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半中 写真一覧へ 青波山頂 写真一覧へ かつての馬坂峠。碑の裏手が半中、青波方面。手前が徳山富士方面。左が徳山、右は根尾。
半中(はんなか)方面。この尾根を辿ると、青波、高層から能郷白山へ。やり残したルートだが、もう無理だろうか。
3年前は無かったような気がする。青波と同じように、ブナの幹に括り付けられた山名板は、藪山の矜持を見せてくれているやうで、とても清々しい。
基本情報
標高 1081m
場所 北緯35度42分10秒, 東経136度31分51秒
カシミール3D
青波は能郷白山より南に派生する尾根上の二等三角点峰(点名:青波)である。
1000m程度の緩やかな稜線上の一つのピークに過ぎず、特に生活に関りも無い為か、能郷地区の方達は山名を付けてはいない様子である。よって、古くから美濃の山の愛好家達が三角点名で指呼していたものが、今では山名として通っている。
山深い地域において、海を連想させる「青波」という名称は、いささか場違い的な感があるが、その由来は定かではない。推測として「続・ぎふ百山」の文中で「山頂付近に昔は池が有り、満々と水をたたえていたからではないか」という趣旨の事が綴られている。
青波も徳山ダムの完成により登山事情が変化してしまった山の一つで、以前は徳山側からよく登られていた(「続・ぎふ百山」のガイドは中津土谷、「奥美濃とその周辺の山130山」は砂利平谷より中津土谷、「美濃のヤブ山50山」は中津土谷より893m尾根と、いずれも徳山側からのものである)。しかしダムの完成後は、上記のルートは利用出来なくなり、能郷谷側の尾根から登られる事が殆どとなった(ただし、当サイトでhermit-crab氏により徳山側よりアプローチされた記録は、現在では徳山側から考えられる唯一のルートと思われ、大変興味深いものである)。
能郷谷からの尾根は、積雪期であれば急峻な箇所のラッセルや踏み抜き、残雪期や無雪期は同箇所のカヤのヤブ(常緑樹で枝が強靭なうえ、葉が尖葉で痛い)漕ぎなど、どのルートも数か所は陰険な場所がある。ただし、稜線に上がれば一変し、積雪期であればどこでも幕営出来そうな穏やかな稜線となる。
山頂

付近の山

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