猫魔ヶ岳(ねこまがたけ)
福島県
最終更新:Raccoon-dog
基本情報
標高 | 1403.6m |
---|---|
場所 | 北緯37度36分41秒, 東経140度01分43秒 |
山頂 | |
---|---|
展望ポイント | 磐梯山 雄国沼 猪苗代湖 |
山の解説 - [出典:Wikipedia]
猫魔ヶ岳(ねこまがだけ)は、本州東部の奥羽山脈の南端付近に位置する、標高1403.6 mの山である。猫魔火山の活動の影響で形成されたカルデラの外輪山の一部を成している。福島県の北部に属し、山頂は耶麻郡磐梯町と北塩原村の行政境界に当たる。猫魔ヶ岳は磐梯山の西に位置する。猫魔ヶ岳の西北西に雄国沼が存在する。雄国沼の場所は猫魔火山の噴火の影響で形成された直径2 km程の雄国沼カルデラの底部である。そして、このカルデラの外輪山に存在する一峰が、猫魔ヶ岳である。猫魔火山は安山岩質で、100万から40万年前の火山活動により形成された。50万年前にカルデラを形成する古猫魔火山の北東方向への山体崩壊が発生し、その後の新猫魔火山の成長により、猫魔ヶ岳峰が形成された。
この山の名の由来には、幾つかの説が存在する。昔化け猫が住み付いて人を食べていたという伝説によるという説、あるいは、食料をネズミに食い荒らされて困っていた慧日寺の僧がネズミ退治のため猫王を山に祀ったためなどの説である。それらの伝承に関連するのか、山頂の西側ピークには「猫石」と呼ばれる大きな岩が有る。また、猫魔ヶ岳は、かつては慧日寺から磐梯山あるいは吾妻山へ行く修験道の経路であり、多くの修験者に登られていた。なお、現在、山の南側はアルツ磐梯スキー場、北側は裏磐梯猫魔スキー場として利用されている。
付近の山
この場所に関連する本
この場所を通る登山ルート
この場所を通る登山ルートはまだ登録されていません。
「猫魔ヶ岳」 に関連する記録(最新10件)
磐梯・吾妻・安達太良
03:4512.8km1,129m3
50 7
2024年11月03日(日帰り)