地下足袋は地面を踏みしめ気持ちがいい
地下足袋で山を歩くと、とても気持ちがよいです。薄い底からは、山のごつごつやふわふわがじんじんと伝わり、山を裸足で歩くのに近い感激を味わえます。柔らかい土の上を踏みしめて歩くときの感激は、靴をはいてはわかりません。山と身体との間に挟まる余計な媒介物を一つずつ省いて行くことが、天然世界をぴたりと感じる近道です。道具に頼らず、体術を洗練させたい志向の人に、強くお勧めします。つい数十年前まで、すべての人は堅い靴など履かずに日本の山を歩き回っていた事を思い起こしてください。変わってしまったのは人の心の持ちようだけです。
イグルスキー米山
地下足袋の良いところ
●軽いし、かさばらない
地下タビほど軽い靴はありません。足取りも軽く自由な感覚で歩けます。それに軽いから用途別に何足も持てます。沢用にフェルト地下足袋、下山夏道用にスパイク地下足袋、天場リラックス用にタビ靴、全部足してもトレッキングシューズ分の目方くらいでは?
●足が疲れない
地下足袋の底は薄いので、地面の凹凸を直接感じ、一日中ツボを押し続けますから、いくらでも疲れず歩けます。人間のツボの多くが足裏に集まっていることの意味を、改めて思い知ります。
●歩くのがうまくなる
地下足袋は底も薄いし、指先もただのゴムですから、不用意にぶつけたり、尖った石に足を置いたら、痛いです。だから、足の置き場を瞬時に察し、抜き足差し足で歩を進めるようになるので、歩くのが上手になります。厚い靴底、丈夫な登山靴に守られてだらだら歩くやりかた(米軍風)とは違い、武術家のように体術として器用になります。道具に頼るより、一生モノの技だと思います。だらだら歩いていいような油断靴を履いているから、思わぬところで怪我をするのではないでしょうか。
●格好いい
なんといっても格好いい。スッスッと足を運ぶ様はまるで忍者。海外で使えば、忍者シューズ、グレートと、大人気です。売ってくれないか?と頼まれる事もしばしばです。
●安い
立派なトレッキングシューズと比べれば、その価格の安さよ。底が擦り切れ、生地が破れるまでにどれだけの山に登れるか。
●濡れたり汚れたりで困る事無し
地下足袋は水中、泥沼どこでも無敵です。脚絆と併用すれば足首に砂が入る事もありません。乾かす必要もないので脱いで放っておけば良いのです。
●泳ぎに強い
ゴルジュ突破の際、シューズ型のフェルト靴で泳ぐより、地下足袋は足の形に近く、足の甲が平たいので、推進力が全く違います。
地下タビほど軽い靴はありません。足取りも軽く自由な感覚で歩けます。それに軽いから用途別に何足も持てます。沢用にフェルト地下足袋、下山夏道用にスパイク地下足袋、天場リラックス用にタビ靴、全部足してもトレッキングシューズ分の目方くらいでは?
