関東
日本経緯度原点(にほんけいいどげんてん)
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基本情報
標高 | 24.39m |
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場所 | 北緯35度39分29秒, 東経139度44分28秒 |
日本経緯度原点(にほんけいいどげんてん、Japan Geodetic Datum)は、
日本国内の測量の基準点。
東京都港区にある国土交通省狸穴(まみあな)分室の敷地の一角に設置されている。
現用施設である一方で、史跡として港区指定文化財にも指定されている。
日本国内の測量の基準点。
東京都港区にある国土交通省狸穴(まみあな)分室の敷地の一角に設置されている。
現用施設である一方で、史跡として港区指定文化財にも指定されている。
山頂 |
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山の解説 - [出典:Wikipedia]
日本経緯度原点(にほんけいいどげんてん、Japanese origin of longitude and latitude)は、日本国内の測量の基準点。東京都港区麻布台二丁目に位置する。1892年、当時この場所にあった東京天文台の子午環(観測装置の一種)の中心が日本における経緯度の原点として定められた。子午環そのものは1923年の関東大震災で大破し、のちにその跡地に原点を示す金属標が設置された。国土地理院関東地方測量部が管轄する現用施設である一方で、史跡として港区指定文化財にも指定されている。
日本経緯度原点は、1892年(明治25年)に参謀本部陸地測量部によって定められた。当時この場所には帝国大学付属東京天文台(前身は海軍観象台。現在の国立天文台の前身)があり、その子午環(天体が子午線を通過する時の高度角を測定する特殊な望遠鏡)の中心が原点とされたのである。しかし1923年(大正12年)の関東大震災により、東京天文台の子午環は崩壊してしまったため、その跡地に日本経緯度原点を示す金属標が設置された。
日本経緯度原点の経緯度の数値は、日本測地系の基準として約100年にわたり変わらず用いられた(ただし経度は1918年に1度修正された)。2002年に世界測地系が導入されたことにより、「日本経緯度原点」の経緯度は地球重心を原点とする数値に変更された。現在(2019年2月時点)の数値は、2011年の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)後に改訂されたものである。
測量法には「測量の原点は、日本経緯度原点及び日本水準原点とする」(第11条)と規定され、測量法施行令によって日本経緯度原点の経緯度および原点方位角の数値が規定されている。また、国土交通省の告示によって「地心直交座標系における日本経緯度原点の座標値」が定義されている。
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