恵那山 神坂峠往復コース 【45座目/100名山】
- GPS
- 06:52
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,171m
- 下り
- 1,171m
コースタイム
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 6:51
天候 | ガス後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
クアリゾート湯舟沢から少し進んだ所から橋を渡る。案内はある。集落までは道は広いが、集落過ぎると離合困難な道が10km以上続く。下山の時間でも3台くらい対向車が居たので、四輪だと大変そう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体を通して泥濘箇所多数、道幅が狭い、ひたすら樹林帯。大雨の翌日だった影響もあるかと思うが、踏み痕もあるのでいつもの可能性が高いと感じた。 ■神坂峠〜千両山〜大判山 登山口からそこそこの勾配を越えていく。路面は土メイン。少し登ると最初のピーク、千両山に着く。個人的な感想としては、この千両山が神坂峠ルート最初にして最大の展望が得られる。樹々が無く360°周囲が見渡せ、これから登る恵那山。中津川市街。南アルプス・富士見台の山並みがとても素晴らしい。 千両山から鳥越峠に向けてそこそこの勾配下り。ピストンする場合は、下山時最後の最後で登り返しとなるので中々キツイ。鳥越峠から大判山は、平坦な道が多いがちょっとしたアップダウンが続く。 ピークなので最後の大判山へは登りになる。ちょっとした笹薮漕ぎに近い状態になっているので、朝一はズブ濡れになるのは覚悟しましょう。陽も射さないし、大雨の翌日だったのでかなり泥濘んでいる所が多かった。 大判山は標識と三角点、ベンチも4つくらいあった。最初の休憩をするのに適地かと思う。下山時もここで休憩を取った。 ■大判山〜恵那山 大判山から少し下って、しばらくは平坦な道が多いがちょっとしたアップダウンが続く。このルートは全体的にアップダウンが多いので、累積標高差の割には疲れるルートかと感じた。 所々で樹々の間から展望が開けるが、基本ずっと樹林帯。2か所程度かな、樹々に遮られない展望が得られる場所がある。ナギ、と呼ばれる崩壊地と中津川市街が一緒に見え、山は御嶽山・乗鞍岳。遠くには白山まで見えるのは中々良い。もう1か所は南アルプスの山並みが見えた。 登りが始まると、ここから恵那山への取り付き。ひたすらの登りとなる。天狗の頭とかの看板が有るが、基本今までから見えてるルートと景色は変わらない。恵那山が近付いてきたかな、ってくらい。 途中から樹林帯に入ると、後は恵那山頂までずっと樹林帯。ひたすら樹林帯。全く展望は無いと言っていい。しかも、山頂の稜線直下はかなりの急登。小石がゴロゴロあって、中々滑りやすく歩きにくい。この後殆ど見返りは無いが、頑張って登りましょう。 前宮ルート分岐からは稜線となるが、稜線・山頂も樹林帯。分岐から恵那山三角点まで小規模なアップダウンを繰り返す。苔むした雰囲気となり悪くはない。が、これなら北八ヶ岳とかなら駐車場から入った瞬間この雰囲気になるので、ここまでの労力を掛けてまで・・・という印象。 神坂峠ルートの場合、恵那山最高点⇒恵那山山頂小屋⇒恵那山三角点の順番で訪れる。 恵那山最高点は小さな標識有り。昔の写真だと、ラミネートされたチープな表示だけだったが、いつからか分からないけど金属製の表示に変わっていた。 恵那山山頂小屋周辺は広くなっており、大休止には最適。ベンチもいくつかあり、新しいベンチも山頂小屋に有る。山頂小屋のは長持ちさせたいので、使用後は戻してください、というお願いが書かれている。トイレも有り。山頂小屋裏手の岩場が、この稜線一番の展望。ただ、今までの南アルプス景色と大きくは変わらない・・・ 雲が無ければ富士山の頭が少し見えるよう。 恵那山三角点に一番立派な標識有り。ベンチも3つくらいあった。展望櫓があるけど、登っても意味無いみたいなので登らなかった。山頂小屋で大休止をしたので、ベンチに場所取りがてらザックをデポして三角点に向かった。 |
その他周辺情報 | クアリゾート湯舟沢で登山後の汗を流した。JAF割で900円。ヌルスベの素晴らしい温泉。とても広い内湯と露天風呂。サウナ・水風呂も有り、水風呂の温度がちょうど好みな温度。2人入ると一杯で少し狭い。露天に整いスペース、イスがそこそこあった。ストレッチも出来るスペース有り。 |
写真
感想
100名山45座目。2024年23座目。
今週末はがっかり100名山で有名な恵那山に登った。一応展望の良いと言われる神坂峠ルートを選んだ。
感想は・・・ その名に恥じぬがっかりっぷりだったwww
まず行程・累積標高差がそれなりにあるにもかかわらず、見返り(景色)が少ない。取り付きの登りから山頂までずっとほぼ景色が無いのは辛いと感じた。それがまた雰囲気の良い、秋なので紅葉豊かな森とかだとまだ良いのだが、紅葉は殆ど感じられないわ、笹薮・泥濘多数のためそこも辛い。