●足が疲れない
地下足袋の底は薄いので、地面の凹凸を直接感じ、一日中ツボを押し続けますから、いくらでも疲れず歩けます。人間のツボの多くが足裏に集まっていることの意味を、改めて思い知ります。
●歩くのがうまくなる
地下足袋は底も薄いし、指先もただのゴムですから、不用意にぶつけたり、尖った石に足を置いたら、痛いです。だから、足の置き場を瞬時に察し、抜き足差し足で歩を進めるようになるので、歩くのが上手になります。厚い靴底、丈夫な登山靴に守られてだらだら歩くやりかた(米軍風)とは違い、武術家のように体術として器用になります。道具に頼るより、一生モノの技だと思います。だらだら歩いていいような油断靴を履いているから、思わぬところで怪我をするのではないでしょうか。
●格好いい
なんといっても格好いい。スッスッと足を運ぶ様はまるで忍者。海外で使えば、忍者シューズ、グレートと、大人気です。売ってくれないか?と頼まれる事もしばしばです。
●安い
立派なトレッキングシューズと比べれば、その価格の安さよ。底が擦り切れ、生地が破れるまでにどれだけの山に登れるか。
●濡れたり汚れたりで困る事無し
地下足袋は水中、泥沼どこでも無敵です。脚絆と併用すれば足首に砂が入る事もありません。乾かす必要もないので脱いで放っておけば良いのです。
●泳ぎに強い
ゴルジュ突破の際、シューズ型のフェルト靴で泳ぐより、地下足袋は足の形に近く、足の甲が平たいので、推進力が全く違います。
地下足袋の欠点
●慣れないうちは石につまずいて、尖った石を踏んで、痛い思いもします。つまり、初心者に優しくない。昔の道具はたいていそうです。しかし、そうして歩きの技術を学ぶのです。鍛錬無くして体術は身に付きません。そこで完全装甲絨毯爆撃の米軍式の道具に依存すれば、それまでです。
●また、足指の形によっては、いつまでも慣れず、足先が痛いという事もあります。私の場合、足は第二指が第一指よりも長いため、下りではいつも指先を痛めてしまいますから、テーピングで保護しています。でもそれを差し引いても地下足袋登山の快楽さを損なう物ではありません。
●積雪ある山では、冷たくて駄目です。思うに登山靴やトレッキングシューズは、雪のあるルートを登るための靴で、それ以外は全く要らないのではないか??と思います。
●また、足指の形によっては、いつまでも慣れず、足先が痛いという事もあります。私の場合、足は第二指が第一指よりも長いため、下りではいつも指先を痛めてしまいますから、テーピングで保護しています。でもそれを差し引いても地下足袋登山の快楽さを損なう物ではありません。
●積雪ある山では、冷たくて駄目です。思うに登山靴やトレッキングシューズは、雪のあるルートを登るための靴で、それ以外は全く要らないのではないか??と思います。
沢用フェルト地下足袋(フェルヂカ)
なんかすごく高くなってます。3500円!
沢登り用に最適なフェルト底の地下足袋を、生産中止の危機から復活させたプロジェクトチーム
スパイク地下足袋
タビ靴
付属品 脚絆と先割れネオプレン靴下
ワークマンではこんなに高くないです。しかし店に依ってあったりなかったり。青森にはなくて八戸にはありました。参考まで。
手作りわらじサイト紹介
ノーマルあるいはスパヂカに、わらじを着けて登れば、替え地下足袋要らずなので、こちらも試す価値あり?。ワラのわらじは買うと高いし、直ぐ切れるのでこの化繊わらじは良いです。
わらじの自作方法
裸足で登る人もいます。
ヌシヌシさんは裸足で登る人です。地下足袋さえ抜き。皮膚と天然世界を密着させる域です。
ヤマレコで地下足袋研究といえば
甚左衛門さんが日記で地下足袋関連の研究をしています。
地下足袋音頭シリーズ
地下足袋音頭シリーズ
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
イグルスキー米山さんの記事一覧
- 事故で動けなくなった人を運ぶ方法 331 更新日:2015年03月21日
- ザックを背負う時、背負いひもの長さを変える習慣 116 更新日:2014年03月30日
- こすれ穴開きの修理には木工ボンドです 110 更新日:2014年02月20日
※この記事はヤマレコの「ヤマノート」機能を利用して作られています。
どなたでも、山に関する知識や技術などのノウハウを簡単に残して共有できます。
ぜひご協力ください!
昨日、スパイク足袋&先割れネオプレンで、
山梨の倉岳山&高畑山を登ってきました。
雪が残っていました。
足袋登山は初めてでした。
結果は…
快適!!快適すぎました!!
なにより軽い!足が重くならない!
フリクションもバッチリ!
欠点は、
・休憩時間はだんだんと足が冷たくなること。
(まぁ、雪ありましたらかね)
・渡捗で濡れると辛い。
・2足ぐらい持って行って、
濡れたら、履き替えるってのが快適で良さそうですね。
・登山靴+軽アイゼンより、
スパイク足袋&ネオプレン先割れソックス×2セットの方が、
良い気がしました。
・山足袋歩き、嵌りそうです。
GORE-TEXの足袋欲しいなー。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する