八ヶ岳・蓼科
阿弥陀岳北稜(あみだだけほくりょう)
長野県
最終更新:こーた
基本情報
標高 | 2578m |
---|---|
場所 | 北緯35度58分29秒, 東経138度21分40秒 |
冬季阿弥陀岳へのアルパイン入門ルートとしてよく登られている。行者小屋テント場をベースに中岳沢ルートに少し入り右手の尾根に乗る。樹林帯を抜ければ更に右側から支尾根が合わさりジャンクションピーク(JP)。その上部から斜度は40度以上の急な灌木混じりの雪面を登る。初心者がいる場合はここからロープを出して方がよいだろう。急雪面を50mロープで2ピッチ登ると正面に行く手を阻むように第一岩峰が出現。やや左側からアンカーに導かれて登攀し、右上バンド、そして雪面をピオレで登っていく。ピッチグレードは卦蕁椶らい。次の第二岩峰も卦蕁椶らいで直登すればちょっとしたナイフエッヂとなり、そこで登攀は実質終了。なお第一も第二も左側の雪斜面から高巻くこともできる。下山は一番早いのが中岳沢ルートだが、新雪時や雪の接合が悪い時などは過去大規模な雪崩事故も発生しているので、面倒だが中岳・赤岳分岐点まで行き文三郎尾根を下った方がよい。
山頂 |
---|
付近の山
この場所に関連する本
この場所を通る登山ルート
この場所を通る登山ルートはまだ登録されていません。