朝日・出羽三山
湯殿山神社本宮(ゆどのさんじんじゃ)
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アクセス |
※夜間は入口ゲート閉鎖、冬季閉鎖(11月上旬〜4月下旬) ◎マイカー:山形道 月山ICより約20分、または山形道 湯殿山ICより約20分(※湯殿山有料道路を経由) 【駐車場】仙人沢駐車場:約150台(現在地からのルート) 仙人沢駐車場より湯殿山神社本宮まで徒歩約30分、または本宮参拝バスに乗車 庄内交通_湯殿山有料道路 現在地からのルート |
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基本情報
場所 | 北緯38度32分29秒, 東経139度59分11秒 |
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登山口 | 月光坂を経て月山へ |
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水場 | |
お風呂 |
山の解説 - [出典:Wikipedia]
湯殿山神社(ゆどのさんじんじゃ)は、山形県鶴岡市田麦俣の湯殿山山腹に鎮座する神社。旧社格は国幣小社、現在は別表神社。湯殿山神社は、山形県庄内地方にひろがる出羽三山(月山・羽黒山・湯殿山)のうちの、湯殿山の中腹にある。湯殿山は月山に連なるものであり、湯殿山神社は、月山から尾根を西に8km下りた地点にあり、また、月山より流れる梵字川沿いにある。古来から修験道を中心とした山岳信仰の場として、現在も多くの修験者、参拝者を集めている。
湯殿山神社は、本殿や社殿がない点に大きな特徴があるが、もともと湯殿山は山岳信仰の対象であり、山自体に神が鎮まるものとして、人工的な信仰の場をつくることは禁じられてきたという。
明治以前、三山において神仏習合の信仰が盛んだったころ、羽黒山は観音菩薩(現在)、月山は阿弥陀如来(過去)、そして、当時三山のうちに含まれていた葉山や薬師岳は薬師如来(未来)とされた。一方、湯殿山は「三山」というよりもそれらを超えた別格のものとして、大日如来とされていた。
こうして、出羽三山においては、観音菩薩・阿弥陀如来・薬師如来の導きにより現在・過去・未来の三関を乗り越え、大日如来の境地に至って、即身成仏を達成するという「三関三渡」の修行が行われることとなった。江戸時代、これらは講と呼ばれ、出羽国をはじめとして新潟や関東からも参拝に訪れ、講中が参拝を記念して供養塔(湯殿山碑)を建立した。
古来、湯殿山については一切口外しない「問わず語らず」が慣わしとされ、現在も御神体などの写真は厳禁とされる。元禄2年6月(1689年7月)に、月山に登り、湯殿山を訪れた俳聖 松尾芭蕉も、「語られぬ 湯殿にぬらす 袂かな」の句を残した。また、湯殿山神社の本宮では、参拝の際に裸足になり、祓を受けなければならず、俗世と隔離された神域として認識されていることがうかがわれる。
近代社格制度においては、昭和7年8月31日に国幣小社へ列格した。戦後は神社本庁の別表神社に指定されている。
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