甲信越
国営越後丘陵公園
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最終更新:翔亀
基本情報
場所 | 北緯37度25分38秒, 東経138度44分47秒 |
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山の解説 - [出典:Wikipedia]
国営越後丘陵公園(こくえいえちごきゅうりょうこうえん)は、新潟県長岡市にある国営公園。北陸・新潟地方では唯一の国営公園である。国土交通省北陸地方整備局国営越後丘陵公園事務所が整備、越後公園管理センターが管理を行う。
国営事業の長岡ニュータウンの開発で大規模に開かれた山であったが、交通が不便であったことやバブル崩壊などによりニュータウンが売れず、大部分が残った。そのため救済策としてニュータウンにするための土地の一部を国が都市公園として開発した。
1989年より事業着手、1998年7月30日に29haを開園しか開園していないが、それでも莫大な面積を持つ。完成時には400haと本州日本海側最大規模となる予定である。
園内は遊具や花場がある「健康ゾーン」と、自然豊かな「里山フィールドミュージアム」の二つの大きなエリアに分かれている。
「健康ゾーン」は1998年に開園、2003年に全エリアの120haがオープンしている。大きな芝生スペース「緑の千畳敷」や、遊具エリアやふわふわドーム、芝ソリゲレンデ、水遊び広場などの遊具、「花と緑の館」「暖の館」などの休憩施設、斜行エレベーターのある展望台、バーベキューができる「野外炊飯広場」、音楽噴水があがる「越の池」などがある。また、チューリップやコスモス、アジサイ、雪割草、クリスマスローズなどの四季折々の花も楽しめ、中でも公園を代表する花場である「ながおか香りのばら園」(2023年に「香りのばら園」から改名)は、香りをテーマに作られた世界でも珍しいバラ園で、800品種2400株のばらが植栽されている(2023年現在)。初夏(5月末〜6月)と秋(10月)には毎年「香りのばらまつり」が開催されている。
2019年までは毎年夏季と冬季の2回にわたり、「サマーナイトプレゼンツ」と「ウィンターイルミネーション」と呼ばれるイルミネーションイベントが開催されていた。(2020年以降はイルミネーションの実施なし)
もうひとつのエリアの「里山フィールドミュージアム」は2007年に開園。2023年現在、220haがオープンしている。里山の文化や自然を体験できるこのエリアには、拠点施設である「里山交流館えちごにあん」をはじめ、「古民家」や「越の里山館」、調理体験できる「体験工房かたくり」、田んぼや畑などがあり、定期的に里山体験イベントが開催されている。夏には「カブトムシハウス」も登場する。また、2018年に「あそびの里」40haが開園した。「草原の家」や、新潟県初となる公認パークゴルフコースなどがある。
土日祝日にはふたつのエリアをつなぐ園内バスが運行している。
冬季(12〜3月)は公園の入園料・駐車料が無料になる。なお、冬季は里山フィールドミュージアムは閉鎖となる。健康ゾーンも一部施設が休止する。
降雪期の1〜2月には長さ150mのソリゲレンデや、クロスカントリースキー、スノーシューのコースが整備され、用具の貸し出しも行われる。
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