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ラウターブルンネン(Lauterbrunnen)

最終更新:ベルクハイル
基本情報
標高 796m
場所 北緯46度35分53秒, 東経07度54分26秒
カシミール3D
ラウターブルンネン(Lauterbrunnen)は、スイス中部、ベルナーオーバーラント(Berner oberland)地域にある、観光拠点、観光地の一つである。

ベルナーオーバーラント地域の拠点のひとつである、インターラーケン(Interlaken)の町から鉄道が通じており、終点にラウターブルンネン駅がある。

ラウターブルンネンは、氷河が作った大きなU字谷である、「ラウターブルンネン渓谷」の中にあり、“ラウターブルンネン“という地名は、鉄道駅がある集落(=観光拠点)の名前として使われることもあるが、ラウターブルンネン渓谷全般の地域名として使われることもある。

この項では、ラウターブルンネン(集落)と共に、ラウターブルンネン渓谷全体についても説明する。
なお以下では混同を避けるため、鉄道駅がある集落を指す場合は、「ラウターブルンネン(集落)」、地域を指す場合は、「ラウターブルンネン渓谷」と記載する。

ラウターブルンネン(集落)は、ラウターブルンネン渓谷一帯の観光拠点となっている。
ここからは、ヴェンゲルンアルプ鉄道(WAB)が通じており、それを使うと、クライネシャイディック(Kleine Scheidegg)や、そこから乗り換えて、ユングフラウヨッホ(Jungfraujoch)へ行くことができる。またクライネシャイディックから鉄道で北側へ下ると、ベルナーオーバーラント地域の最も有名な観光拠点であるグリンデルワルト(Grindelwald)へも行ける(文献1)、(文献2)、(文献4)。
また、ラウターブルンネン(集落)から、渓谷の奥の、ミューレン(Murren)へ、登山鉄道が通じており、ミューレンからはロープウェイを使うと、頂上に展望台があるシルトホルン(Schilthorn;2969m)という山へ上がることもできる(文献1)、(文献4)。

ラウターブルンネン渓谷は氷河が作った典型的なU字谷であり、渓谷自体が観光名所となっている。渓谷の底部は幅が約1kmであり、渓谷の両側は切り立っている。そこには70個もの大小さまざまな滝がある(文献1)、(文献2)、(文献3)。
特に、そこにある、ラウターブルンネンの数々の滝は、観光の目玉となっている(文献1)。
なかでも、シュタウプバッハ滝;Staubbachfall(落差 約300m)、トリュンメルバッハ滝 ; Trummelbachfalle(落差 約300m)、ミューレンバッハ滝 ;Murrenbachfall(落差 約410m)は有名な観光名所である(文献1)、(文献2)。
その他、ラウターブルンネン(集落)には、「ラウターブルンネン郷土博物館」もある(文献1)。

なお、ラウターブルンネン(Lauterbrunnen)という地名の由来であるが、(文献1)では,
“Lauter” はドイツ語由来で、「(音が)大きい」の意味、“brunnen”は、ドイツ語由来で「泉」の意味、と説明されている。
一方、(文献2)では、もともとこの地域は、スイス古来の言語であるロマンシュ語で、"In claro fonte" と呼ばれており、後に、ドイツ語系の言葉に置き換わり、“LauterBunnnen”と呼ばれるようになったと説明している。(文献2)では、“Lauter”の元々の意味として、「明るい」、「クリーンな」、「多くの」など様々な説が紹介されている。“Brunnen”の意味は、(文献2)でも、(文献1)と同様に、「泉」あるいは「春」(英語の“Spring”に対応するドイツ語)としている。


本稿は、
1) スイス政府観光局のホームページ(日本語版)のうち、
  「ラウターブルンネン」の項(文献1)
             (2022年9月 閲覧)
2) ウイキペディア(英語版)の、”Lauterbrunnen” の項(文献2)
            (2022年9月 閲覧)
3) ウイキペディア(日本語版)の「ラウターブルンネン」の項(文献3)
            (2022年9月 閲覧)
4) スイスの公的なインターネット地形図(Swiss Topo) (文献4)

を参照して記載した。


※ スイス政府観光局のホームページのうち、「ラウターブルンネン」の項

https://www.myswitzerland.com/ja/destinations/lauterbrunnen/                     

※ ウイキペディア(英語版)の、”Lauterbrunnen” の項

  https://en.wikipedia.org/wiki/Lauterbrunnen                    

※ ウイキペディア(日本語版)の、「ラウターブルンネン」の項
                   https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%B3

※ スイスの公的なインターネット地形図(Swiss topo)のサイト

https://map.geo.admin.ch/
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山の解説 - [出典:Wikipedia]

ラウターブルンネン(Lauterbrunnen)はスイスのベルン州に属する基礎自治体 ( アインヴォーナー・ゲマインデ ) 。一時、ドイツの文学者ゲーテはこの村のシュタウプバッハの滝(落差300m)の近くに住んで作品を執筆していた。地名は、「音の鳴り響く泉」の意で、この滝から由来したものである。

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