手作りハンマーホルスター-ヤマレコ

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更新日：2021年06月05日　訪問者数：1606

手作りハンマーホルスター

時間ができたので、最近購入したハンマーをハーネスにつけるためのハンマーホルスターを作ってみました。購入してもそれほど高いものではないのですが、なんとなく自分でも作れそうな気がしたのが理由。山に行きにくいこの時期に、Let's Make Your Own Gear。

■材料購入
近所の大型手芸用品店のカバン用テープ売り場を物色。トートバックの手に使うようなカワイイテープが多数並んでいるところから、ナイロン製のものを選択(コットンのものも多い)。最初は全体をそれだけで作ることも考えたが、幅が広すぎるので、ハーネスに着ける部分は25mmのナイロンテープを別途購入することにした。バックルは、付け外しが簡単なタイプは重量が重くなってしまうし、山行中に何度も付け外しするものでもないので、シンプルなものを選択。バックルは2個入り、黒ナイロンテープも1mが最低単位だったので、1個作るのに必要な実質費用は300円程度だった。

■仮縫い
ホルスター部分の太さがポイントだと思ったので、仮縫いをしてハンマーを入れてぶら下げ、様子を見てみることにした。細すぎると柄の部分が引っかかり、太すぎると落ち着かない。結局、外径16cmが適切、あわせは35mm程度にした。ホルスター部分は1重だと弱かったので、黒テープを重ねて強度を出すことにした。
テープを適切な長さにカットし、台所のコンロで端を炙ってほつれ止めを施す。

■縫製
まずは飾りテープと黒テープを重ねて本返し縫いで縫う。ホルスターの最終的な形にあわせて少し丸みをつけながら縫うことがポイント。黒テープの上下をそれぞれ縫った。
次にハーネス接続用のテープを縫う。バックルをテープに入れ、ホルスター部分の重なり部分にテープをはさみ、全体をまとめて縫い合わせる。つまり、6重に生地が重なってるので、非常に硬い。針を抜くのが一苦労なので、ラジオペンチを用意したほうがいい。これも本返し縫いで、四角く縫い合わせた。

■仕上げ
ハーネスの一番太いところにつけたとしても十分余裕がある長さにテープをカット、コンロでほつれ止め。ここでホルスター部分のほつれ止めが十分でないのが分かったので、瞬間接着剤でほつれを封じ込める。

というわけで、そこそこ時間はかかりましたが、市販品とあまり変わらない強度のものができた気がします。まだ実戦で使ってないので、使い心地は分からないですが・・・
早く利用できる状況になるのが待ち遠しいです。