある。せっかくんならバス使わんでも余裕で行けそうだし日帰りワンチャン?
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