スリングに最適か？　新しい　スルーイン Reever knot （仮称）-ヤマレコ

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更新日：2020年09月03日　訪問者数：2353

クライミング／沢登り技術・知識

スリングに最適か？　新しい　スルーイン Reever knot （仮称）

makobe

◎　簡単に結べて、使いやすく、簡単にほどけるロープスリング。

・　先週思い付いた、反対側のロープを reever knot の結びの中を貫通させたバージョンを、繰り返しテストした結果、スリングとしてはいいことづくめでした。

・　支点とクイックドロー

（　このイラストを描いていて、スルーインのアイデアが浮かんだ。）右端。

・　結び方

（　ベースの　Reever knot を覚えてから　）　

・　ベースになる Reever knot の結び方のイラスト。　

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Overturns conventional wisdom of ropework,most Reliable Reever Knot(tie on hands). since 1928 in a paper by CEI Wright and JE Magowan in Alpine Journal volum...

・　実際に結んだ Throughin reever knot 。　

＜　実際に結んだ Throughin reever knot　＞

・　上の赤いスリングは結びを中間に置いた場合。

・　下の黄色いスリングは、結びを端に寄せて、反対側の端をアメリカンプルージックで固定したもの、単純な輪になったスリングよりも見た目すっきりしている。

◎　テストを繰り返した結果

・　結ぶときは、折り返しのラインが通るので、ちょっとややこしいが、慣れれば通常のReever knot と同じ感覚で結べるようになる。

・　スリングとしての使い勝手は良い。
（　見た目スリムで、結び目を端によせて固定できる。）

・　強度は、前のノートに　「　Reever knot と比べて遜色ない　」　と書きましたが、結びの断面構造から想像してみると、遜色ないどころかより強い気がしています。
（　実際の強度テストはこれから　）

・　ロープスリングで作るクイックドローや支点構築で、Throughin reever knot を中央に配置して、両端をそれぞれアメリカンプルージックで固定すると、強度アップかつリスク低減できると思われる。

・　一番の特徴が、簡単に解けること。
（　結び目全体を左手で上からにぎりこんで、通したラインを引くと解けます。）

◎　スルーイン Reever knot のイラスト作りましたが…　わかりにくいかもしれません。