あえて言えば、最初のピークである千両山。ここからの景色は最高。100名山踏破が目的でないなら、ハッキリ言えば千両山にさえ訪れば良い、とさえ思うw 千両山から富士見台までを周遊した方が展望は断然良いはず。
更にあえて言えば、神坂峠ルートの中盤は、ナギの崩壊地と御嶽の景色は中々良い。南アルプスの景色も良かった。ただ、恵那山じゃないと見れないのか?と言われると少々疑問。私は恐らく再訪は無いと思うww
とまぁ、がっかり名所も訪れずに語るのはやはり違うと思うので、是非一度は登ってみて欲しいと思う。一応100名山だしね。その上でどう感じるかは、登山者人それぞれということで良いかな。見る分には目立つし良い山だと思うんですけどね。
今回の山行は、累積標高差は1,100m程度だったのだが、下山時に結構なヒザ痛に襲われた。つい最近では、戸隠山〜高妻山で1,800m標高差の山行もあって、その際も若干の兆候はあったもののここまでの痛みは出なかった。お蔭で下山時の大判山からはかなりペースダウンしてしまった。何が原因かな?と振り返ってみる。
‘暫罎離▲奪廛瀬Ε鵑多い→戸隠の稜線も中々のアップダウン有り。
登りを結構飛ばして歩いた→戸隠山はガスってたので晴れ予報に掛けて、時間稼ぎのためゆっくり登った。
序盤も下りが多かった。序盤は元気なので何も考えずにガシガシ下った→戸隠山は戸隠山まではひたすら登り。稜線のアップダウンもそこまでではない。
づ仍各擦狭く段差も多くて、脚の置き位置に気を配る余裕が無かった→戸隠山はそこそこ広い。
ド當未離織ぅ弔鰺いた→戸隠山はコンプレッションタイツを履いた。
うん、まぁヒザ痛が発症する要素満載かな。個人的には正直コンプレッションタイツの効能に懐疑的なのだが、やはり効果はあるのか?標高差1,000mオーバーをペースを保って行くには、まだアイテムの力を借りないといけないのかもしれない。今度もコンプレッションタイツは履かずに、また似たような標高差でも発症するならこの効能が大きいということだろう。コンプレッションタイツは脱ぎ履きが大変なので、正直あまり使いたくないと思っている。
最後に今回やらかしてしまったことがあるので、自戒の意味も込めて記録に残しておく。
恵那山から下山し温泉に行って、静岡まで戻る。バイクはクルマと違い航続距離が短いので、帰るためには給油が必要だった。なので、帰り中津川ICに入る前に給油した。
給油をして、中津川ICから中央道→東海環状道を経由し、新東名岡崎SAに18:00過ぎ着。さて夕食を取ろうとトップケースを開けたら・・・ なんと財布が見当たらなかった。
思い返してみると、給油の時に財布を出してカードを機械に入れ、財布を給油キャップ置きに置いた気がする。そして戻した記憶が全く無い。瞬時に「あぁ、これはやらかしたな」と悟った。
意外と冷静だったので、すぐGSの電話番号を検索。そしてTELすると、無事に財布が届けられているようだった。まずは一安心。しかし、今岡崎に居る。着払いで送ってもらおうか、も一瞬考えた。スマホの電子決済があるので、少々財布が無くても生活は可能。
普通に考えると、岡崎⇔中津川を高速で往復した場合、高速料金>宅急便料金となるが、今回幸い?ツーリングプランを申し込んでおり、指定区間内高速乗り放題なので、ガソリン代だけの負担となる。中津川の往復は恐らく3時間程度。今18:00過ぎ。夕食を食べても帰宅は23:00には着くだろう。温泉も済ませてるので、後は歯磨きして寝るだけ。GSも何時までやってますか?と聞いたら24時間です、と回答。
よし取りに行こう、と即断した。電話で今から行くことを伝え、腹も減ってるので夕食を食べる。持ってて良かったPayPay w。もう無の心でひたすら高速を走り、中津川のGSに着いたのが20:00過ぎ。無事財布を回収出来た。中身を確認したが、全く何も無くなってなかった。日本ってやっぱり素晴らしいねw
再度中津川から高速に入ってすぐの恵那峡SAで休憩。そして、そこから自宅までノンストップで帰宅した。いつもなら1回休憩を入れるくらいの距離だが、早く帰りたかったので頑張って無心で走った。自宅に着いたのは予想通り23:00前だった。もう何も考えずに歯磨きだけして寝たw いつもなら登山靴を洗ったりウェアを洗濯するけど、そんな気力は残ってなかったww
前日2日(土)は荒れ模様の天気だったので1日ダラダラ過ごしたとは言え、2:30起きで7時間山行してバイクで高速メインとは言え600km走る。ってどれだけ自分を虐めてるんだよwww って1人ツッコミw それで今日11/4普通に仕事に行けたんだから、やはり体力は付いてるな、と実感出来たことだけが嬉しかったww
皆さまも忘れ物には気を付けてくださいw
※とりあえず山行記録アップロード優先で、写真のコメントは後で少しずつ入れようと思います
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する