オドケ山(おどけやま)
群馬県
最終更新:しゃわ倉ちよ子
基本情報
標高 | 1191m |
---|---|
場所 | 北緯36度08分57秒, 東経138度53分53秒 |
御荷鉾三山の一つを為し、南側からの山容は山頂のみちらっとしか見えないが、藤岡市日野から見ると堂々とした目立つ山である。戯けた山名とは裏腹に、火車(カシャ、伝説上
の化け猫の様な妖怪)と姨捨伝説の淋しくも恐ろしい伝説を持つ。山頂には二つの祠があるが、一つは姨捨伝説と関連するものらしい。またオドケ山のどこかに火車の住む「火車穴」という洞窟があり、ここに住む火車は日野村の葬式の野辺送りの際に、雲より手を出して遺体を奪うという伝説があり、現在でも藤岡市日野地区の葬儀の際には、形式的にでもオドケ山の火車に向けて矢を放つ習わしが存在する。山名の由来は、秩父地方で尖った山を「とっけ」と言うのが訛った、日野地区の正午の意味(正午にオドケ山の真上に太陽が位置するので)、「冬至の時には、オドケ山の頂上に夕日が沈むといい、夏には夕方三時ごろ、太陽がオドケ山の上を通るので、野らで働く人々が時計の代わりに見るから「お時計山」という」(「ふじおか ふるさとの伝説」)とか諸説あるが、漢字で書くと「鬼止化山」と明治時代の地図に記載されていることより、この付近に多い鬼伝説と関連があると思われる。
登山ルートは、スーパー林道に駐車して20分程度で登れる。途中で東麓ルートと西麓ルートに別れ、周回ができる。周囲は熊が多く、毎年熊棚が多くみられる。
の化け猫の様な妖怪)と姨捨伝説の淋しくも恐ろしい伝説を持つ。山頂には二つの祠があるが、一つは姨捨伝説と関連するものらしい。またオドケ山のどこかに火車の住む「火車穴」という洞窟があり、ここに住む火車は日野村の葬式の野辺送りの際に、雲より手を出して遺体を奪うという伝説があり、現在でも藤岡市日野地区の葬儀の際には、形式的にでもオドケ山の火車に向けて矢を放つ習わしが存在する。山名の由来は、秩父地方で尖った山を「とっけ」と言うのが訛った、日野地区の正午の意味(正午にオドケ山の真上に太陽が位置するので)、「冬至の時には、オドケ山の頂上に夕日が沈むといい、夏には夕方三時ごろ、太陽がオドケ山の上を通るので、野らで働く人々が時計の代わりに見るから「お時計山」という」(「ふじおか ふるさとの伝説」)とか諸説あるが、漢字で書くと「鬼止化山」と明治時代の地図に記載されていることより、この付近に多い鬼伝説と関連があると思われる。
登山ルートは、スーパー林道に駐車して20分程度で登れる。途中で東麓ルートと西麓ルートに別れ、周回ができる。周囲は熊が多く、毎年熊棚が多くみられる。
山頂 |
---|
付近の山
この場所に関連する本
この場所を通る登山ルート
この場所を通る登山ルートはまだ登録されていません。
「オドケ山」 に関連する記録(最新10件)
赤城・榛名・荒船
04:5128.2km1,443m5
38
2024年11月08日(日帰り)
赤城・榛名・荒船
10:0527.1km2,208m6
124 26
2024年11月08日(日帰り)
赤城・榛名・荒船
05:1315.1km1,470m4
26 22
2024年05月26日(日帰り)