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能満寺古墳(のうまんじこふん)

最終更新:sugegasa
基本情報
場所 北緯35度21分42秒, 東経140度18分18秒
カシミール3D
古墳西側の入口に能満寺の駐車場とトイレがある。
駐車場
トイレ

山の解説 - [出典:Wikipedia]

能満寺古墳(のうまんじこふん)は、千葉県長生郡長南町芝原にある古墳。形状は前方後円墳。千葉県指定史跡に指定されている。
千葉県中部の外房地域、一宮川支流の埴生川・長楽寺川合流地点の西側丘陵上に築造された古墳である。周辺には本古墳のほかに小円墳2基・小方墳2基が分布して古墳群を形成するが、本古墳との関係は明らかでない。1947年(昭和22年)・1995年(平成7年)に発掘調査が実施されている。
墳形は前方後円形で、前方部を西方向に向ける。墳丘の段築は認められず、墳丘外表で葺石・埴輪も認められない。また墳丘周囲の周溝は認められず、後円部裾でのみ浅い落ち込み状遺構が検出されている。埋葬施設は後円部墳頂における木炭槨である。槨主軸を墳丘主軸と平行方向として、長さ7.5メートル・幅2メートルを測る。木棺(非残存)を木炭で覆っており、上面は長楕円形で底面は舟底の形状のような傾斜を設けており、特に「舟形木炭槨」と呼ばれる。槨内からは銅鏡・装身具・武器・農工具等の副葬品が検出されており、槨上からは葬送儀礼に関わると見られる土師器(高坏・器台・底部穿孔壺)が破砕された状態で検出されている。
築造時期は、古墳時代前期の4世紀代(4世紀後半以前、草刈II期(前半)並行)の築造と推定される。房総半島太平洋側の前期古墳としては最古級の古墳であり、後続する北西1.5キロメートルの油殿1号墳(長南町豊原)とともに当該地域の政治情勢を考察するうえで重要視される古墳になる。
古墳域は千葉県指定史跡に指定されている。

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