近畿
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最終更新:うみさま
基本情報
標高 | 390m |
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場所 | 北緯35度07分29秒, 東経135度07分32秒 |
瓶割の名は、丹波の立杭焼を運んだ商人が、この峠の急峻さに転倒し、ここで多く瓶を割ったことからついた異名とのこと。正確には「国領峠(こくりょうとうげ)」と言うらしい(峠北には国領温泉がある)。古代では山陰本道から福知山・宮津に抜ける丹後支路の一つだった。また、室町時代に入ってからは西国三十三箇所巡礼の道としても栄えた。「丹後志」中の記述によれば国領は牛馬通れず、佐仲は牛馬通れるとあり、私も実際に二つの峠に行ってみて、佐仲峠の方が楽だと感じた。だが距離的には瓶割峠を通った方が近いし、国領温泉などもあるから、旅人の多くはこちらを選んだのであろう。上田秋成の旅行記「秋山記」にもこの峠の険しいことが書かれている。
峠 |
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