奥武蔵
稲荷塚古墳(いなりづかこふん)
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基本情報
場所 | 北緯36度02分16秒, 東経139度19分30秒 |
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約20メートルの円墳で、緑泥片岩の割石を小口積みに積み上げた両袖型の美しい横穴式石室を持つ
山の解説 - [出典:Wikipedia]
稲荷塚古墳(いなりづかこふん)は、埼玉県嵐山町にある古墳。現状で径20メートル・高さ3メートルの円墳である。墳丘の南側が崩され、横穴式石室が開口している。この石室は緑泥片岩の割石を小口積みに積み上げた、胴張りのある両袖型横穴式石室で、江戸天明年間(1781年 - 1789年)の時点ですでに開口していた。また昭和初期には人が住んでいたようである。
1961年(昭和36年)10月1日付けで町指定史跡に指定され保存されている。
1989年(平成元年)、史跡整備の一環として、半ば埋没していた玄室前面を発掘したところ、玄室より胴張りの緩やかな前室が発見され、破損部分の修理が行われた。また1990年(平成2年)の発掘調査では周溝と葺き石が確認されている。埴輪などの遺物は確認されていない。
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