過酷な超風経験 那須岳
- GPS
- 05:06
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 586m
- 下り
- 580m
コースタイム
- 山行
- 3:00
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 5:00
天候 | 曇りときどき雨 超風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
峠の茶屋駐車場よりスタート 登山ポストもちゃんとあるので確実に記入と投函を! |
コース状況/ 危険箇所等 |
行きは目立った危険箇所はなく 避難小屋に着いたあたりから雲行きが… と共に強風を超え、超風へ!? それにプラスして大雨と濃霧で状況は悪し!! |
その他周辺情報 | 帰り道の途中にある 福島県矢吹町の観音湯へ |
写真
感想
いやー。久々の悪天候登山!
レインスーツの有難さの実感と必要性をしかと体験出来ましたね。
今回は例年の同窓会登山計画だったのですが、
参加者1人ということになったのであえて題名には加えず。
朝5:00起で珍しくも自分が運転で、友人をピックアップしての
マイカー登山でした!
峠の茶屋駐車場に停め、天気の具合を探りつつも一向に良くはならないので
とりあえず危なそうな時はリターンしようと決めていたので
友人と「悪天候でも楽しめる登山」をしようと思いつつ出発!
心の中ではピークで晴れることを祈りながらガシガシと登ります。
初めてだったのですが、岩肌がカッコいい山ですね!
岩肌しか見えなかったというのが事実ですが!(笑)
荒々しい感じが何ともロマンを感じるといいますか!
天候悪い&岩山=屈強! みたいな脳内公式作ってポジティブ思考でしたw
避難小屋までは途中雪道あるものの難なくクリア!
さぁ!いざ朝日岳へ! …ぶおぉぉぉぉぉぉぉおおおおお!!!!
剣ヶ峰超えたあたりでまさかの”超風体験”
上から降りてくる人も大変そうだし、展望悪いというお声も頂き
最初は様子見ようとコーヒーを淹れて岩陰でブレイクタイム。
登ってくる人も降りる人も丁度、岩尾根で身体が晒される場所なのでグラグラ。
今日は単独じゃないし、リスク判断で折り返すことに!
避難小屋まで戻ってきて、とりあえず1座だけでも行きたいという話になって
茶臼岳攻略へ出発!
ガス…ガス…、ってか濃霧過ぎる!
頂上付近で一瞬離れて焦りましたね…視界2mぐらいだったでしょうか
風もガンガン吹いているので、声聞こえるのに見えないという…。
そんな困難も乗り越え!茶臼岳頂上に到着!!
展望はもう予想通り宜しくはないけど、とりあえずは満足!
さて、下山時のアクシデント発生!!
先に降りている人たちがいたのでついて行ったらまさかの道迷い!!??
濃霧恐し!と思いながらも冷静に、地図とGPSとコンパスで現在地特定!
勉強しておいてよかった…。実際は見るほどもないぐらいの外れだったけどね。
コンパスは大事。方向感覚確かめるだけでも絶対必要ですよ!
無事、登山ルートに戻って来たものの「ロープウェイ」の文字…。
うん、こっちじゃない(^○^)苦笑
ってことで、またもや山頂に向けてリターン。
周回路の看板無いのね…。でも戻ったら鎖があったから何とかわかった。
これ晴れてないとわからないね…。気を付けよ!
避難小屋がやっと見えた!っと思ったら今日一の”超風”
なんだか楽しくなっちゃって走って下山したら身体が浮く!浮く!
約1〜2秒浮けていた気がするwww
帰りの道も雨と超風に耐えながらなんとか2人揃って無事下山。
車で山を下りるころには雨は止んでましたかね!
温泉は地元の方の温泉なので割愛。
いやぁー、悪天候!悪天候!でもそれはそれで楽しかったですね!
自然ってこういうもんだよなって感じでした!
無謀にも人はそれに立ち向かう!これぞサバイバル!!!
なんてカッコいいこと言ってるけど、これは命のやり取りなんだなって思いました。
どんなに気を付けていたって、自然の気まぐれ(偶然が重なる事)で
落石があったり、滑落したり、突風に飛ばされたりするんだなって。
天気の良い日には気付けなかった”自然”を肌で実感出来たような気がします。
これは感覚を養う意味でも、今後の悪天候時の対応についてでも
今回の山行は大いに僕のスキルアップに繋がった様に思います。
ちなみに同じ日に登ってた方々、無事に下山しましたか?
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する