ヒンターフィッシャーホルン(Hinter Fiescherhorn)
最終更新:ベルクハイル
基本情報
標高 | 4025m |
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場所 | 北緯46度32分46秒, 東経08度04分03秒 |
ヒンターフィッシャーホルン(”Hinter Fiescherhorn”;4025m)は、スイス中部、ベルナーオーバーラント(“Berner oberland”)山群の一峰である。
この山の名称は、(文献1)(文献3)では、「ヒンターフィッシャーホルン」(”Hinter Fiescherhorn”)と表記しているが、「ヒンテレスフィッシャーホルン」(“Hinterse Fiescherhorn”)とも表記される(文献2)、(文献4)。
隣接するグロースフィッシャーホルン(”Gross Fiescherhorn”;4049m)などとともに、フィッシャーホルン山群(“Fiescherhorn Massif” (英)/“Fiescher horner“ (独))を形成している(文献2)。
この山は、グロースフィッシャーホルンから南東へと続く稜線沿い、約1kmに位置している。その2つの峰の間は、フィッシャーザッテル(“Fiescher sattel”;3923m)と呼ばれるコル状の地形となっている(文献1)、(文献4)。
グロースフィッシャーホルンと同様、この山の南西側には、アレッチ氷河(”Aletsch Glacier”)の支流にあたる、エーヴィッヒシュネーフェルト(“Ewigschnee feld”;「万年雪原」の意味)、と呼ばれる氷河が横たわっている(文献4)。
また、その反対側、フィッシャーホルン山群の北東側には、同じくアレッチ氷河の支流である、フィッシャー氷河(“Fiescher Glacier”)の中流部から源頭部が横たわっている(文献4)。
この山の名称のうち、ヒンター(“Hinter”)とは、ドイツ語で「後ろ(側)」を意味する。
その名の通り、グリンデルワルト側から見ると、手前にグロースフィッシャーホルンがそびえており、この山はその後ろ側に位置することから付けられた名前と思われる。
グリンデルワルト付近からは、手前のグロースフィッシャーホルンの裏手に隠れていまい、その姿は望めない。
ヒンターフィッシャーホルンの初登頂は、(文献3)によると、1885年7月に、E. G. Lammer, A. Lorria による2人パーティにより、達成された(ルート等は記載なし)。
ヒンターフィッシャーホルンへの一般的な登攀ルートについて、(文献1)に基づいて説明する。登攀ルートはグロースフィッシャーホルンと同様に、「エービッヒ シュネーフェルト氷河」(“Ewigschneefeld”)から急な岩稜を登って「フィッシャーザッテル」(“Fiescher sattel”;3923m)へ至り、そこから南東へ1時間ほど稜線たどると山頂につく。
フィッシャーザッテルから山頂までの稜線部の登攀ルートの難易度は、フレンチグレードでPD。
※ 本稿は、「アルプス4000m峰登山ガイド」リヒャルト・ゲーデケ著(吉田 訳)山と渓谷社刊(1997)の「ヒンターフィッシャーホルン」、「グロースフィッシャーホルン」の項(文献1)、
ウイキペディア英語版の、“Hinteres Fiescherhorn”の項(文献2)、
ウイキペディア ドイツ語版の、“Hinter Fiescherhorn”の項(文献3)、及び
スイスの公的なインターネット地形図(Swiss Topo)(文献4)
を参照して記載した。
※ ウイキペディア英語版の、 “Hinteres Fiescherhorn”の項
https://en.wikipedia.org/wiki/Hinteres_Fiescherhorn
※ ウイキペディア ドイツ語版の、“Hinter Fiescherhorn”の項
https://de.wikipedia.org/wiki/Hinter_Fiescherhorn
※ スイスの公的なインターネット地形図(Swiss Topo)のサイト
https://map.geo.admin.ch/
この山の名称は、(文献1)(文献3)では、「ヒンターフィッシャーホルン」(”Hinter Fiescherhorn”)と表記しているが、「ヒンテレスフィッシャーホルン」(“Hinterse Fiescherhorn”)とも表記される(文献2)、(文献4)。
隣接するグロースフィッシャーホルン(”Gross Fiescherhorn”;4049m)などとともに、フィッシャーホルン山群(“Fiescherhorn Massif” (英)/“Fiescher horner“ (独))を形成している(文献2)。
この山は、グロースフィッシャーホルンから南東へと続く稜線沿い、約1kmに位置している。その2つの峰の間は、フィッシャーザッテル(“Fiescher sattel”;3923m)と呼ばれるコル状の地形となっている(文献1)、(文献4)。
グロースフィッシャーホルンと同様、この山の南西側には、アレッチ氷河(”Aletsch Glacier”)の支流にあたる、エーヴィッヒシュネーフェルト(“Ewigschnee feld”;「万年雪原」の意味)、と呼ばれる氷河が横たわっている(文献4)。
また、その反対側、フィッシャーホルン山群の北東側には、同じくアレッチ氷河の支流である、フィッシャー氷河(“Fiescher Glacier”)の中流部から源頭部が横たわっている(文献4)。
この山の名称のうち、ヒンター(“Hinter”)とは、ドイツ語で「後ろ(側)」を意味する。
その名の通り、グリンデルワルト側から見ると、手前にグロースフィッシャーホルンがそびえており、この山はその後ろ側に位置することから付けられた名前と思われる。
グリンデルワルト付近からは、手前のグロースフィッシャーホルンの裏手に隠れていまい、その姿は望めない。
ヒンターフィッシャーホルンの初登頂は、(文献3)によると、1885年7月に、E. G. Lammer, A. Lorria による2人パーティにより、達成された(ルート等は記載なし)。
ヒンターフィッシャーホルンへの一般的な登攀ルートについて、(文献1)に基づいて説明する。登攀ルートはグロースフィッシャーホルンと同様に、「エービッヒ シュネーフェルト氷河」(“Ewigschneefeld”)から急な岩稜を登って「フィッシャーザッテル」(“Fiescher sattel”;3923m)へ至り、そこから南東へ1時間ほど稜線たどると山頂につく。
フィッシャーザッテルから山頂までの稜線部の登攀ルートの難易度は、フレンチグレードでPD。
※ 本稿は、「アルプス4000m峰登山ガイド」リヒャルト・ゲーデケ著(吉田 訳)山と渓谷社刊(1997)の「ヒンターフィッシャーホルン」、「グロースフィッシャーホルン」の項(文献1)、
ウイキペディア英語版の、“Hinteres Fiescherhorn”の項(文献2)、
ウイキペディア ドイツ語版の、“Hinter Fiescherhorn”の項(文献3)、及び
スイスの公的なインターネット地形図(Swiss Topo)(文献4)
を参照して記載した。
※ ウイキペディア英語版の、 “Hinteres Fiescherhorn”の項
https://en.wikipedia.org/wiki/Hinteres_Fiescherhorn
※ ウイキペディア ドイツ語版の、“Hinter Fiescherhorn”の項
https://de.wikipedia.org/wiki/Hinter_Fiescherhorn
※ スイスの公的なインターネット地形図(Swiss Topo)のサイト
https://map.geo.admin.ch/
山頂 |
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付近の山
- [0.7km] グロースフィッシャーホルン(4049m)
- [1.8km] グロースグリュンホルン(4044m)
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- [7km] メッテンベルク(3104m)
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