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基本情報
標高 | 732m |
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場所 | 北緯42度32分38秒, 東経140度50分21秒 |
山頂 |
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山の解説 - [出典:Wikipedia]
有珠山(うすざん)は、北海道・洞爺湖の南に位置する標高737mの活火山。常時観測火山。山頂は有珠郡壮瞥町にあり、山体は虻田郡洞爺湖町、伊達市にまたがっている。支笏洞爺国立公園内にあり、昭和新山とともに「日本の地質百選」に選定され、周辺地域が洞爺湖有珠山ジオパークとして「日本ジオパーク」「世界ジオパーク」に認定されている。「うす」の山名は、アイヌ語のウ?(入江)に由来。この入江とは現在の伊達市有珠町の噴火湾沿岸の入り江のことで、その沿岸にあったコタンも背後にあった山もそれぞれ「ウス」の名で呼ばれるようになった。また渡来した和人が「ウス」の名称を臼型をしたカルデラ式の山容に例え、「臼が嶽」「臼岳」と表記する例もある。
洞爺湖をかたちづくる洞爺カルデラの南麓に生じた二重式の火山である。現在の山体は、直径1.8kmの外輪山を持つ本体火山と側火山(ドンコロ山)、カルデラ内と山麓に形成された複数の溶岩円頂丘(小有珠、大有珠、昭和新山)、潜在円頂丘(西山、金比羅山、西丸山、明治新山(四十三山)、東丸山、オガリ山、有珠新山)によって構成される。
有珠山が形成されたのは約1万5千年 - 2万年前と考えられている。その後、大規模な山体崩壊、その後の長い活動休止期間を経て、1663年(寛文3年)以降、周期的に活発な活動を繰り返している。
1663年(寛文3年)以降の活動はケイ酸(SiO2)を多く含んだ粘性の高いマグマによるもので、噴火前には地殻変動や群発地震を発生し、噴火に伴って溶岩ドームや潜在ドームによる新山を形成するのが特徴となっている。
20世紀の100年間で4度も噴火活動が観測された、世界的に見ても活発な活火山である。
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