関東
楊谷寺谷戸横穴群(ようこくじやとおうけつぐん)
神奈川県
最終更新:カンチョン
基本情報
場所 | 北緯35度19分09秒, 東経139度18分48秒 |
---|
山の解説 - [出典:Wikipedia]
楊谷寺谷戸横穴群(ようこくじやとおうけつぐん)、または楊谷寺谷戸横穴墓群(ようこくじやとおうけつぼぐん)・楊谷寺谷横穴墓群は、神奈川県中郡大磯町大磯にある横穴墓群。神奈川県指定史跡に指定されている。神奈川県南部、全国屈指の横穴墓の密集地域として知られる大磯丘陵の東部、高麗山支谷の丘陵南腹に営造された横穴墓群である。4段にわたり27基が確認されている(7基は土の流入で埋没)。1879年(明治12年)・1962年(昭和37年)に調査が実施されている。
本横穴墓群は、平面方形で切妻造家形天井の11号に始まり、次いで四方の長押の上に寄棟造が退化したドーム形天井の5号、さらに退化したアーチ形断面の筒形天井の4・7号などの順の構築と推測される。いずれも盗掘に遭っているため、断片的な副葬品以外は詳らかでない。研究史上著名かつ大磯丘陵では代表的な横穴墓群であるとともに、様々な内部構造の横穴墓から構成されることから、形態の変遷過程の基準としても重要視される遺跡になる。
遺跡域は1966年(昭和41年)に神奈川県指定史跡に指定されている。
付近の山
この場所を通る登山ルート
この場所を通る登山ルートはまだ登録されていません。